著者
熊谷 英紀 山田 敬三 田中 充 佐々木 淳
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.第71回, no.ソフトウェア科学・工学, pp.335-336, 2009-03-10
著者
金谷 俊平 御領 政信 佐々木 淳 宍戸 智 岡田 幸助
出版者
日本獸医師会
雑誌
日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association (ISSN:04466454)
巻号頁・発行日
vol.62, no.10, pp.810-814, 2009-10-20

16歳齢の日本猫、雑種の去勢雄が、歩行困難、起立困難、ふらつき歩行等があるとの主訴で来院し、初診日の9日後には顔面から前肢に至る痙攣発作が認められた。その時の血糖値は著しく低値で(32mg/dl)、臨床的にインスリノーマが疑われた。試験的開腹術により、膵臓右葉における直径6mmの単発性腫瘤を摘出、病理組織学的に島細胞腫と診断された。コンゴー赤染色では、間質にアミロイドの沈着が証明され、腫瘍細胞は免疫組織化学的にクロモグラニンAに対して陽性、インスリンに対して陰性を示した。電顕検索では、腫瘍細胞は径100〜250nmの分泌顆粒を有していた。短桿状のコアを有し限界膜との間にハローが存在する典型的β顆粒はまれで、電子密度の高い球形の異型顆粒が多く認められた。
著者
佐賀 聡人 牧野 宏美 佐々木 淳一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-情報処理 (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.77, no.8, pp.1610-1619, 1994-08-25
被引用文献数
24 9

本論文では,ペン入力システム上での手書きによる直接的な図形入力ヒューマンインタフェースを実現するための基礎技術として,手書き描画動作をあいまいな曲線としてモデル化する手法「ファジースプライン補間法」を提案している.本手法によって得られるあいまいな曲線のモデル「ファジースプライン曲線」は,曲線の幾何モデルとして有用なスプライン曲線をファジー理論に基づいて拡張することによって定義され,幾何学的な取扱いとファジー集合としての取扱いが同時に可能な手書き曲線の内部表現モデルを与える.従ってこれは,書き手の本来意図した理想的な曲線を必ずしも忠実に表していない手書き曲線をもとにして書き手の意図の幾何学的な意味を推論する問題を考える場合の基礎を与える.本論文の後半ではファジースプライン補間法の一応用として,一筆書きされた手書き曲線を書き手の意図したストロークごとに分割する手法を提案し,本手法の必要性を実験的に示す.
著者
田村 幸雄 佐々木 淳 塚越 治夫
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
日本建築学会構造系論文報告集 (ISSN:09108025)
巻号頁・発行日
no.454, pp.29-38, 1993-12-30
被引用文献数
13

In order to obtain the basic characteristics of the Random Decrement Technique, the numerical simulation of wind-induced vibration are conducted for single- and two-degree-of freedom systems with a given damping ratio. The effects of various parameters on the resultant damping ratio are examined, i. e. the number of superposition of samples, the value of the damping ratio, band width of band-pass filter and so on. The Random Decrement Technique is applied for evaluation of damping ratios of full-scale buildings. The results suggest that the technique is very useful for evaluation of the damping ratios of actual buildings under random excitations.
著者
佐々木 淳
出版者
岩手大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2011

本研究成果より、ブロイラーの野外例では2週齢時にはすでに脊椎膿瘍を発病している個体が存在することが判明した。多くの病鶏では第六胸椎の関節部に出血を伴う亀裂が生じており、本症の初発病変と考えられた。病変部より大腸菌群やSalmonella Infantisなどのサルモネラ属菌が分離された。2週齢前後では胸椎の椎体に気嚢がみられないことから、本症の感染経路は経気道感染よりも血行性感染が強く疑われた。
著者
永房 典之 菅原 健介 佐々木 淳 藤澤 文 薊 理津子
出版者
The Japanese Psychological Association
雑誌
心理学研究 (ISSN:00215236)
巻号頁・発行日
vol.83, no.5, pp.470-478, 2012
被引用文献数
7

Behavioral standards are an important determinant of delinquent behavior. The present study investigated the associations between behavioral standards and juvenile delinquency of children in reformatory institutions. A total of 1 248 children in reformatory institutions completed the Standard for Public Space Scale (SPS). The resulting alpha coefficients suggested that the SPS had high internal reliability. Factor analysis revealed five factors: (a) Public Values, (b) Egocentric, (c) Regional-standards, (d) Peer-standards, and (e) Care about Others. Cluster analysis revealed that juvenile delinquency experiences fell into two clusters of "likelihood of committing a crime" and "committing a crime". In addition, ANOVAs suggested that juvenile delinquents in reformatory institutions had higher scores on factors of Egocentric and Peer-standards on the behavioral standards, compared to juvenile non-delinquents. The value of using the Standard for Public Space Scale for the study of juvenile delinquency was discussed.
著者
關 茉莉絵 御領 政信 佐々木 淳 岡田 幸助
出版者
社団法人岩手県獣医師会
雑誌
岩手県獣医師会会報
巻号頁・発行日
vol.35, no.3, pp.88-91, 2009-01-01

野外採卵鶏の眼鏡下洞が腫脹し,化膿性肉芽腫が認められた成鶏より緑膿菌が分離され,幼雛に対する病原性を病理学的に検索した.10^9接種群では接種日齢にかかわらず接種後3日以内にほぼ全例が死亡したが,10^8接種群では接種日齢が高いほど死亡数が減少した.10^9接種群では接種12時間後で沈うつ,頭部下垂を示し,接種4日後の一部のひなでは遊泳運動,ふらつきなどの神経症状,片側眼瞼の閉鎖が認められた.肉眼的に死亡例では接種部位を中心とする胸腹部,大腿部などにおける重度の皮下水腫,組織学的にはほほすべての死亡例で化膿性筋炎,細菌塊を伴う血管周囲炎がみられたが,生残例では病変がほとんど認められなかった.
著者
佐賀 聡人 牧野 宏美 佐々木 淳一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-情報処理 (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.77, no.8, pp.1620-1629, 1994-08-25
被引用文献数
23

本論文では,ペン入力システムにおいて手書きによる直接的な図形入力ヒューマンインタフェースを実現することを目的として,ファジー理論を応用したオンライン手書き曲線同定法「ファジースプライン曲線同定法(Fuzzy Spline Curve Identifier,FSCI)」を提案している.FSCIは,手書きされた曲線の形状のみならずその書かれ方の丁寧さ加減をもファジー情報として利用することにより,その曲線が「線分」,「円」,「円孤」,「だ円」,「だ円孤」,「閉自由曲線」,「開自由曲線」の7種類の基本的な曲線プリミティブのいずれを意図して書かれたものかを推論し,かつその形状パラメータを同定する.書き手が本手法の性質を利用することにより,7種類の基本曲線プリミティブの中から自分の意図する曲線を自然な描画動作表現によって選択し,同時にその形状パラメータを直接的にシステムへ入力することが可能となる.FSCIは通常の線図形の構成要素として必要最少限の曲線プリミティブの同定を実現しており,その意味でペン入力による直接的な図形入力ヒューマンインタフェースの汎用的な要素技術と位置づけられる.
著者
三石 大 佐々木 淳 船生 豊
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告データベースシステム(DBS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2000, no.44, pp.53-60, 2000-05-25

動画像や音声など、その内容を表すインデックスを明示的に作成することが難しいマルチメディアデータベース等の検索のために、半自動かつ動的にインデックスを生成するための手法について提案する。本稿で提案する手法は、利用者のデータベースの利用が、その利用者の関心や興味によって偏りがあることを利用するものである。これは、予め内容毎にある程度分類されているデータベースへの個々の利用者のアクセス履歴をもとに、それぞれの分野に対する利用者の興味の方向を示すベクトル空間(ユーザモデル)を推測し、同時に、個々のデータがどのような利用者からアクセスされたかの履歴をもとに、このユーザモデルからそのデータの内容を示すインデックスとしてのベクトル空間(タイトルモデル)を推測するものである。これを繰り返すことにより、データベースの利用時に各データの内容の方向性を示す値を動的に更新し、適切なインデックス付けが可能となると同時に、そのデータが持つ潜在的な意味情報の抽出が可能となると予想され、従来のシステムでは利用者が気付かなかったデータを発見することが可能となる。本稿では、このモデルに基づく漸化式を定義するとともに、シミュレーションによりその有効性を示す。We propose a semi-automatic indexing algorithm with emotional keywords such as genre names for multi-media database(e.g. movie files, audio files) according to user's sensitivity by using user's access histories for database. At first, we simply categorize data, and create a vector space of each user's interest(user model) from the history of which categories the data, the user had accessed, belong to. Next, we create vector space of each data(title model) from the history of which users the data had been accessed from. By continuing the above method, we could create suitable indexes, which show emotional content of data. In this paper, we define the recurrence formula based on the proposed algorithm. We also show the effectiveness of the algorithm by simulation result.