著者
佐々木 博史 黒田 知宏 真鍋 佳嗣 千原 國宏
出版者
特定非営利活動法人 日本バーチャルリアリティ学会
雑誌
日本バーチャルリアリティ学会論文誌 (ISSN:1344011X)
巻号頁・発行日
vol.7, no.3, pp.393-401, 2002-09-30 (Released:2017-02-01)
参考文献数
20
被引用文献数
2

The resent developments of the compact hardware have been realizing Wearable Computers. On the other hand, there are just a few studies of the input interface for wearable computers. However, most of those interfaces lack portability or are not comfortable in using it. This paper presents "Hand-Menu System", an innovative input interface for wearable computers, utilizing Augmented Reality techniques. This system gives the user a truly intuitive non-contact input interface with visual feedback and physical senses. This system lets a user to choose one of menu items superimposed on his five fingertips of a hand by simply touching it with a fingertip of the other hand.
著者
井村 誠孝 大城 理 千原 國宏
雑誌
研究報告グラフィクスとCAD(CG)
巻号頁・発行日
vol.2010-CG-138, no.11, pp.1-5, 2010-02-04

コンピュータビジョンを用いた画像解析の研究においては,前処理として連結領域ラベリングが利用されることが多い.本研究の目的は,連結領域ラベリング処理を,GPU を用いて並列処理するアルゴリズムを開発することである.本稿では,ラスタベース連結領域ラベリング手法を取り上げる.特にラスタセグメントの抽出に関して,画像の各ピクセルにスレッドを割り当てる並列性の高いアルゴリズムを提案し,連結領域ラベリングにおける GPU の利用可能性について検討する.
著者
土居 元紀 陳 謙 眞溪 歩 大城 理 佐藤 宏介 千原 國宏
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-情報処理 (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.80, no.8, pp.2203-2208, 1997-08-25
被引用文献数
37

会社やマンションなど, 不審人物の侵入を防ぎたい管理施設の入口において, より信頼性が高く利用しやすいセキュリティシステムが望まれている. そこで, 顔画像照合の結果により入口の解錠を決定する解錠制御システムを試作した. 実用的な解錠制御システム開発の観点から顔画像照合を検討し, 顔画像照合手法を, 入力画像からの顔領域の抽出, 顔領域の大きさ・傾き正規化と顔部品照合で構成した. 信頼性の高い照合実現のため, 目頭検出による精度の高い顔領域の大きさ・傾きの正規化を用いた. また, 目・鼻・口といった特徴的な顔部品を照合対象とすることにより, 眼鏡や髪型などの偽証しやすい部分を照合領域から排除している. 顔部品照合において本人のものか否かを決定するしきい値は統計的に決定した. 実際にシステムの性能について評価した結果, 本人の入室許可が92.2%, 他人の入室拒否が99.6%という照合成功率を得た.
著者
野田 真一 伴 好弘 佐藤 宏介 千原 國宏
出版者
特定非営利活動法人 日本バーチャルリアリティ学会
雑誌
日本バーチャルリアリティ学会論文誌 (ISSN:1344011X)
巻号頁・発行日
vol.4, no.4, pp.665-670, 1999-12-31 (Released:2017-02-01)
参考文献数
13
被引用文献数
3

Mixed Reality (MR) conjuncts the real world with a virtual world created by a computer. Optical superimposing has been a promising MR displaying technology so that it does not degrade the quality of the user's view. Unfortunately, optical see-through displays can not represent correct occlusion phenomenon; a CG object can not occlude a real object, but overlaps on the real one translucently. In this paper an architecture of an optical see-through MR display, which solves the above problem, is proposed. It can represent correct occlusion phenomenon among the real and virtual objects. Two types of new prerequisite elements, a realtime range finder and an active pattern light source with a video projector, are involved into the display. The dynamic active pattern light projection illuminates only not occluded portions of the real object in darkroom, according to the interference among 3D models of the virtual object and real one which is acquired by the range finder. Therefore, the occluded portions of the real object is not visible due to no illumination; the CG object occludes the real object approximately. A prototype display based on the architecture shows us interesting interactions between the virtual world and the real world including user's hand operations.
著者
稲垣 智 井村 誠孝 池田 聖 眞鍋 佳嗣 千原 國宏
雑誌
研究報告グラフィクスとCAD(CG)
巻号頁・発行日
vol.2010-CG-138, no.14, pp.1-6, 2010-02-04

映画やゲームにおいては,炎を写実的かつリアルタイムにレンダリングする手法が求められている.炎の CG はエンタテインメントのみならず,防災のための火災シミュレータなどにおいても有用である.本論文では,炎を粒子ベース流体シミュレーションに基づき,写実的かつリアルタイムにレンダリングする手法を提案する.炎を写実的にレンダリングするには,三つの条件を満たすことが重要である.一つ目の条件は,炎が風のような力の影響を受けて変形することである.二つ目の条件は炎の明るさと色が正確であることである.三つ目の条件は,炎の周辺に陽炎が発生することである.提案手法はこれら三つの条件を満たすように粒子ベース流体シミュレーションすることで,炎を写実的かつリアルタイムにレンダリングする.提案手法を実験し,写実的かつリアルタイムにレンダリングできることを確認した.
著者
木村 有里 眞鍋 佳嗣 浦西 友樹 千原 國宏
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.64, no.12, pp.1884-1891, 2010-12-01 (Released:2011-03-01)
参考文献数
18

Wearing cosmetics or makeup has important implications for human. However, it is very hard for visually impaired people to apply make-up because the process of making up their face requires visual contacts. We propose a wind pressure display that shows the given position of the face. The proposed system takes a face image of the person using a camera installed in front of the person, and determines a given position such as the makeup spot in the image. Then, wind pressure provides the necessary position on the face to the person so they can effectively apply the necessary makeup. We measured two point thresholds of the wind pressure display in our experiment. Moreover, the position presentation on the face using the proposed system was also evaluated. The results of these experiments showed the proposed system could effectively present the necessary position on the face.
著者
油谷 曉 垣内 正年 香取 啓志 尾久土 正己 猪俣 敦夫 藤川 和利 砂原 秀樹 眞鍋 佳嗣 千原 國宏
出版者
日本ソフトウェア科学会
雑誌
コンピュータ ソフトウェア (ISSN:02896540)
巻号頁・発行日
vol.28, no.4, pp.318-332, 2011

2009年7月22日に日本で皆既日食という天体ショーが起こり,様々な組織が皆既日食映像の伝送実験や多彩なイベントを行った.4K超高精細映像の伝送方法について共同研究を行っている朝日放送株式会社(ABC)では大規模なIPネットワークを使用した全天4K超高精細映像の伝送実験を企画し,奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)も参加協力を行った.この伝送実験では,世界初の試みとして,皆既日食が起こっている場所の臨場感を全天4K超高精細映像を使用して可能な限り伝送するという目的で行われ,無事に実験の目的を達成することができた.本論文では,NAIST独自で非圧縮全天4K超高精細映像のLayer 3ネットワークを用いた伝送実証実験を行い,有効な伝送手法として実験を成功させたことについて報告し考察を与えることとする.
著者
末永 貴俊 飯野 恵秋 黒田 知宏 大城 理 千原 國宏
出版者
The Institute of Electronics, Information and Communication Engineers
雑誌
電子情報通信学会論文誌 D (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.J83-D2, no.1, pp.324-332, 2000-01-25

超音波診断装置を用いて実時間で遠隔医療を行うためには,超音波診断動画像の伝送及び,計測用の超音波プローブを患者にあてる位置・角度などが リアルタイムで指示できる環境が必要である.特にプローブ操作については空間情報を直感的に伝える必要があり,既存の音声・画像通信技術だけでは伝達が困難である.そこで本論文では計測側の計測風景の上に超音波診断に用いられるプローブと同じ形のCG(CGプローブ)を重ね合わせ,診断側の専門医が遠隔地から計測者にプローブをあてる位置・角度などを教示するシステムを提案する.
著者
嶋田 光洋 坂田 宗之 安室 喜弘 井村 誠孝 眞鍋 佳嗣 千原 國宏
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会冬季大会講演予稿集 (ISSN:13434357)
巻号頁・発行日
vol.2007, pp._5-8-1_, 2007

We are proposing the method which estimate a stature of running person from image sequence of security camera. This paper describes about the experiment to make a model of relation between the speed and the time courses of the head position and to estimate a stature from the images of a security camera.
著者
土居 元紀 陳 謙 眞溪 歩 大城 理 佐藤 宏介 千原 國宏
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会技術報告 (ISSN:03864227)
巻号頁・発行日
vol.20, no.41, pp.13-18, 1996
参考文献数
9
被引用文献数
2

This paper presents the PASSFACE system which is a lock-control system using face identification. If one can use his (her) face as a key, it will be very convenient to open a lock. The PASSFACE system identify a face image for judgment whether it should unlock a door or not. The face identification consists of two main processes ; normalization of the size and the inclination of the face image and matching of characteristic face components (eye, nose and mouth).
著者
三宅 正夫 眞鍋 佳嗣 浦西 友樹 池田 聖 千原 國宏
出版者
一般社団法人日本色彩学会
雑誌
日本色彩学会誌 (ISSN:03899357)
巻号頁・発行日
vol.36, no.1, pp.3-14, 2012-03-01

近年,カラーユニバーサルデザインの概念のもと,色弱者のための研究や製品の開発が盛んである.しかし,視覚障がい者,特に全盲の人が利用できるものは少ない.視覚障がい者の自立生活と社会参加を促すには,身につける衣類の色と模様に関しても自ら認識できることが重要である.本論文では,衣類の色と模様に関する情報を組み合わせて音声出力するシステムを提案する.色認識では,PCCS表色系にカテゴリカルカラーの概念を取り入れて,簡潔な色の出力表現を行い,全盲の人が理解しやすいように工夫した.また,大域的な色の把握のために,カメラで撮影した画像を色空間でクラスタリングし,限られた少数の色数での出力を可能とした.模様認識では,衣類によくあらわれる縦縞,横縞,チェックを主たる模様とし,これ以外の模様は,無地か無地でないかの認識を可能とした.評価実験により,本システムの出力結果の妥当性を確認した.また評価実験の結果を踏まえて,認識精度向上のための対策について考察した.
著者
井村 誠孝 小塚 淳 南 広一 田畑 慶人 守随 辰也 千原 國宏
出版者
特定非営利活動法人 日本バーチャルリアリティ学会
雑誌
日本バーチャルリアリティ学会論文誌 (ISSN:1344011X)
巻号頁・発行日
vol.7, no.4, pp.481-486, 2002
被引用文献数
1

A horseback archery (called Yabusame in Japanese) is the traditional art of Japan that dates from the Heian Era (10th century). Since a horseback archery requires both horse riding skill and archery skill simultaneously, ordinary people cannot experience this excitement during their lifetimes. The authors extract essential elements from a horseback archery and reconstruct them in more simple style utilizing fusion of various sensors and movable L-shape immersive screens. The developed system enables ordinary people to enjoy the excitement of a horseback archery. Moreover, the authors import competition between two players into the traditional style of horseback archery so as to improve quality as entertainment.
著者
油谷 曉 垣内 正年 香取 啓志 尾久土 正己 猪俣 敦夫 藤川 和利 砂原 秀樹 眞鍋 佳嗣 千原 國宏
出版者
日本ソフトウェア科学会
雑誌
コンピュータ ソフトウェア (ISSN:02896540)
巻号頁・発行日
vol.28, no.4, pp.4_318-4_332, 2011-10-25 (Released:2011-11-30)

2009年7月22日に日本で皆既日食という天体ショーが起こり,様々な組織が皆既日食映像の伝送実験や多彩なイベントを行った.4K超高精細映像の伝送方法について共同研究を行っている朝日放送株式会社(ABC)では大規模なIPネットワークを使用した全天4K超高精細映像の伝送実験を企画し,奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)も参加協力を行った.この伝送実験では,世界初の試みとして,皆既日食が起こっている場所の臨場感を全天4K超高精細映像を使用して可能な限り伝送するという目的で行われ,無事に実験の目的を達成することができた.本論文では,NAIST独自で非圧縮全天4K超高精細映像のLayer 3ネットワークを用いた伝送実証実験を行い,有効な伝送手法として実験を成功させたことについて報告し考察を与えることとする.
著者
中村 厚士 黒田 知宏 千原 國宏
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PRMU, パターン認識・メディア理解 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.99, no.574, pp.45-50, 2000-01-20

没入型仮想環境提示装置においては, 設置場所を要求するジョイスティックや操作時に視覚的な位置と遮蔽関係との不一致が起こるデータグローブなどは使用が困難である.また, 没入型仮想空間に多く見られるような遠方の仮想物体と, 点で表現されるポインタとの奥行き関係は把握が困難である.そこで本稿は, 複数の体験者が指示棒でその延長線上にある仮想空間内の物体を指し示すことで, 物体とインタラクションできる, レーザポインタ型インタフェースを提案する.
著者
油谷 曉 垣内 正年 藤川 和利 猪俣 敦夫 香取 啓志 眞鍋 佳嗣 千原 國宏
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IA, インターネットアーキテクチャ (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.208, pp.55-58, 2009-09-18

本稿では,2009年7月22日に起こった皆既日食の全天映像を,非圧縮4K超高精細のまま朝日放送からインターネットを用いて奈良先端科学技術大学院大学まで伝送するという,世界最初のライブ中継伝送実験について述べる.この4K映像の中継伝送実験と同時に非圧縮ハイビジョン映像の中継伝送実験も行ったため,映像伝送に使用したネットワーク帯域は8Gbpsにも達した.大学のプライマリネットワークの帯域は10Gbpsであるが,大学の一般トラフィックを犠牲にすることなく,中継伝送実験は無事に成功した.
著者
佐伯 昌彦 井村 誠孝 安室 喜弘 眞鍋 佳嗣 千原 國宏
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.60, no.10, pp.1593-1598, 2006-10-01 (Released:2008-03-07)
参考文献数
6
被引用文献数
1 1

Colors in nature can be classified into two categories: colors which originate in pigments (coloring matter) and structural colors, which are caused by optical path differences at the level of microscopic structures. Structural colors change according to viewing angles and lighting conditions. This paper proposes a generic method for rendering structural colors in real time. The proposed method's use of optical path differences as common parameters enables unified treatment of various types of microscopic structures and representation by textures that store optical path differences, which can speed up rendering. The proposed method can be applied to object of arbitrary shapes and enables rendering from random viewing angles and lighting conditions in real time.
著者
向田 茂 蒲池 みゆき 尾田 政臣 加藤 隆 吉川 左紀子 赤松 茂 千原 國宏
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. A, 基礎・境界 (ISSN:09135707)
巻号頁・発行日
vol.85, no.10, pp.1126-1137, 2002-10-01
参考文献数
12
被引用文献数
34

近年,顔の認知に関する心理学的研究が盛んに行われている.心理実験を行うには実験デザインに応じた実験刺激の作成が必要となるが,これまで実験刺激の生成を目的とした統合的な顔画像合成システムは見当たらなかった.我々は,先行研究で用いられてきた合成顔を容易に作成できるとともに,今後検討されるであろう様々な実験刺激の作成にも柔軟に対応できるよう,心理学研究からの要求を考察し,実験デザインの段階から実験刺激の作成までの一連の作業をサポートする顔画像合成システムの開発を行った.特に,一連の作業の中で,操作者への負担が大きくなる,特徴点の取得作業の負荷を軽減できるよう,採用した操作者補助の機能の有効性を実験により確認した
著者
中川 雅通 宗績 敏彦 角 義恭 前原 文雄 千原 國宏
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. A, 基礎・境界 (ISSN:09135707)
巻号頁・発行日
vol.80, no.8, pp.1312-1315, 1997-08-25
被引用文献数
21

顔の表面と骨格の二つの形状モデルを用い, 年齢変化した顔画像の合成を行った, 骨格の形状モデルは表面の形状モデルから生成する. 幼年から成年への変化では, 骨格モデルを頭蓋骨の成長に基づいて変形し, 老年への変化では, 表面モデルと骨格モデルの差である肉厚の変化による皮膚のたるみを付加することにより, 年齢変化した顔画像の合成を行った.