著者
石原 賢一
出版者
慶應義塾大学
雑誌
史学 (ISSN:03869334)
巻号頁・発行日
vol.74, no.1, pp.77-102, 2005-09

論文はじめにI レスールザーデの生涯 (1) 社会主義の影響下で (2) 民主主義運動のリーダーとして (3) 祖国解放を求めてII レスールザーデの著作 1 『イランのトルコ人たち』(iran Turklei) (1) イランのトルコ人たち 一 (2) イランのトルコ人たち 二 (3) イランのトルコ人たち 三 (4) イランのトルコ人たち 四 (5) イランのトルコ人たち 五 (6) イランのトルコ人たち 六 2 『カフカースのトルコ人たち』(Kafkasya Turkleri) (1) 第二章について (2) 第三章について (3) 本書の特徴 3 『あるトルコ人民族主義者のスターリンとの革命回想録』(Bir Turk Miliyetcisinin Stalin'le ihtilal Hatiralari) (1) バクーでの活動 (2) モスクワでの生活むすびにかえて
著者
千葉 翔也 ギリエ ルイス 和泉 諭 阿部 亨 菅沼 拓夫
雑誌
インターネットと運用技術シンポジウム論文集
巻号頁・発行日
vol.2021, pp.40-47, 2021-11-18

標的型攻撃では,攻撃者が Intrusion Prevention System(IPS)や Intrusion Detection System(IDS),Firewall(FW)などの各種防御技術を回避してネットワークに侵入し,ネットワークをスキャンする.これら防御技術は送信元 IP アドレスや宛先 IP アドレス,スキャンレートなどに基づいてスキャンを検知・遮断し,同一ネットワークへの攻撃拡大を阻止できるが,設定したレート未満である低レートスキャンの検知は難しい.持続的標的型攻撃では,長時間に渡ってネットワークに潜伏することもあり,攻撃者は低レートのスキャンでも攻撃に必要な情報を収集できる.そこで次々にネットワークアドレスを変更し,攻撃者が得られる情報に有効期限を設ける Moving Target Defense(MTD)戦略の利用が検討されている.MTD により,低レートスキャンの防御が実現できるが,アドレス変更間隔の短縮による通信の継続や IPS の通信監視などへの影響が懸念される.本研究では,Software Defined Network (SDN) を利用し,IPS が時間変化する IP アドレスの影響を受けないようにスイッチ上でパケットヘッダを書き換えることで,IPS の動作に悪影響を及ぼさない透過的な MTD を実現する.そして,MTD と IPS を併用するスキャン防御手法を提案する.本手法により,IPS は MTD の影響を受けずにトラフィックを監視できる.さらに,IPS が高レートのスキャンを防御し,MTD が低レートスキャンを妨害することで,様々なレートで行われるスキャンの防御が可能となる.本研究では,コントローラの負荷や,通信遅延やスループットに着目したシミュレーション評価を行った.本実験により,高レートスキャンと低レートスキャンを防御する本手法が,既存手法と同程度の CPU 負荷,通信品質で MTD を実現できることを確認した.

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著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1924年08月08日, 1924-08-08
著者
増井 敦
出版者
京都産業大学法学会
雑誌
産大法学 (ISSN:02863782)
巻号頁・発行日
vol.40, no.3/4, pp.1226-1195, 2007-03

Ⅰ 問題の所在 1 暴行罪と傷害致死罪 2 車両による追跡行為と停止車両への打撃から致死結果が生じた事例 3 問題の所在Ⅱ 暴行罪 1 判例の状況 2 学説の状況 3 私見Ⅲ 傷害致死罪 1 判例の状況 2 学説の状況Ⅳ 結論 1 まとめ 2 本事案の解決 3 残された課題
著者
千羽 喜代子 平井 信義
出版者
大妻女子大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
1995

思いやりとは、"相手の立場に立って考え、相手の気持ちを汲む"ことと定義し、思いやりの精神構造に基づいて、3〜6歳の幼児の思いやり観察行動項目10項目、(1)相手の気持ちをくもうとする、(2)相手に気持ちを汲んでもらおうとする、(3)相手を援助しようとする、(4)みんなと協力する、(5)情報をすなおに表現する、(6)アイディアを豊かに表現する、(7)相手の気持ちを共有する、(8)相手との関係を深めようとする、(9)相手の心に積極的に関心を持つ、(10)人や場の雰囲気に気付き判断しようとする、からなる50の観察行動項目を作成した。これらの観察行動項目をうけて、あらたに3歳未満児の項目を考えたとき、"受容される体験""情緒の安定""自己受容""自己実現""感性としての気付き"が主要な要素となると考え、生後57日より行った追跡行動観察、及びビデオ録画の資料(男女字名ずつ)を分析・整理した。その結果、(1)0歳児クラス・1歳児クラスにおいては、保育者との関係を求め、応答を求める要求表出の頻度が高く、保育者のその気持ちを汲んでもらうことにより、"自己受容"自己実現""受容される体験"につながっていくこと、(2)2歳児クラス・3歳児クラスにおいては保育者に受容され、安定できた体験が、他児と積極的にかかわる友達関係へと発展すること、しかも、子供-子供関係における"受容""協力""援助"の体験は、思いやりを支える必要な要素であることを見い出した。(3)4歳児クラスの年令においては、葛藤体験を多くもつ時期であること、大人あるいは友達との関係をもつなかで、一緒に活動することの喜び、協力する体験をつんでいる時期であることを確認した。
著者
大澤 昇平 松尾 豊
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.1I23in, 2014

<p>近年、ソーシャルメディアの台頭により、人間関係に関連する膨大な情報がウェブ上に蓄積されるようになり、信頼性に関する指標を定量化することが可能になっている。 本研究では、従来の組織内の文書を対象にしたエキスパート検索と、ソーシャルメディアに蓄積されている信頼性に関する情報を統一的に扱う枠組みを実現する。</p>

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著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1926年11月04日, 1926-11-04
著者
平森 大規
出版者
国際基督教大学ジェンダー研究センター
雑誌
Gender and sexuality : journal of Center for Gender Studies, ICU (ISSN:18804764)
巻号頁・発行日
no.10, pp.91-118, 2015

This research analyzes the effect of being a sexual and/or genderminority on income, and the effect of discriminatory language andbehavior toward sexual and gender minorities in the workplace onwillingness to continue working. Utilizing the "Survey on LGBT Issues in theWorkplace Environment 2014" conducted by Nijiiro Diversity, a nonprofitorganization, the multiple regression analyses reveal that being a minorityin terms of sexual orientation and being a transgender individual haveeffects on income, without control variables. With control variables, theassociation between income and identifying as lesbian or gay, identifyingas bisexual when gender at birth was male, or being a transgenderindividual whose gender at birth was female became insignificant.However, even after controlling other variables, being a bisexual whosegender at birth was female, being a transgender whose assigned gender atbirth was male, and possessing other sexual orientations had negativeeffects on income. This suggests that economic discrimination againstsexual and gender minorities affects various categories of sexual andgender minorities differently. Further, findings indicate that the existenceof discriminatory language and behavior toward sexual and genderminorities in the workplace has a negative effect on willingness to continueworking. As this paper used a web survey, the conclusions should not beovergeneralized.