著者
黎 宏
出版者
京都産業大学法学会
雑誌
産大法学 (ISSN:02863782)
巻号頁・発行日
vol.42, no.1, pp.37-57, 2008-06
著者
尾鼻 靖子 Yasuko Obana
雑誌
言語と文化 (ISSN:13438530)
巻号頁・発行日
no.21, pp.45-60, 2018-03-01
著者
黒岩 大助
出版者
北海道大學低温科學研究所
雑誌
低温科學
巻号頁・発行日
vol.8, pp.1-57, 1951-12-30
著者
芝井 敬司
出版者
関西大学東西学術研究所
雑誌
関西大学東西学術研究所紀要 (ISSN:02878151)
巻号頁・発行日
vol.24, pp.57-72, 1991-03-30

本稿は平成二年度学部共同研究費の助成を受けた研究成果の一部である。
著者
高橋 吉文
出版者
北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院
雑誌
メディア・コミュニケーション研究 (ISSN:18825303)
巻号頁・発行日
vol.55, pp.39-118, 2009-03-25

I 複数の文章の集合からなるテキストは、配列によってその総体的な意味を構築し、発信する。本論は、まず新聞の多様な記事を分析素材として、テキストの配列や諸要素の関係、構成原理を解析し、〔I問い、II事情説明、III転換・新説、IV答え〕の四分節構成法を析出し、その基本的原理を東洋の古典的配列である起承転結と重ねあわせる。II だが、〔序論、本論、結論〕の三分節構成原理を古典古代より継承する西洋近代の論構成が主流となっている現代、その起承転結構成は転における論の破綻、首尾一貫性の欠落が災いして、強く忌避されている。III それは、しかし、従来の転に対する理解に難があったからで、その転調を先行研究に対する新機軸や新実験と解する時、災いは論理的に不可欠の必然へと一変する。IV つまり、I II III IVから構成されるテキストをIIIを中心に配置した問答装置として読み替えることによって、起承転結構成は、科学論文のみならずあらゆるテキストを秘かに律している物語と思考の母型回路であることが明らかになるのである。