著者
大原 美保 目黒 公郎 田中 淳
出版者
東京大学生産技術研究所
雑誌
生産研究 (ISSN:0037105X)
巻号頁・発行日
vol.63, no.6, pp.811-816, 2011 (Released:2011-12-27)
参考文献数
4

2011年3月11日14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震後, 相次ぐ余震活動により緊急地震速報が多数発表され, 住民が速報を見聞きする機会が増えた.本研究では本地震前後での緊急地震速報に対する住民意識の変化について, (1)緊急地震速報の認知度, (2)空振りに対する意識, (3)速報の聞き取り状況, (4)速報を見聞きした場合の対応行動, (5)速報への評価という5つの観点から分析した.この結果, 東日本大震災後, 緊急地震速報の認知度や速報を瞬時に理解する認識力は飛躍的に向上したことがわかった.また, 地震前から緊急地震速報の技術的課題を認識していた場合には空振りへの許容度が高くなった.[本要旨はPDFには含まれない]
著者
坂本 靜生 宮尾 陽子 田島 譲二
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-情報処理 (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.76, no.8, pp.1796-1804, 1993-08-25
参考文献数
12
被引用文献数
20

顔画像から目の構造特徴を検出する新しいアルゴリズムを提案する.従来のエッジベースの手法では,ノイズや経年変化に弱く,特に目尻点の検出において満足な結果を得ることが困難であった.そこで,より多くの画像特徴を利用するために,新しくエッジと領域を検出する画像解析方法を提案する.本方法により得られる画像特徴と,手入力により抽出した目構造とを比較することにより,ノイズや経年変化に強い目構造を新しく定義し直す.目の部分画像から目構造を自動抽出する,論理演算を主体としたシンプルな構成をもつ,パラメータの少ないアルゴリズムを提案し,日本人成人男子100名の右目部分画像に適用した.その結果,従来手法では検出することが困難であった画像に対しても良い結果を得ることができた.
著者
Shai HARAN Nobushige KUROKAWA Masato WAKAYAMA
出版者
九州大学大学院数理学研究院
雑誌
Kyushu Journal of Mathematics (ISSN:13406116)
巻号頁・発行日
vol.61, no.2, pp.551-563, 2007 (Released:2008-01-22)
参考文献数
6
被引用文献数
1 2

This note studies a q-analogue of Mellin's transform of a modular form via Jackson's integral.
出版者
峡西電力
巻号頁・発行日
1935
著者
吉田 豊
出版者
大和文華館
雑誌
大和文華 (ISSN:05134846)
巻号頁・発行日
no.121, pp.3-34, 2010-03