著者
星野 康二 降旗 淳平
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネスassocie (ISSN:13472844)
巻号頁・発行日
vol.7, no.9, pp.94-101, 2008-04-15

──2月1日に18年勤めたウォルト・ディズニー・ジャパンを離れ、宮崎駿監督作品で有名なスタジオジブリの社長に就きました。ディズニー・ジャパン社長時代の星野さんは、ジブリに自ら通い詰めてディズニーとの提携を勝ち取った立役者。縁浅からぬ関係とはいえ、日本はもちろん、世界でも一目置かれるアニメーション制作会社ジブリの社長は、そう簡単に務まる職ではありません。
著者
北村 操代
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.59, no.2, pp.181-181, 2018-01-15

小学生向けのプログラミング教育への取り組みとして,情報処理学会ではExciting Coding! Juniorと呼ぶセミナーを行っている.プログラミングの考え方を子供たちが創意工夫しつつ,しかも楽しく,自ら学んでいくことを狙いとしている.Scratch入門から,ゲームのアイディアを考えて実際に作り,発表するまでを半日で行っていて,参加者には好評である.2016年より2回開催し,今後,開催地域や実施回数を増やすことを検討している.また,小学校の情報教育で2020年にプログラミング教育が必修化されるのに向け,小学校の先生方の支援につなげていきたい.
著者
大門 正幸 大槻 麻衣子 谷口 智子
出版者
国際生命情報科学会
雑誌
国際生命情報科学会誌
巻号頁・発行日
vol.34, no.1, pp.65-65, 2016

臨死体験者、過去生記憶や中間生記憶を持つ子ども、神秘体験者、霊媒を通したいわゆる「霊」、などの語るところによれば、人は生まれる前に人生の目標を決め、死後には人生を回顧するという。現時点では、この人生の仕組の実在性を直接検証することはできないが、このような仕組の存在について知ったり、また実体験を通してそれを実感することがより前向きな生き方につながることは、多くの実例が示しているところである。このワークショップでは、このような仕組の存在を示唆する若干の事例(中間生記憶、臨死体験など)を紹介した後、実際に自分の人生の使命に思いを馳せ、ここまでの人生を回顧する作業を通して、参加者が各自の人生をよりよく生きるためのヒントを提供することを目標とする。
著者
伊藤 勅子 小松 大介 小山 洋 坂井 威彦 藤田 知之 中田 岳成 熊木 俊成 青木 孝學 春日 好雄
出版者
Japan Surgical Association
雑誌
日本臨床外科学会雑誌 (ISSN:13452843)
巻号頁・発行日
vol.63, no.8, pp.1853-1856, 2002-08-25 (Released:2009-01-22)
参考文献数
15

甲状腺癌のほとんどを占める乳頭癌は分化度の高いものが多く,早期発見および適切な外科治療により治癒が期待できる.今回われわれは, 1997年4月から2002年3月までの5年間の当院人間ドックにおける触診での甲状腺癌検診の成績および外科治療を含めた臨床的検討を行った.発見率は総受診者25,139人中58人(0.23%)で,男性は17,443人中11人(0.06%),女性は7,696人中47人(0.61%)であった.最大腫瘍径が1cm以下のいわゆる微小癌は25例(43%)であった.組織型は乳頭癌は56例(96%)で,濾胞癌,髄様癌はそれぞれ1例(2%)であった.リンパ節転移陽性は27例(47%)に認められた.いずれも手術時合併症はなく現在再発を認めていない.人間ドックでの早期発見により侵襲,合併症が少ない治療が可能で患者のQOLは向上することが期待され,検診の意義は十分にあると考えられる.
著者
安芸 敬一
出版者
公益社団法人 日本地震学会
雑誌
地震 第2輯 (ISSN:00371114)
巻号頁・発行日
vol.57, no.3, pp.317-319, 2005-02-20 (Released:2010-03-11)
参考文献数
21
被引用文献数
1

Looking back at the last 100 years of seismology, we are most impressed by the great contrast between the complexity of the first observed seismograms and the simplicity of the first theoretical seismogram calculated by Lamb. This complexity of the observed seismogram has made seismology a vital branch of earth sciences. If Lamb was able to explain the observed seismogram then, we would not be celebrating the centennial of Lamb's problem.
著者
ルーブル社出版部 編
出版者
ルーブル社出版部
巻号頁・発行日
vol.〔巻4の2〕, 1922
著者
伊藤 美奈子 千勝 泰生 松本 明美
出版者
公益社団法人 日本人間ドック学会
雑誌
人間ドック (Ningen Dock) (ISSN:18801021)
巻号頁・発行日
vol.28, no.1, pp.35-42, 2013 (Released:2013-09-30)
参考文献数
9

目的:生活をともにする夫婦の生活習慣と生活習慣病における類似性について分析した.方法:対象は2008年4月~2012年3月に当健診センターを受診した40~74歳の夫婦570組.夫と妻それぞれについて,6つの生活習慣(運動,朝食,間食,睡眠,喫煙,飲酒)のうち,保有する好ましくない生活習慣の数によって3群に分け,年齢,BMI,腹囲,体重変化,生活習慣病を比較した.上記で3群に分けた受診者の配偶者に関しても同様に3群比較を行った.夫婦の関連をみるために,夫が因子を有するときにその妻も有するオッズ比を求めた.結果:夫も妻も不良な生活習慣の数が多いほど,体重増加と腹囲が大きく,生活習慣病の保有率は高い傾向にあった.配偶者の比較でも同様の結果を得た.好ましくない生活習慣の数が多い受診者ほど配偶者の好ましくない生活習慣保有数も多かった.夫が不良な生活習慣を有するときにその妻も有するオッズ比は,6つの習慣すべてにおいて2以上となり有意差を認めた.夫が60歳以上の夫婦の方が60歳未満の夫婦に比べオッズ比が高かった.結論:夫婦の生活習慣は関連があり類似していることが示唆された.好ましくない生活習慣を有する受診者については,配偶者からの影響の可能性を意識した保健指導を早期に行うこと,また,単独受診者に対しては,次回から夫婦での受診を促し,夫婦単位で保健指導を行うことで効果的な習慣改善につながると思われる.
著者
山内 朋子
出版者
公益社団法人 日本看護科学学会
雑誌
日本看護科学会誌 (ISSN:02875330)
巻号頁・発行日
vol.34, no.1, pp.170-179, 2014-08-20 (Released:2014-08-28)
参考文献数
11

目的:学童期精神科閉鎖病棟に入院し,他者とうまく距離をとることができない発達障害の学童に対して,看護師がどのようにかかわっているのかを明らかにする.方法:Leiningerの民族看護学の研究方法を用い,主に参加観察とインタビューを行った.主要情報提供者は看護師9名,一般情報提供者は学童6名とその家族6名,医療スタッフ5名であった.結果:テーマ6つと大テーマ1つが抽出された.看護師は,子どもをありのまま受け止めて,子どもが距離の近さで訴える‘人とかかわりたい’思いを見極めていた.看護師が子どもに適切なかかわり方を教えたり看護師との間で子どもと大人との信頼関係を修復したりすることで子どもの思いに応えると,子どもは他の子どもとの遊びや思いの言語化ができるように変化していた.結論:看護師は,子どもの対処方法の体得を支え,子どもの大人への信頼感やアタッチメントを修復することで,子どもの‘人とかかわりたい’思いに応える必要があると示唆された.
著者
志々田 文明
出版者
日本武道学会
雑誌
武道学研究 (ISSN:02879700)
巻号頁・発行日
vol.34, no.3, pp.1-12, 2002-03-31 (Released:2012-11-27)
参考文献数
30

The purpose of this study is to clarify the actual conditions of the equestrian education introduced as extracurricular activities and part of the physical exercises, a requirement at Kenkoku University (1938-1945) in Manchukuo. The results can be summarized as folows:1. Equitation training, which was caled as kido, as part of the physical exercise program began in August,1938 it was the year when the university was established. Kido was conducted by Shiratori, an officer in Manchukuo, or Matsuoka, a jokyo-rank instructor. Students were divided into year-groups, and about ten training sessions were held during the first three years to help students have cultural experience in Manchukuo. There might have been a hundred and several dozen horses prepared for the classes.2. Hisaya Ogura, the first-term student at the university, established the equestrian club and led members with his own philosophies until he graduated in 1943. According to Moriguchi Kenji, the second-term student, there were ten to 25 students. Almost all of them were Japanese. Most of them seemed to have joined the club to learn a new skill, which was easier than Japanese martial arts although some members like Ogura tried to take on equestrian very seriously. The activities were not always hard, and the emphasis was on individual student's autonomy just in the same way as in other clubs.3. The word kido during that period had the meaning of attaining the state of selflessness through practice in addition to the mastery of horse riding'skill. In other words, kido was almost like a Japanese budo. Ogura suggested that members learn a spiritual discipline like Zen Buddhism. But at the same time he encouraged his students to join the club as part of the dormitory life, because it was the place for students from five different races to live together in harmony. Ogura's movement was significant even from a universal point of view in that he tried to prepare his students to serve purposes in society, instead of just teaching them horseback riding as a sport to let off steam.

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出版者
外務省総務局経済課
巻号頁・発行日
vol.1947年, 1948
著者
佐藤 睦人
出版者
公益財団法人 日本学術協力財団
雑誌
学術の動向 (ISSN:13423363)
巻号頁・発行日
vol.17, no.10, pp.10_17-10_21, 2012-10-01 (Released:2013-02-01)
参考文献数
3