著者
磯部 征尊 山崎 貞登
出版者
一般社団法人 日本科学教育学会
雑誌
科学教育研究 (ISSN:03864553)
巻号頁・発行日
vol.39, no.2, pp.86-93, 2015 (Released:2015-06-30)
参考文献数
24

This is a study concerning the current state of the educational subjects of “Science, Technology, Engineering and Mathematics” from the view of Design and Technology by conducting a field survey. The results are summarized as follows:(1) Design and Technology in the National Curriculum 2014 is stressed to enhance coordination with the educational subjects of “Science, Technology, Engineering and Mathematics (STEM)” after a hearing investigation by Professor Stables, who works in the Design and Technology Department of Goldsmiths College in London University.(2) The National STEM Centre places great emphasis on developing subject matters through cooperation between STEM-related subjects and Design and Technology, and expanding the range of specialists as teachers by familiarizing them with such subjects to advance their continuing professional development.(3) The strategic groups of STEM, such as the Royal Academy of Engineering, worked to make Design and Technology part of the National Curriculum 2014 after a hearing investigation by Mr. Green, who is the chief executive of the Design and Technology Association (DATA).
著者
山崎 貞登
出版者
一般社団法人 日本科学教育学会
雑誌
日本科学教育学会年会論文集 42 (ISSN:21863628)
巻号頁・発行日
pp.199-202, 2018 (Released:2019-06-14)
参考文献数
10

小学校プログラミング学習において,公教育と私教育が共有化し協働できる学習到達目標及び学習評 価規準の設定と,評価基準性,信頼性,妥当性の確立が強く要望されている。一方,学習評価の実践研究が思うように進んでいない現状がある。そこで,本稿では,ベネッセ(2017),高嶋(2018),大森ら(2018),山崎ら(2017ab),山崎(2018)が提案した小学校段階におけるプログラミング学習の到達目 標と評価規準について紹介し,問題の克服に向けた解決策について提案する。
著者
山崎 貞登
出版者
一般社団法人 日本科学教育学会
雑誌
日本科学教育学会年会論文集 29 (ISSN:21863628)
巻号頁・発行日
pp.65-66, 2005 (Released:2018-05-16)
参考文献数
11

本稿では,日本産業技術教育学会(1999,2000)が提案した小・中・高校を一貫した技術教育で育む技術的素養(リテラシー)と,技術教育課程基準のスコープとシーケンスの基本構造について概説する。さらに,平成16〜18年度文部科学省研究開発学校の東京都大田区立矢口小学校・安方中学校・蒲田中学校の研究課題「これからの社会を生きていくための必要な技術的素養(テクノロジーリテラシー)の育成を重視する新教科(Technology Education)の教育課程等の研究開発」の研究を紹介する。
著者
長洲 南海男 伊佐 公男 今村 哲史 熊野 善介 山下 宏文 山崎 貞登 新田 義孝 杉山 憲一郎 畑中 敏伸 八田 章光 島崎 洋一 高木 浩一 藤本 登 滝山 桂子 安藤 雅之 出口 憲 大高 泉 内ノ倉 真吾 丹沢 哲郎 佐藤 修 尾崎 誠
出版者
常葉学園大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2008

英、仏、米国、オーストラリアでのエネルギー環境教育調査により独立教科はないが、ESDとして積極的に取り組んでいた。日本国内のエネルギー環境教育実践校のデータベース研究により意思決定の教育実践は少なかった。理工学系、教科教育等の多様な研究分担者等によりエネルギー環境リテラシー育成のカリキュラム構築の基本的枠組が、次の2点の合意形成を得た。エネルギー環境リテラシー育成のカリキュラムフレームワークの目標と内容の二次元マトリックスと重層構造図である。