著者
張 月
出版者
北海道大学大学院教育学研究院
雑誌
北海道大学大学院教育学研究院紀要 (ISSN:18821669)
巻号頁・発行日
vol.137, pp.217-239, 2020-12-23

本研究は日本人男性と結婚する外国人女性の中で,最多の中国人女性について,異文化適応に重要な役割を果たす人間関係作りの実態を考察したい。都市部の状況について,「職場の同僚」,「近隣・地域組織」,「日本語教室の受講者」,「保護者同士」,「母国・日本にいる中国人同士」との関係作りの実態を分析した上で,先行研究で明らかになった農村部の状況と比較分析する。その結果,発生期と変化期において,同じ時期に来日する中国人妻と友人関係を構築したこと,子どもを通じるつながりを持つこと,変化期において,日本語教室は中国人同士が集まる場所であり,女性たちはそこで友人関係を作ることなどの点で共通している。中国人同士との関係作りについて,減少期において,都市部は農村部より多様性を持っていること,近隣・地域組織との関わりについて,どんな時期においても,農村部は都市部より人間関係を築きやすいことなどがわかった。
著者
熊谷 直春
出版者
早稲田大学国文学会
雑誌
国文学研究 (ISSN:03898636)
巻号頁・発行日
vol.61, pp.12-22, 1977-03-25
著者
宇都宮 淸吉 藪内 淸
出版者
東洋史研究会
雑誌
東洋史研究 (ISSN:03869059)
巻号頁・発行日
vol.5, no.4, pp.271-282, 1940-06-30
著者
吉本 裕史 YOSHIMOTO Hirofumi
出版者
名古屋大学国語国文学会
雑誌
名古屋大学国語国文学 (ISSN:04694767)
巻号頁・発行日
vol.113, pp.168-154, 2020-11-10

本稿では、擬態語から陳述副詞への変化が指摘される「きっと」の歴史的変化を考察する。先行論には述語形式との呼応を重視するものがあるが、本稿は歴史資料の用例に、呼応という意味的関係を見出すことは難しいとの見方を示す。そこで、文脈や統語条件を元に、出現期から近世後期までの「きっと」の意味に注目する方法をとる。結論として、人間の行為の様態を表すものが、事態に対する評価を表すようになる変化を経て、「きっと」は近世後期時点で陳述副詞的段階に至ることを指摘する。
著者
尾崎 克久
出版者
[出版者不明]
巻号頁・発行日
2007-03

制度:新 ; 文部省報告番号:甲2420号 ; 学位の種類:博士(工学) ; 授与年月日:2007/3/15 ; 早大学位記番号:新4507
著者
熊谷 隆之
出版者
日本史研究会
雑誌
日本史研究 (ISSN:03868850)
巻号頁・発行日
vol.586, pp.1-19, 2011-06

2 0 0 0 OA 紙の耐光性

著者
平松 友佳里
出版者
愛知教育大学
巻号頁・発行日
2013-03-14

平成24年度 卒業研究 概要