著者
河尻 融
出版者
慶應義塾大学大学院法学研究科内『法学政治学論究』刊行会
雑誌
法學政治學論究 : 法律・政治・社会 (ISSN:0916278X)
巻号頁・発行日
vol.97, pp.67-92, 2013-06 (Released:2013-00-00)

一 はじめに二 軍事技術の変化三 代換問題をめぐって四 結論
出版者
日本天文学会
巻号頁・発行日
vol.21, no.11, 1928-11
出版者
日本天文学会
巻号頁・発行日
vol.28, no.11, 1935-11
著者
添谷 芳秀
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.65, no.2, pp.p79-101, 1992-02

神谷不二教授退職記念号一、はじめに : 問題意識と分析視角二、三つの路線 : 「協調」、「自主」、「独立」三、対米「協調」と対米「自主」 (一) 対米「協調」の原型 : 吉田内閣 (二) 対米「自主」の原型 : 鳩山内閣、石橋内閣 (三) 対米「自主」の成長 : 岸内閣 (四) 対米「協調」の定着 : 池田内閣 (五) 「協調」と「自主」の融合 : 佐藤内閣四、対米「独立」の功罪五、むすびにかえて : 日本外交と「歴史」
著者
幹 康
出版者
拓殖大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
1996

ガラスを爪などで引っ掻いたときに発生する背筋がゾッとするような音,これを「生理的不快音」と呼び,この種の音の物理的特性を明らかにすべく,この音の解析,合成を試みた.まず,この種の音が摩擦振動によって発生することに着目し,摩擦振動系の物理モデルを構成し,その運動方程式の解を求めた.これを記述するいくつかのパラメータ(物体間の摩擦係数,引っ張り速度等)を変化させることにより,モデルの挙動が変化することを確認した.特に,その変化は,不連続的に起こり,その境界領域ではカオス的な挙動を示すことも明らかになった.さらに,上記パラメータに一定の乱数を注入することによって,より現実的な音の合成が可能となることを確認した.不快音の本質ともいえるスティック・スリップの不規則性はこの乱数の与え方に依存するものであり,これが不快音合成の鍵となると思われる.1秒間程度の解を求め,スティック・スリップの変動を確認すると共に,聴感上の印象も確認した.この解はインパルス列として与えられるが,最終段階として,ガラス板自体のインパルス応答を別途採取し,それを畳み込むことによってガラス板に対する摩擦振動音の合成を試みた.現段階では,ガラス板のインパルス応答を採取する環境と方法に問題が残されており,必ずしも満足いくデータが得られていない.ガラスのインパルス応答は単に音の色付けを行なっているだけなのか,あるいは,その時間的変化等に不快性をもたらす要因が含まれているのかどうかを含め,問題が残されている.
著者
佐藤 泰彦 サトウ ヤスヒコ Satou Yasuhiko
出版者
同志社大学一神教学際研究センター(CISMOR)
雑誌
一神教世界 (ISSN:21850380)
巻号頁・発行日
vol.4, pp.14-29, 2013-03-31

キリスト教は、日本における宣教の開始以来、日本の民俗的風習、たとえば先祖祭祀や死者儀礼に対して否定的な姿勢をとってきた。その結果として、キリスト教と伝統的な日本の風習との間に軋轢を生じてきた。カトリックも多くのプロテスタント各派も含めてキリスト教は、概ね先祖祭祀の概念に対して否定的であったが故に、日本人キリスト教徒は、戸惑いながら、大多数が非キリスト教徒である社会の伝統的風習に自らを合わせているように思われる。先祖祭祀は、キリスト教にとって、神学的にも実践的にも未解決の課題である。キリスト教はいかにして、偶像崇拝を禁ずる聖書的伝統を先祖祭祀に関係づけることができるであろうか。また、今日の日本において、生者と死者の交わりという概念に、どのような意義が見出し得るであろうか。Since the start of its missionary work in Japan, Christians have held a negative attitude to Japanese ethnic customs, for example, ancestor worship or rites for the deceased. As a result there has been friction between Christianity and traditional Japanese customs. Because Christianity, which includes Catholicism and many Protestant denominations, is mostly opposed to the concept of ancestor worship, many Japanese Christians seem to adapt themselves half-heartedly to the traditional customs of a society where the majority is non-Christian. Ancestor worship remains for Japanese Christianity an unresolved issue, both theologically and practically. How can Christianity, with its scriptural injunction against idolatry, relate to practice of ancestral worship? And what sort of meaning can be found in the concept behind this interchange between the living and the dead in modern Japan?
著者
岩田 勝哉 高村 典子 李 家楽 朱 学宝 三浦 泰蔵
出版者
日本陸水学会
雑誌
陸水学雑誌 (ISSN:00215104)
巻号頁・発行日
vol.53, no.4, pp.341-354, 1992-10-29 (Released:2009-06-12)
参考文献数
18
被引用文献数
1

上海郊外の淀山湖湖畔にある中国綜合養魚系では,ソウギョ(Ctenopharyngodon idella)と食性の異なる他の数種のコイ科の魚を水草を主な飼料として混養し,非常に高い生産をあげている。このシステムでは,養魚池中に多量に排出されるソウギョの糞が直接,間接的に他の魚の餌として重要な役割を果たしていることが推察される。事実,この池から取り上げたフナ(Cayassius auratus)やコクレン(Aristichthys nobilis)の消化管内容物中にはソウギョの糞に由来する水草の断片が多数発見されている。本研究ではソウギョの糞が池の食物連鎖網の中でどのような役割を果たしているかを知るために,セキショウモ属の水草(中国名:苦草,Vallisneria spiralis)の砕片からなるソウギョの糞を養魚池から集め,それを実験室内で分解した。16日間の分解期間の問,糞中の炭素はほぼ一定の速度で減少し,元の含有率の約1/2にまで減少したが,窒素は分解8日後までほとんど減少しなかった。分解過程のソウギョの糞の単位乾燥重量あたりの窒素やアミノ酸含有率は分解8日後までは時間経過に伴って増加し,上限に達した。その後の含有率は分解時間の進行に関わらずほぼ一定値を示した。培養液中に加えた15NH4や3H-チミジンは速やかに分解過程の糞に取り込まれた。分解過程のソウギョの糞は細菌が繁殖するための基質として役立ち,また,付着細菌を含む分解過程の糞全体は池に共存する無脊椎動物や魚の新たな食物資源として重要な役割を果たすことが示唆された。
著者
南埜 猛 澤 宗則
出版者
兵庫地理学協会
雑誌
兵庫地理 (ISSN:13414054)
巻号頁・発行日
vol.50, pp.4-15, 2005-03-31

科学研究費成果報告書(課題番号:17520535)
著者
杉浦 成昭
出版者
応用統計学会
雑誌
応用統計学 (ISSN:02850370)
巻号頁・発行日
vol.10, no.1, pp.39-52, 1981-08-31 (Released:2009-06-12)
参考文献数
13
被引用文献数
2 2

昭和55年度共通1次試験総合得点の分布は,杉浦[8]によりJohnson systemのSB分布がよく適合することが示された.昭和54,56年度について同様に調べるとSB分布ではなく,負のWeibull分布を負の方にトランケートした分布が良く適合することがわかった.昭和56年度についてはBeta分布も同じ位よく適合するので分布の両すその階級をそれぞれ2分し自由度を2増して調べるとトランケートWei-bull分布よりもBeta分布がよく適合することがわかった.