著者
立花 孝志
出版者
青林堂
雑誌
ジャパニズム
巻号頁・発行日
vol.36, pp.56-59, 2017-04
著者
得津 晶
出版者
東北ローレビュー編集委員会
雑誌
東北ローレビュー (ISSN:21884587)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.1-21, 2020-11-30
著者
中山 満美 辻原 万規彦 細井 昭憲 安浪 夕佳
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会技術報告集 (ISSN:13419463)
巻号頁・発行日
vol.13, no.26, pp.679-684, 2007-12-20 (Released:2008-08-01)
参考文献数
17

This paper describes a study on Japanese public bathhouses (Sento) in Kumamoto City as an example of a regional city. This research was conducted using field surveys and hearings from owners of public bathhouses and local government.Kumamoto City had 141 public bathhouses in 1976, but only 19 in 2006. The layouts of these public bathhouses changed along with advances in facilities and the owners' desire to increase the number of visitors. However, the numbers of public bathhouse owners and visitors are decreasing, and the age of both is increasing. Changes in society influence the function of public bathhouses.
著者
李 艶
出版者
聖泉大学
雑誌
聖泉論叢 (ISSN:13434365)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.1-12, 2005

中国における20歳代の社会人205名,40歳代の社会人189名を対象に調査を実施した。調査の項目はMOW国際研究チームによって作成された尺度を参考にして,質問紙を開発した。その結果,20歳代の社会人は「仕事上の倫理」の強度は40歳代の人より弱いことがわかった。「達成動機」の尺度では年齢差に有意義性が見られなかった。「なぜ仕事をするか」の尺度では,20歳代の社会人は「利益」「経済」「勉強のチャンス」「興味」「地位」を重視したが,40歳代の人は「家族生計の維持」「安全保障」「社会への貢献」をより重視することを明らかにした。これらは各年代の社会,経済,家庭などの事情によるものと考えられる。「人生はどうあるべきか」の尺度について,この二つの年代の人たちは「仕事をする」「レジャーを楽しむ」「家庭のために責任を果たす」点では,得点が高かった。「老後の準備」について,40歳代の人は20歳代の人より得点が有意に高かった,これは40歳代の人の特徴を表す。
著者
高山 瑩 伊藤 博志
出版者
日本腰痛学会
雑誌
日本腰痛学会雑誌 (ISSN:13459074)
巻号頁・発行日
vol.8, no.1, pp.126-130, 2002 (Released:2008-07-10)
参考文献数
9
被引用文献数
4 2

腰部の術後母趾痛に対して鎮痛剤や麻薬にも抵抗した例に母趾と第2趾の間で中足骨基底部周辺にトリガーポイント注射を行ったところ,偶然にも著効を得た.この部分が深腓骨神経ブロックとなったわけである.腰痛,下肢痛などを主訴とする腰部変性疾患の患者でこむら返りを伴っている22症例に対し,深腓骨神経ブロックを1∼3回施行した.使用薬剤は1%塩酸メピバカインに,0.5 mgのリン酸デキサメタゾンを加え,計5 mlとし,注射針は25Gか27Gを使用した.高齢者の夜間のこむら返りに対しては,従来より十分な対応はほとんどされていない.下腿や足趾のこむら返りには深腓骨神経ブロックが著明な効果を呈した.
著者
山西 正子
出版者
目白大学
雑誌
目白大学人文学研究 (ISSN:13495186)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.205-220, 2016
著者
宇田 智紀 坂上 貴之 稲津 將 古賀 一基
出版者
Meteorological Society of Japan
雑誌
気象集誌. 第2輯 (ISSN:00261165)
巻号頁・発行日
vol.99, no.5, pp.1169-1183, 2021 (Released:2021-10-27)
参考文献数
21
被引用文献数
3

本論文では500hPaの等高線が作るトポロジー構造を抽出して大気ブロッキング現象の同定を実現するアルゴリズムを提案する。このアルゴリズムは,構造安定な2次元のハミルトンベクトル場の作る流線パターンのトポロジーによる分類理論に基づいて、この流線構造に部分順序根付き木(partially cyclically ordered rooted tree=COT)表現とそれに付随するレーブグラフ(Reeb graph)という木構造を一意に割り当て、それを用いてブロッキング同定を可能にする。この方法は,従来手法に比べて気象学的なパラメータをほとんど利用せずに簡便かつ効果的に大気ブロッキング現象を抽出できる。加えて、従来手法では困難であったオメガ(Ω)型や双極子型といった大気ブロッキングのタイプ(型)を区別することもできる。このアルゴリズムで同定された大気ブロッキングイベントの期間やそのタイプは現業予報で行われている主観的な判断とよく一致する。