著者
川村 康文
出版者
一般社団法人 日本科学教育学会
雑誌
科学教育研究 (ISSN:03864553)
巻号頁・発行日
vol.21, no.2, pp.126-134, 1997-06-10 (Released:2017-06-30)
参考文献数
2

I teach the students physics with the following two points in mind. The first is what to teach in the physics class, and the other is how to teach it. So far as the first point is concerned, I took dynamics in driving as a theme, and as for the latter point I taught through student discussion. Better results were obtained in the latter class.
著者
川村 康 七野 敏光 中村 正人 Kawamura Yasushi Shichino Toshimitsu Nakamura Masato
雑誌
令和3(2021)年度 科学研究費補助金 基盤研究(C) 研究成果報告書 = 2021 Fiscal Year Final Research Report, Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
巻号頁・発行日
vol.2018-04-01 – 2022-03-31, pp.420p., 2022-03-15

令和2年度は、当初は2回の研究会を開催する予定であったが、新型コロナウィルス感染症流行の影響により、対面形式での研究会の開催を断念せざるを得なくなった。これに代えて、研究協力者(中村正人氏、七野敏光氏)の助力を得て、電子メールを交換する形式で、1回の研究会を遠隔開催した。この研究会では、研究代表者が電子メールに報告の書面を添付して研究協力者両名に送付し、これに対する研究協力者からの電子メールによってそれぞれの専門領域の視点と知見にもとづく質問と意見を得、さらに電子メールによって質疑応答や意見交換を行うことによって、本研究課題の解決についての視野を広げることができた。この成果にもとづいて、『岩波講座 世界歴史 第7巻』(岩波書店、令和4年刊行予定)に収録予定の論文「法構造の新展開」(仮題)を執筆し、唐から元に至る法典編纂の歴史における宋勅の存在意義を確認することができた。また、唐律と慶元勅の対応検証による宋勅の構造の解明をめざして令和元年度に執筆した、本研究課題の中間報告にあたる論文「宋代以勅補律考:宋律勅合編序説」を『法と政治』71巻1号(関西学院大学法政学会、令和2年5月)に公表することができた。さらに、この論文で扱わなかった宋勅の篇目についても『慶元条法事類』からの勅条の抽出と復原の作業を進めることができた。令和2年度に開催した研究会の具体的な日程と主な内容は以下のとおりである。第8回研究会(令和3年2月2日~20日・電子メールの交換による遠隔開催):書面報告「唐明間における法構造の新展開」ならびにこれに対する質疑と意見
著者
岩佐 厚志 裏 直樹 山中 武彦 川村 康博
出版者
公益社団法人 日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学Supplement
巻号頁・発行日
vol.46, pp.E-145_2-E-145_2, 2019

<p>【はじめに・目的】</p><p>延髄外側梗塞において特徴的な所見のひとつにlateropulsion(以下:LP)がある.LPは,病巣側に体が不随意に倒れる症候である.これまで,急性期におけるLPに対する病巣を考慮した治療や客観的指標を用いた効果に関する報告は少ない.そこで本研究では,脳画像所見よりLP出現の責任病巣を同定し,損傷神経路を考慮した治療の選択と,体圧分布測定システムで測定した立位足圧分布を用いて治療効果を検証した.</p><p>【方法】</p><p>症例は,50歳代男性.左延髄外側に梗塞巣を認め,立位・歩行時wide baseでありLPのため左への傾きを認めた.第1病日から理学療法(以下,PT)を開始.第4病日より本研究を開始した.LPに対する治療効果は,シングルケースデザイン(ABA法)を用いて検証した.A1期,A2期は一般的なPTを実施.B期は一般的なPTを行う際に,左膝関節に対して弾性包帯(Osaki製ウエルタイ)を,足底には表面に凹凸のあるインソール(キャンドゥ製オウトツタイプインソール)を装着し,触圧覚入力を増強した状態で実施した.各期は各々1日とした.足圧分布は体圧分布測定システム(NITTA製BPMS)を用いて開眼閉脚立位にて20秒間測定し,左右比率,左右差の平均値を算出した.臨床的指標としてPostural Assessment Scale for Stroke Patients(以下,PASS),Scale for the assessment and rating ataxia(以下,SARA)を用い,その他立位時の傾きに対する内省を聴取し,転倒に対する恐怖感をvisual analogue scale(以下,VAS)で評価した.評価時期は足圧分布,VASを各期の前後に,PASS・SARAはA1前,B前,B後,A2後に行った.</p><p>【結果】</p><p>A1前,A1後,B前では足圧左右比率,左右差,PASS,SARA,VASに明らかな変化を認めなかった.B前とB後では,足圧左右比率が右64%から51%,左36%から49%,足圧左右差は5591mmHgから369mmHg,SARA 5点から3点,PASS30点から33点,VAS4/10から1/10と改善を認めた.傾きに対する内省はA1前とB前で「自分ではよくわからないけど倒れそう」であったが,B後では左足に「違和感を感じ右へ重心が行くようになった」「左足に意識が行くようになった」と左下肢に対する認識に変化を認めた.また,A2前後では各評価項目ともに明らかな変化を認めなかった.</p><p>【考察】</p><p>今回,延髄外側梗塞によりLPを呈した症例に対し,下肢への触圧覚入力により即時的な効果を認めた.LPの責任病巣として前脊髄小脳路,後脊髄小脳路,前庭脊髄路などの報告がある.本症例は拡散強調画像より,前脊髄小脳路の損傷が疑われた.前脊髄小脳路はL2以下の意識にのぼらない深部感覚を伝える上行性伝導路であることから,膝、足底への触圧覚刺激の増強により,LPが改善したと考える.このようにLPの原因となる損傷神経路を脳画像により同定し,治療方法を決定していくことは重要であり,前脊髄小脳路損傷によるLP例に対しては膝,足底への触圧覚入力が効果的であることが示唆された.</p><p>【倫理的配慮,説明と同意】</p><p>本研究はヘルシンキ宣言に基づき,対象者に研究内容の説明と書面による同意を得た.</p>
著者
川村 康 Yasushi Kawamura
雑誌
法と政治 = The journal of law & politics (ISSN:02880709)
巻号頁・発行日
vol.70, no.1, pp.1(698)-90(609), 2019-05-30
著者
野村 直洋 川村 康文
出版者
一般社団法人 日本科学教育学会
雑誌
日本科学教育学会年会論文集 (ISSN:21863628)
巻号頁・発行日
vol.37, pp.498-499, 2013

本研究では円運動の実験を安価で手軽に行え、生徒の理解の手助けになるような実験教材の開発を目指した。1つは手作り綿菓子機で、もう1つはCDケース型加速度計を用いた円運動実験機である。
著者
池松 尭俊 川村 康文
出版者
一般社団法人 日本科学教育学会
雑誌
日本科学教育学会年会論文集 (ISSN:21863628)
巻号頁・発行日
vol.37, pp.482-483, 2013

本研究では、「速度・加速度」に関してCDケースを用いて手軽に作製できる加速度計と、人が乗れる大型力学台車を作製し、理科大好き実験教室で実践した。
著者
川村 康文 YASUFUMI KAWAMURA
出版者
東京理科大学教育支援機構教職教育センター
雑誌
東京理科大学教職教育研究 (ISSN:24327565)
巻号頁・発行日
no.1, pp.101-110, 2017-03-31

これまでから、理科授業においては、理科実験の重要性が指摘されてきた1)。今後は、さらに、観察や実験から得られた結果を活用する能力の育成がめざされている。しかし、これまで、理科授業においては、十分な実験は行われない傾向もみられ、プリントへの書き込みや、インターネットで動画をみて、実験をしたことに代えている授業なども行われているのが現実である。アクティブラーニングが要求されると、授業改善も行われるが、その一方で、別の問題も表出した。それは、生徒たちは実験をしないで、他者の実験データをもとに班討議などを行い、アクティブラーニングを実践したことにしている授業である。そのようになる原因は、ひとえに、生徒を授業にひきつける理科実験の事例を、指導者側が知らないことにあると考える。このことを改善できるような理科教員の養成のあり方やメソッドを構築する必要がある。これまでに実施してきた大学での理科教員養成関係の授業実践の事例を踏まえて、そのことを実現するための授業メソッドとしての川村メソッドを提案する。川村メソッドとは、受講学生が能動的な学習を行う授業メソッドで、模擬授業を学生グループが協働的に先生役として行い、その後、そのパフォーマンスについてディスカッションを行い、次のグループあるいは、自分たちのグループに生かし、PDCA サイクルを自覚的に体験しながら学ぶという特徴をもち、理科授業の指導や理科の実験指導の自信を向上させるといった効用が確認されている。
著者
倉田 亮輔 川村 康文
出版者
一般社団法人 日本科学教育学会
雑誌
日本科学教育学会年会論文集 37 (ISSN:21863628)
巻号頁・発行日
pp.488-489, 2013-09-06 (Released:2018-05-16)

昨今、中学校や高等学校での生徒の理科離れが問題になっている。生徒が理科離れを起こさないようにするためには、学習内容がよくわかる実験をうまく授業に取り入れ、生徒の興味・関心を引く必要がある。本研究は、「摩擦力」を生徒に体感させ、生徒の理解の手助けになるような実験器具の開発を目指した。
著者
川村 康 Yasushi Kawamura
雑誌
法と政治 = The journal of law & politics (ISSN:02880709)
巻号頁・発行日
vol.71, no.1, pp.1(770)-154(617), 2020-05-30
著者
川村 康文
出版者
京都教育大学教育学部附属環境教育実践センター
雑誌
京都教育大学環境教育研究年報 (ISSN:09193766)
巻号頁・発行日
no.6, pp.1-8, 1998-03

生命倫理の問題は,人類が「よく生きていく」ためには,さけてとおれない問題の一つである。高校生に限らず児童・生徒たちが,生命倫理について学習し,この問題について熟考することは,よき地球市民として「よく生きる力」を身につけるために大切である。今回は,そのような教育を作りあげるための基礎資料として「生命倫理」についての意識調査を理科系進学希望の高校3年生に対して行った。その結果彼らは,臓器移植,脳死,尊厳死について,脳死を人の死とし,尊厳死を認め,臓器移植を認めるという傾向がみられ,遺伝子操作についてはそう強く賛成の方向を向いているのではないことがわかった。実験動物にも,人間が侵してはならない権利があると考えていた。出産に関わる考え方は,出生前診断は行うことがあってもよいと考えており,状況によっては中絶の可能性を認めることもあるとしていた。代理母に関しては否定的な傾向が示された。人間に対する遺伝子治療でも,そう強く賛成の方向は向いていなかった。
著者
川村康之編著
出版者
芙蓉書房出版
巻号頁・発行日
2001
著者
兒玉 明典 川村 康文 田山 朋子
出版者
一般社団法人 日本科学教育学会
雑誌
日本科学教育学会年会論文集 35 (ISSN:21863628)
巻号頁・発行日
pp.357-358, 2011-08-23 (Released:2018-05-16)
参考文献数
5

今まで,色素増殖太陽光電池の実験は,高い学習効果が認められていながらも,学校現場で行うには費用がかかりすぎると言われていた。その原因としては,生徒実験を行うための材料として,今まで高価なペースト状の二酸化チタンとヨウ素電界質溶液を用いてきたためである。そこで,著者らは粉末の二酸化チタンと,ヨウ素を含むうがい薬を用いた実験教材で電子メロディを鳴らすことに成功した。この成功によって,色素増殖太陽光電池の実験が日用品で行えるようになり,より科学技術を身近に感じることのできるものが完成した。今回はその改良と本実験材料を用いて実践を行った際の報告を行う。
著者
林 壮一 川村 康文 村上 聡
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育 (ISSN:03856992)
巻号頁・発行日
vol.63, no.3, pp.191-196, 2015

東日本大震災後に高等学校で物理を学習した生徒に対して,高校時代の物理で実施した実験や放射線に関する講義・実験や実習などの調査をアンケートによって行った。その結果,物理実験を行った経験のある生徒の割合は,山崎らが調査した結果に比べて増加していた。しかし,放射線に関する講義や実験,実習の経験のある生徒は全体の10%以下であり,山崎らの調査結果同様にその実施の割合は少ないままだった。このことから,東日本大震災後であっても,放射線に関する学習がほとんど実施されていないことが明らかとなった。
著者
川村 康文
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育 (ISSN:03856992)
巻号頁・発行日
vol.48, no.6, pp.506-511, 2000-12-30 (Released:2017-02-10)
参考文献数
3

高度科学技術社会にあって,我々人類が,科学的なものの見方や考え方を身につけることは重要なことである。またこれまでこのような観点から,青少年が身につけるべき科学的なものの見方や考え方が,多方面から提案されてきた。しかし青少年が,現時点でどのような科学的なものの見方や考え方をしているかについては,これまでに十分には明らかにされてこなかった。本研究では,青少年の科学観について調査した結果について報告する。
著者
川村 康文
出版者
京都教育大学
雑誌
京都教育大学環境教育研究年報 (ISSN:09193766)
巻号頁・発行日
vol.10, pp.29-42, 2002-03-31

環境NGOサイエンスEネットが,2001年度に行ってきた活動内容について報告する。また,あわせて,本年度新たに,小中高校生用に開設された「サイエンスEネット ヤングスターズ」について概説する。
著者
川村 康文 田代 佑太
出版者
一般社団法人 日本科学教育学会
雑誌
科学教育研究 (ISSN:03864553)
巻号頁・発行日
vol.36, no.1, pp.44-52, 2012
参考文献数
6
被引用文献数
1

This research investigates the effect of a mock lesson to students on a teacher training course in science. This research attempted to document changes in students' knowledge and concepts about performing a science lesson by using an image mapping test before and after the lecture. An investigation was also made whether important science instruction skills when performing a science lesson were able to be supported by observing other students' mock lesson. The results show that the students could gain confidence, especially concerning instructions for science experiments. In addition, they acquired viewpoints which are required for a teacher, such as safety, conduction a preliminary experiment, and writing on the blackboard.
著者
小田 善治 川村 康文
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育 (ISSN:03856992)
巻号頁・発行日
vol.57, no.3, pp.220-223, 2009
被引用文献数
1

学校教育現場において,新エネルギーについて学習ができる実験教材を求める声は大きい。これまでにも色素増感太陽電池を児童・生徒に作製させ電子メロディーを鳴らし,模型自動車を走らせる実験教材を研究開発してきたが,アモルファスシリコン太陽電池のように色素増感太陽電池が搭載され,自走する模型自動車の実験教材の完成には至っていなかった。本研究では,自走式模型自動車用色素増感太陽電池の研究開発を行い,色素増感太陽電池が搭載された模型自動車が安定して走行する実験教材の開発に成功したので,これを報告する。