著者
川中子 弘
出版者
早稲田商学同攻會
雑誌
文化論集 (ISSN:09184589)
巻号頁・発行日
no.25, pp.628-412, 2004-09

論文
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1481, pp.28-30, 2009-03-09

レンゴーの大坪清社長は眼前に映る産業界の風景に違和感を覚えている。理由は2つ。第1は、業績悪化を理由として、我先にと人員削減に乗り出している大手企業の振る舞いだ。1年前まで好業績を謳歌してきたトヨタ自動車やキヤノンなども大幅な雇用調整を始めた。「ほかの企業も流れに乗っかり、雇用に手をつけている。一種の流行になっているのはいかがなものか」。
著者
早川 浩
出版者
九州大学
雑誌
特定領域研究(C)
巻号頁・発行日
2001

酸化RNA(8oxoguanine-RNA)に特異的に、且つ強固に結合する蛋白を大腸菌およびマウス脳抽出液中に検出し、大腸菌についてはそのうちの1つがPolynucleotide phosphorylase(PNP蛋白)であることを同定、報告した。(Biochemistry 40,9977-9982 2001)。この遺伝子を欠損した変異株は、酸化ストレスを引き起こすパラコートに対して耐性となるが、遺伝子を導入すると感受性は元のレベルに回復した。このpnp遺伝子にホモロジーをもつ配列が、ESTデーターベース上に多数登録されていることが判ったので、pnp遺伝子情報を元に仮想配列を想定し、目的とするcDNAを決定し、そのDNAを入手した入手したものについて実際にDNA配列を決定したところ、ほぼ予想した配列に該当した。このcDNAからコードされると期待される蛋白の一次配列は大腸菌PNP蛋白と全域にわたってホモロジーがあった。これとは別に、直接結合活性を指標にヒト蛋白を生化学的に検索したところ、1ヶの蛋白を同定することができた。これは既知蛋白であるが、新たな結合活性を有することが明らかになった。
著者
土屋 雄一郎
出版者
環境社会学会
雑誌
環境社会学研究
巻号頁・発行日
no.5, pp.196-209, 1999-11-20

産業廃棄物処分場の建設は、地元土地関係者と事業主体との交渉によって決められてしまう。意思決定過程において地域住民はこの問題から排除されており、自らの意向を反映させるための制度的な回路を持ちあわせていない。産業廃棄物処分場建設をめぐる紛争において問われていることは、地域住民の代表性の問題であるといえる。社会環境アセスメントは、意思決定において疎外された地域住民の意向を反映するために実施され、処分場計画をめぐる従来の合意形成のあり方に変更を迫った。それは、住民の生活について検討する視点を採り入れることで、利害関係の枠組みを地元と県事業団との関係から、村政と県政との関係へと転換することであった。一方、住民は紛争に巻き込まれた地域社会のなかで、自らの立場を安定した状態に保つため、積極的な態度の表明を一時的に預ける社会的単位として社会環境アセスを受け入れていく。村は交渉における主導権をある一面において握り、村政にとっての必要性をみたす政策的配慮を獲得する。しかしそれは、社会環境アセスに預けられた住民の主体性が、次第に追い込まれていく変容過程であった。住民の主体性は失われ、「意思表示の空白」が発生することになる。このことは、地域住民のみならず村にとっても意図せざる結果であった。
著者
高戸毅 [ほか] 編
出版者
朝倉書店
巻号頁・発行日
2008
出版者
近八郎右衛門
巻号頁・発行日
vol.4 女郎花, 1886
著者
齊藤 剛史 小西 亮介
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D, 情報・システム (ISSN:18804535)
巻号頁・発行日
vol.90, no.4, pp.1105-1114, 2007-04-01
被引用文献数
42

本論文では視覚情報を利用して人間の発話内容を理解する,いわゆる読唇において高認識率が得られるトラジェクトリ特徴量を提案する.トラジェクトリ特徴量は,口唇領域または口内領域より計測できる面積とアスペクト比の二つの特徴量をもとに,発話により生じる2特徴量の時間的変化を口形の軌道として表現される.認識はトラジェクトリ特徴量に二次元DPマッチングを適用する.(1)車椅子制御用10単語と(2)数字10単語の動画像において,これまで提案されている特徴量とトラジェクトリ特徴量の比較実験を行った結果,従来特徴量で最も高い認識率は(1)92.5%,(2)72.0%であったのに対し,トラジェクトリ特徴量は(1)99.5%,(2)83.5%の高認識率を得た.また処理速度,発話速度を考慮して擬似的にフレームレートを変更して比較実験を行った結果,従来の特徴量で最も高い認識率は69.5%であるのに対し,トラジェクトリ特徴量では98.0%と高い認識率であった.これより,トラジェクトリ特徴量は発話速度に対してロバストであり,かつ高い認識精度を有することを確認した.
著者
滝沢 優子
出版者
古代学協会
雑誌
古代文化 (ISSN:00459232)
巻号頁・発行日
vol.57, no.11, pp.583-589, 2005-11
著者
谷口 伸行
出版者
東京大学生産技術研究所
雑誌
生産研究 (ISSN:0037105X)
巻号頁・発行日
vol.48, no.2, pp.82-87, 1996-02

特集 乱流の数値シミュレーション(NST)その12
著者
西川 龍也 藤井 輝明
出版者
福山市立大学
雑誌
福山市立女子短期大学研究教育公開センター年報 (ISSN:13485113)
巻号頁・発行日
vol.2, pp.43-48, 2005

This paper describes outline of the urbanizing process of modern Fukuyama. Fukuyama was born as a castle town at the beginning of the Edo era, but went to ruin by the decline of samurai class from the Meiji Restoration. By the construction of a network of railroads and the invitation of the regiment, vitality of Fukuyama had been regained gradually. At the bombsite by the Second World War the city authorities had widened the streets using land readjustment, and intend to make up CBD in the old castle town. In the 1960s the large-scale steel plant was developed at the seaside area. For the workers the residential area had been developed at the hilltop adjoining the factory. Factories, residences, and stores had sprawled anarchically over the alluvial plain between the old castle town and the hilltop residential area. Because there was land readjustment area and was convenient for the inhabitants living on hilltop to use the cars. Now the sprawled area has become the most vital part of the city. And the old CBD has been afflicted by inner-city problems.
著者
西川 龍也 藤井 輝明
出版者
福山市立大学
雑誌
福山市立女子短期大学研究教育公開センター年報 (ISSN:13485113)
巻号頁・発行日
vol.3, pp.69-74, 2006

This paper describes the changing process of modern Fukuyama townscape, using field surveys and computer graphics. In the Edo era, the castle town of Fukuyama had clear plan of townscape. But after the Meiji Restoration, the town went to ruin. The citizen saved the pavilions of the castle, but they made reclaimed land from the moat of castle and the canal for the city development at that time. After the Second World War the city authorities widened the streets using land readjustment at the bombsite. And the elevated railroad of the Shinkansen rose between the city area and the castle in the mid-1970s. Recently high-rise buildings, such as apartments and a hotel, rose near the castle. In order to create a beautiful townscape of Fukuyama, We should remember once city planning again.