著者
守屋 進 大澤 隆英 渡辺 健児 中野 正 永井 昌憲 多記 徹 金井 浩一
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集E (ISSN:18806066)
巻号頁・発行日
vol.62, no.4, pp.790-797, 2006 (Released:2006-11-20)
参考文献数
9
被引用文献数
1

本報告は,ISO/TC156に採択された国際共同暴露試験地の1つである駿河湾大井川沖に設置された海洋技術総合研究施設において実施された重防食塗装系の海上暴露試験結果である.下塗りに厚膜形ジンクリッチペイントを用い,上塗にふっ素樹脂塗料を用いた重防食塗装系は海上暴露という厳しい腐食環境下でも20年を経過しても良好な防錆性と耐侯性を有することが確認できた.一方,重防食塗装系でもエッジ部でさびが発生しているものがあり,エッジ部の防錆対策が重要であることが認識された.
著者
波多 英寛 日南川 英明 平山 寛 花田 俊也 藤原 和人 廣江 哲幸
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
スペース・エンジニアリング・コンファレンス講演論文集 : Space Engineering Conference (ISSN:09189238)
巻号頁・発行日
vol.2009, no.18, pp.107-110, 2010-01-28

This study was bursting test of lithium-ion battery using small satellite by overcharge. As a result, the lithium-ion battery exploded by overcharge and confirmed that a flame occurred. The temperature at the time of the bursting was measured, and it was around 150 degrees Celsius. As for the collection fragments, it was measured dimensions, and the distribution of the collection fragments was provided.
著者
Reboul Julien Furukawa Shuhei Horike Nao Tsotsalas Manuel Hirai Kenji Uehara Hiromitsu Kondo Mio Louvain Nicolas Sakata Osami Kitagawa Susumu
出版者
Nature Publishing Group
雑誌
Nature materials (ISSN:14761122)
巻号頁・発行日
vol.11, no.8, pp.717-723, 2012-06-24
被引用文献数
352 26

化石化を逆転させ、多孔性メゾ構造体の形をデザイン : 高速分離でバイオエタノール精製などの効率化へ.京都大学プレスリリース.2012-06-25.
著者
藤原利治
雑誌
小児科
巻号頁・発行日
vol.35, pp.1139-1143, 1994
被引用文献数
2
著者
大門 信也
出版者
環境社会学会
雑誌
環境社会学研究
巻号頁・発行日
vol.14, pp.155-169, 2008

<p>本稿の目的は責任実践の観点から,近隣騒音の被害を訴えることの意味について考察し,この問題への適切な制度的対処のあり方を探ることにある。この目的のために「騒音被害者の会」に関する文献資料および聞き取り調査のデータを分析したところ,1970年以降,この会が個々の会員の解決へ取り組みを支援してきたことがわかった。とりわけ騒音被害者の会は,会員たちが粘り強く相手に責任を問い,応答を求め続けることを促してきた。こうした活動は,〈問責-答責関係〉を構築する努力として理解できる。このような実践において「責任」は,何か負担すべき実体や誰かへの配慮としてのみならず,責任を問いそれに答える人々の関係および過程としての特徴を色濃く有していると理解できる。このような考察にもとづき筆者は,近隣騒音問題に対処するためには,〈問責-答責関係〉を維持するという観点のもとに行政制度を再吟味する必要があると提言する。また〈問責-答責関係〉の視座が,環境社会学にとって重要な規範理論的枠組みであることを指摘する。</p>
著者
森本 泰貴 藤本 典幸 萩原 兼一
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告バイオ情報学(BIO) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2008, no.126, pp.177-180, 2008-12-10

インターネットを介した買い物や情報収集の際に有用なサービスとして,ユーザの行動履歴から推測したユーザの興味に合う情報等を推薦するリコメンドサービスがある.リコメンドサービスは行動履歴を得られる日常的な反復行為にも応用できると考えられる.我々はその一例として,衣服コーディネイトリコメンドシステムを開発した.本システムはベイジアンネットにより衣服コーディネイトをモデル化することで衣服コーディネイトの推薦を実現している.またシステムが推薦した衣服コーディネイトに対してユーザが評価を行い,その結果を反映してモデルを修正することで,各ユーザの嗜好に合わせた衣服コーディネイトの推薦が可能となっている.Recommendation services are useful for shopping or acquiring information on the internet. Such services provide appropriate contents from past actions. We think that recommendation can be applied to routine work, so we developed a system that recommends coordination of clothes. The system recommends coordination of clothes using bayesian network model. The system can recommend coordination subject to user preference with modification of the model reflecting user's evaluation of the coordination recommended by the system.
著者
奥野 陽 萩原 将文
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
研究報告自然言語処理(NL) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2009, no.36, pp.1-6, 2009-03-18
被引用文献数
9

本論文では,インターネットを用いた日本語入力システムを提案する。従来の日本語入力システムはインターネットが普及する以前の状況を前提に開発されてきた。一方で,近年の Web アプリケーションの台頭に見られるように,クライアントサイドの機能をサーバーサイドに移す動きが顕著である。提案システムはインターネットのメリットを最大限に活用するため,インターネットを通してサーバー側で変換を行う。インターネットを用いることで,次のような利点がある。(1) Web 上の文章から抽出された大規模な統計量を用いることができる。(2) サーバーサイドの豊富なハードウェアリソースを利用できる。(3) ユーザーが登録した単語を共有することで,専門用語や流行語などの単語を変換できるようになる。提案システムの評価を行うため,初心者ユーザーを想定して文章を入力する評価実験を行った。実験の結果では,提案システムは Microsoft Office IME 2007 と比べて入力時間が平均 21%,キータイプ数が平均 26% 削減された。In this paper, we propose a Japanese input system based on the Internet. The advantages of usage of the Internet are the following three merits; (1) The large-scale statistic extracted from the Web can be used; (2) the rich hardware resource of the server-side can be used; (3) the words such as a technical term or the vogue word can be converted by sharing the words that users registered. From the result of the experiments, as for the proposed system, an average of 21% in input time and 26% in the number of the key types were reduced in comparison with the Microsoft Office IME 2007,
著者
ウィーダ 原作
出版者
金の星社
巻号頁・発行日
1927
著者
住井 英二郎
出版者
一般社団法人日本ソフトウェア科学会
雑誌
コンピュータソフトウェア (ISSN:02896540)
巻号頁・発行日
vol.25, no.2, pp.28-38, 2008-04-24
被引用文献数
1

約2000行のMLコードにより実装された,教育目的のコンパイラMinCamlについて議論する.対象言語は値呼び,非純粋,暗な単相型を持つ高階関数型言語である.レイトレーシングを含むいくつかのアプリケーション・プログラムに対し,実行速度においてObjective CamlやGCCとほぼ同等のコードを生成することができた.
著者
佐藤 観樹
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.865, pp.145-148, 1996-11-11

社民党を離党,民主党から衆議院議員選挙に出馬したが,裏目に。新党ブームに乗り切れず,小選挙区,比例代表ともに惨敗だった。有権者の信頼回復に向け,地元に張り付いて再起を期す。10月20日に投票のあった衆議院議員選挙に立候補しましたが,小選挙区,比例区ともに落選しました。27歳で初当選して以来,連続9回守り続けてきた議席を失ったのです。