2 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1918年11月07日, 1918-11-07

2 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1915年10月01日, 1915-10-01

2 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1913年12月01日, 1913-12-01
著者
武久 洋三
出版者
The Japan Geriatrics Society
雑誌
日本老年医学会雑誌 (ISSN:03009173)
巻号頁・発行日
vol.47, no.3, pp.209-212, 2010-05-25

平成20年10月23日,社会保障国民会議において発表された「将来の医療提供体制・介護提供体制の現状と将来像」から一般病床という病床区分が消え,近い将来には急性期,慢性期(急性期後期),介護期に分類されると考えられる.日本慢性期医療協会は,急性期病院を峻別化し,高度急性期病床以外を病院病床として統一した上で,平均在院日数・人的資源・病床面積の3要素で診療報酬を評価すべきと考える.各施設に求められる機能や理念を今一度見つめ直し,対象領域を明確にする必要があるだろう.<br> 厚生労働省の描く「改革シナリオ」では,高齢化の進展や有病率の増加,年間死亡推定数を加味し,医療・介護サービスの対象人数を現状よりも約300万人多く設定している.医療・介護体制は川上である高度急性期病院の定義から始まる.平均在院日数の短縮化に伴い,退院患者数と慢性期医療の必要性も倍増する.各施設に患者を当て込み,残りは居住系施設や在宅と考えなければ,事はシナリオ通りには運ばないだろう.<br> 療養病床の再編は急性期医療にも思わぬ歪みを生んだ.慢性期医療の縮小は急性期病院の崩壊を加速させる危険性を孕んでいる.高度急性期病院と慢性期病院は相補関係にあり,互いに連携の強化を求めている.実際に連携ネットワークが機能している地域では,着実にその実績を上げている.各医療機関が機能に合った患者の治療に当たることで医療費は適正化され,その機能を補完し合うことで今後激増する地域ニーズを受け止めることが可能と考える.<br> 時代は利益優先・経済優先主義の社会から国民が安心して暮らせる社会の構築へと移り変わっていく.国の施策が目指すべき方向は,子供たちや高齢者の尊厳を守り,将来の不安を感じることのない未来を築くことである.国民にとって必要な医療施策の提言とその実現を目指し,すべての医療福祉施設は「国民の命と健康を守る」との立場から一致協力する必要を強く感じている.<br>
著者
廣畑 俊成
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.568-575, 2021-05-01

慢性進行型神経ベーチェット病では,認知症様の精神神経症状や小脳性運動失調が徐々に進行し,寝たきりになる。脳脊髄液インターロイキン6(IL-6)が持続的に異常高値を示すとともにMRIで脳幹部の萎縮を認める。診断上は,不全型以上のベーチェット病の診断基準を満たすことが必須である。治療ではステロイドやアザチオプリン/シクロホスファミドは無効で,まずメトトレキサートによる治療を行い,効果不十分な場合はインフリキシマブを追加併用する。
著者
佐藤 宏之
出版者
国立歴史民俗博物館
雑誌
国立歴史民俗博物館研究報告 = Bulletin of the National Museum of Japanese History (ISSN:02867400)
巻号頁・発行日
vol.182, pp.75-86, 2014-01-31

元和四年(一六一八)四月九日、幕府は大名改易後の居城の収公にさいし、城付武具はそのまま城に残し置くこととの方針を定めた。さらに、軍事目的のために備蓄した城米も引き継ぎの一環として、備蓄の有無と備蓄方針の確認を求めた。本稿は、国立歴史民俗博物館所蔵の石見亀井家文書のなかにある、元和三年の津和野城受け取りに関する史料を素材に、城受け取りのさいに引き継ぎの対象となる財(モノ)に着目する。城受け取りのさいには、城内諸道具の目録が作成され、それに基づいて引き継ぎが行われる。その目録化の過程において、武家の財は公有の財と私財とに峻別される。公有の財とは城付の武具・道具や城米であり、大名自身の私有物ではなく、幕府から与えられたモノといえる。すなわち、その帰属権が最終的に将軍に収斂していくものである。一方、私財とは大名や家臣の武具・家財や雑道具などであり、その処分は個々人の裁量に任せられたモノといえる。こうした動向の契機となったのが、天正一八年四月二九日に真田昌幸宛てに出した豊臣秀吉の朱印状ではないかという仮説を提示する。秀吉は、降伏した城々は兵粮・鉄砲・玉薬・武具を備えたままで受け取るという戦闘力を具備した城郭の接収確保を指示し、接収直後に破城とするのではなく、無抵抗で明け渡す城の力(兵粮・鉄砲・玉薬・武具)を温存した。秀吉は、その後の奥羽仕置を貫徹するなかで、諸国の城々は秀吉の城という実態と観念を形成していったのである。こうした城付の武具や城米を目録化することによって把握することは、城の力を把握することでもあった。したがって、近世の城の構成要素は、城付の武具と城米であったということができよう。このような城付の武具と城米を把握・管理した江戸幕府は、国家権力を各大名に分有させ、それを背景とした統治業務の分業化を行いつつも、幕府の国家的支配の体系のなかに編成していったと考えられる。
著者
西村 礼子
出版者
東京医療保健大学
雑誌
若手研究
巻号頁・発行日
2020-04-01

看護基礎教育課程において、臨床判断能力の基盤となる解剖生理学の強化ならびに基礎看護学における臨床判断能力や倫理的判断・行動に必要な基礎的能力を養うためにシミュレーション教育の充実が求められている。本研究では、解剖生理学に基づく臨床判断がシミュレーションでの看護実践能力に与える影響を明らかにするため、従来(解剖生理学履修後に臨床判断・シミュレーションをそれぞれ履修)と改正(解剖生理・臨床判断・シミュレーションを統合した)授業設計を比較する。双方向的に統合した授業設計による看護実践能力を明らかにすることで、指定規則改正で求められる看護実践能力向上のための改正カリキュラムの開発の示唆を得る。
著者
村田 温子 渡辺 澄子
出版者
一般社団法人 日本家政学会
雑誌
一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.55, pp.192, 2003

【目的】急激な社会状況の変化の一方で、子どもたちを取り巻く環境は、多くの問題を含んだままであり、解決の方向すら定かでない。とくに学校教育における諸課題は、教育行政を進める上での非常に重要な意思決定を伴うものである。その中で学校制服の問題は以前から多くの課題を抱えたまま今世紀に入っていった。現在の中学生・高校生の制服に対する意識とさらにふだんの服装の対する興味や関心について調査し若干の知見を得たので報告する。 【方法】2001年11月~2002年1月、三重県下の中学、高校生を対象に、ランダムサンプリングにより、中学28校、高校27校にて、クラス単位の自記式集合調査を行った。有効回答数は中学生1,180名、高校生1,395名、計2,575名である。調査内容は、制服に対する賛否とその理由、服装に対する興味関心(服装のセンス、ブランド服の好き嫌い、服の好み他)である。分析方法は自由回答のKJ法分析、単純集計、クロス集計を行った。 【結果】調査校中、高校1校、中学1校のみ自由服であったが、三重県下のほとんどの学校で標準服と呼ばれる制服を指定していた。これらの制服のある学校においては、制服を支持するものが6~7割であり、一方制服のない学校においても、制服のないことを支持するものが、同じく6~7割程度いることが明らかとなった。さらに制服を支持する理由は、楽であり、悩まなくてよいがほとんどであった。次いで、何となくという回答であり、積極的な制服を支持する考えはみられない。非支持の意見には、ダサイ、格好悪いが圧倒的であり、次いで、自由がよい、温度調節できない、動きにくい、個性がない、束縛、厳しすぎ、面倒など多くの意見がみられた。また、服装に対する興味関心は、中学生では57%のものがあると答えており、高校生では74%とより高くなっていく傾向もみられた。
著者
Mayu KIMURA Kaede MIYAHARA Masahiro YAMASAKI Naohiro UCHIDA
出版者
JAPANESE SOCIETY OF VETERINARY SCIENCE
雑誌
Journal of Veterinary Medical Science (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
pp.21-0388, (Released:2021-11-25)
被引用文献数
2

The vascular endothelial growth factor (VEGF)/VEGF receptor 2 (VEGFR2) signaling pathway plays an important role in tumor angiogenesis. VEGFR2 is expressed not only in vascular endothelial cells but also in tumor cells; however, the relationship of VEGF/VEGFR2 expression and tumor proliferation has yet to be elucidated. In addition, since several studies have reported that VEGFR2 inhibitors are more effective against epithelial tumors than mesenchymal tumors, there may be a difference in VEGF/VEGFR2 expression between epithelial and mesenchymal tumors. The purpose of this study was to elucidate differences in VEGF/VEGFR2 expression between epithelial and mesenchymal tumors and the relationship of VEGF/VEGFR2 expression and proliferation in canine tumor cells. We assessed 29 epithelial and 21 mesenchymal canine tumors for microvessel density (MVD), mRNA transcription levels of von Willebrand Factor (vWF) and endoglin, expression of VEGF, VEGFR2, and phosphorylated VEGFR2 (pVEGFR2), and proliferation index (PI) using real-time reverse transcription polymerase chain reaction and immunohistochemistry. VEGFR2 expression on vascular endothelial cells, MVD, and mRNA transcription levels of vWF and endoglin were not significantly different between the two groups. However, expression of VEGF, VEGFR2, and pVEGFR2 was higher in epithelial tumors (P<0.01). Moreover, PI correlated with pVEGFR2 expression in only epithelial tumors (P<0.01, Rs=0.543). These results suggest that the activity of VEGF/VEGFR2 signaling in tumor cells is raised in epithelial tumors, and that this signaling pathway may be related to tumor cell proliferation in epithelial tumors.
著者
坪内 佑樹 青山 真也
雑誌
インターネットと運用技術シンポジウム論文集
巻号頁・発行日
vol.2021, pp.63-70, 2021-11-18

クラウド上の大規模なアプリケーションの構成は,機能単位で独立して変更可能とするために,単一の巨大なアプリケーションを分解して分散協調させるマイクロサービスアーキテクチャへと変遷している.アプリケーション構成の分散化により,構成要素数が増大し,構成要素間の依存関係が複雑化することから,システム管理者の認知負荷が高まっている.認知負荷を低減するために,システム管理者の経験と直感が要求される異常検知と異常の原因分析を自動化するための研究が盛んである.これらの研究では,データ分析手法を実験により評価する際に,正常データと異常データを含む運用データが必要となる.既存の公開されているデータセットは,その静的な性質故に,データセットに含まれる異常パターンの数は限られる.本研究では,多様な異常のパターンに対して異常検知・原因分析手法を評価するために,データセットを動的に生成するためのシステムである Meltria の設計基準を提案する.我々が提案する設計基準は,(1) 運用データに異常を含めるために,多様な故障注入を実行し,データを採取するための一連の手続きを実行可能なスケジューリング,および,(2) 故障注入の影響と想定外の異常のそれぞれの有無をデータセットにラベル付けするための検証の自動化である.Meltria を用いて,故障注入の種類やパラメータを変更することにより,様々な異常のパターンを含んだデータセットを生成できる.実験の結果,生成されたデータセットに対する (2) の基準に基づいた検証手法の正解率は 85% となった.
著者
柴田 晃 石橋 勇人
雑誌
インターネットと運用技術シンポジウム論文集
巻号頁・発行日
vol.2021, pp.56-62, 2021-11-18

Web API の仕様を記述するための記法として広く利用されている OpenAPI Specification にはリクエストパラメータの制約(最大値や最小値など)を記述する記法が用意されているにもかかわらず,制約を記述していない仕様書が多く見られる.仕様書に制約が記述されていない場合であっても開発者は何らかの制約を見いだし制約を実装しているが,制約が明示されていないために仕様書の記述者と開発者の間で解釈の齟齬が発生する可能性がある.認識の齟齬をなくすためには仕様書に制約を明示することが必要である.本稿では,開発者が自らの知識をもとに制約を見いだせることに注目し,Web API の知識を記述したオントロジーに基づいて仕様書に定義されていない制約を発見,推薦することによって仕様書の記述を支援するシステムを提案する.
著者
Shimizu Tokurou Kitajima Akira Nonaka Keisuke Yoshioka Terutaka Ohta Satoshi Goto Shingo Toyoda Atsushi Fujiyama Asao Mochizuki Takako Nagasaki Hideki Kaminuma Eli Nakamura Yasukazu
出版者
Public Library of Science
雑誌
PLOS ONE (ISSN:19326203)
巻号頁・発行日
vol.11, no.11, 2016-11-30
被引用文献数
76

ミカンの親はどの品種? : 遺伝解析により60種以上のカンキツ類の親子関係が明らかに. 京都大学プレスリリース. 2017-01-13.
著者
豊川 智之 村上 慶子 兼任 千恵 小林 廉毅
出版者
公益財団法人 医療科学研究所
雑誌
医療と社会 (ISSN:09169202)
巻号頁・発行日
vol.22, no.1, pp.69-78, 2012
被引用文献数
11

医療への公平なアクセスを達成することによって,健康の社会的格差の縮小が期待される。本研究は,社会経済的障壁に焦点を当てて医療へのアクセスの公平性について検討した。東京都内および同近郊4自治体に居住する25~50歳を対象に行った「まちと家族の健康調査」の3,378名のデータを用いて,所得による医療受診の分布について集中度指標(CI)と,医療ニードについて調整した水平的不公平性指標(HI)を求めた。補助的分析として所得に対する受診控えの集中度指標を求めた。集中度指標によると,外来及び定期的外来は高所得層にアクセスが多かった(外来CI:0.038;定期的外来CI:0.053)。入院では低所得層にアクセスが偏っていた(CI:-0.032)。水平的不公平性指標でみると,外来(HI:0.043),定期的外来(HI:0.063),入院(HI:0.011)で高所得層に偏った結果となった。受診控えに関して同様に行った補助的分析では,集中度指標が-0.064となり,低所得層に多いことが示された。