著者
古沢 常雄 池田 賢市 板倉 裕治 岩崎 久美子 岩橋 恵子 上原 秀一 小林 純子 園山 大祐 高津 芳則 高橋 洋行 夏目 達也 藤井 穂高 堀内 達夫 小野田 正利 藤井 佐知子
出版者
法政大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2010

本研究は、学業失敗や無資格離学、失業など我が国と共通の様々な教育問題を抱えるフランスにおいて、社会統合と公教育の再構築に向けたキャリア教育の取り組みがどのように行われているかを、全教育段階を対象に総合的に明らかにした。フランスでは、我が国のキャリア教育(英語のCareerEducation)に相当する概念はほとんど用いられていないが、先進諸国においてキャリア教育が必要とされる社会的背景を共有しており、フランスにおいてキャリア教育と呼びうる様々な教育活動が義務教育、後期中等教育及び社会教育・継続教育の分野でどのように実際に展開されているのかを総合的に明らかにした。
著者
古沢 常雄 岩橋 恵子 小野田 正利 夏目 達也 藤井 佐知子 池田 賢市 服部 憲児 小澤 浩明 上原 秀一 園山 大祐 藤井 穂高
出版者
法政大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2007

本研究は、学習者が学校教育の主流から排除されるメカニズムに注目する。すなわち、早期離学者、進路変更を余儀なくされる生徒たち、高等教育における中退、などに焦点を当てている。こうした学校「内部から排除」するメカニズムに対して制度的にどのように包摂が可能か検討し、具体的な対策として郊外における優先教育の試み、障害児の包摂に向けた取組、学校ガバナンスの方法、高等教育における学業継続支援策や社会経験認定制度の整備、余暇センターの活動など現地調査をもとに考察を行った。
著者
園山 大祐
出版者
大分大学教育福祉科学部
雑誌
大分大学教育福祉科学部研究紀要 (ISSN:13450875)
巻号頁・発行日
vol.30, no.1, pp.59-70, 2008-04

ここでは,フランスにおける子どもの貧困について,その実態と,教育結果について考察する。どのような家庭生活環境に育っ子どもが,いかなる教育結果を導くかについて,その相関について分析する。その結果,17歳の無資格者は,おおよそ同年齢層の4%を占め,うち30%が10分の1###の収入層に属することが判明した。また,その家庭的特徴には,ひとり親世帯,移民,劣悪な住宅事情などが連鎖していることが明らかとなった。こうした子どもの貧困との闘いは,社会正義という観点からも重要で,社会的###結束(cohsion sociale)の進展のためにも大きな課題である.###This paper has two objectives. The first is to discuss the major issues involved in defining and measuring the situation of child poverty in France. The second objective is to clarify the correlation between poverty and low school attainment.###An important challenge in reversing this trend concerns the need to develop a clear definition of child poverty for public policy ln specific territory as "Banlieue" and to set a feasible and credible targets as a public support programme to reduce social poverty.