著者
川野 裕司 岡井 有佳
出版者
公益社団法人 日本都市計画学会
雑誌
都市計画論文集 (ISSN:09160647)
巻号頁・発行日
vol.58, no.3, pp.616-623, 2023-10-25 (Released:2023-10-25)
参考文献数
8

地区の魅力を高めるというエリアマネジメントの目的のために、総合設計制度により生み出される公開空地の活用が求められる。しかし、公開空地の占用に関して、特段の法令上の定めはなく、自治体独自で運用されている。本研究の目的は、地域の活性化や賑わい創出を目的とした公開空地の占用の基準とエリアマネジメントにおける公開空地の活用実態を明らかにすることである。公開空地の目的を逸脱しない範囲内で、占用を可能にする基準を定める都市が増えており、公開空地の利活用が進んできている。公共性を有する占用主体による積極的な公開空地の活用を促進している都市もある。
著者
中村 豪志 川畑 翔 川野 裕也 萩原 純一 加茂 智彦 小川 芳徳
出版者
理学療法科学学会
雑誌
理学療法科学 (ISSN:13411667)
巻号頁・発行日
vol.31, no.2, pp.269-273, 2016 (Released:2016-04-29)
参考文献数
20

〔目的〕縦手すりにもたれて,一側上肢で下衣を上げ下げする動作の効果を検証することとした.〔対象〕健常な男性10名とした.〔方法〕服の上から「短パン」を装着し,これを上げ下げする動作を測定した.手すりなしと手すりにもたれた姿勢で動作を行い,時間,重心総軌跡長,矩形面積,耳垂の上下移動距離の姿勢による相違点を解析した.〔結果〕手すりにもたれた動作では,手すりなしの動作と比較して,重心総軌跡長,矩形面積,耳垂移動距離の平均が有意に低かった.手すりにもたれた動作では,上げる動作における重心総軌跡長と矩形面積,下げる動作における矩形面積と耳垂移動距離で正の相関がみられた.〔結語〕一側上肢で下衣を上げ下げする動作は,縦手すりに寄りかかることでバランスが向上する.
著者
扇澤 美千子 川野 裕子 川端 博子 Michiko Ougizawa Yuko Kawano Hiroko Kawabata 茨城キリスト教大学生活科学部 埼玉大学教育学部 埼玉大学教育学部
出版者
茨城キリスト教大学
雑誌
茨城キリスト教大学紀要 1 人文科学 (ISSN:13426362)
巻号頁・発行日
no.41, pp.13-25, 2007

In this study, the questionnaire survey for slimming intention and body size, self-acceptance, self-confidence, and clothing behavior was conducted on 444 young female. We considered how intention towards body slimming was related to self-consciousness and clothing behavior, based on comparison between groups with higher and lower consciousness towards slimming. The results were as follows: (1) 87% female hoped to be slender and their ideal figure was extremely thin. Even in the higher slimming intention group, 90 percent or more belonged to thin or standard level in medical body mass index. They hoped to lose more weight and to be thinner especially in the lower part of their bodies. (2) Higher slimming intention group answered in the negative for self-acceptance, and tendency to lack in independency and confidence could be seen in their Cinderella complex questionnaire results. (3) Analysis on clothing expenses and purchase frequency showed that higher slimming intention group had stronger interest in clothing, were more ingenious in trying to look thinner and that this intention led them to gain more psychological stability. As a result, we conclude that slimming intention is now widely accepted in the modern society for the reasons that being thinner and wearing smartly lead to self-acceptance, self-confidence and mental stability.
著者
川野 裕姫子 出村 慎一 長澤 吉則 松浦 義昌
出版者
一般社団法人 日本体育学会
雑誌
日本体育学会大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.67, pp.227_1, 2016

<p> 超高齢化社会を迎え、今後介護労働者の大幅な増加が予想される。一方、介護労働者は、身体的・精神的ストレス、および賃金・待遇問題や職場での人間関係に関するストレスが要因となり、高い離職率が問題視されている。本研究は507名の介護労働者を対象にストレス要因(身体、精神、賃金や待遇、および利用者との関係)に関する調査を行った。仕事以外の日常生活においてストレスを「多いに感じている」と「やや感じている」と回答した351名(女性269名と男性82名)を分析対象とした。解析の結果、いずれのストレス要因も性と経験年数の異なる群間に有意差は認められなかった。身体と精神的ストレス要因は、年代間に有意差が認められ、多重比較検定の結果、前者は30~50歳代の方が60歳代より、また後者は20~40歳代が60歳代よりストレスを感じていた。結論として、60歳代の介護労働者は、30~50代に比べ人生及び介護経験の豊富さから身体的及び精神的ストレスを感じないで要領よく介護の仕事をこなしていると推察される。</p>
著者
長谷島 伸親 小林 淳晃 竹澤 信治 大和 邦雄 門山 周文 川野 裕
出版者
The Japanese Respiratory Society
雑誌
日本胸部疾患学会雑誌 (ISSN:03011542)
巻号頁・発行日
vol.33, no.10, pp.1105-1110, 1995

ベリリウムの使用量に比し, 本邦の慢性ベリリウム症の報告は少なく20数例である. 今回, 我々は, 低含量Be銅合金加工工場で発生した慢性ベリリウム症の一例を経験した. 症例は24歳, 男性, 労作時呼吸困難を主訴に受診した. 19歳の時より当院受診時まで, 1.8%未満のベリリウム銅合金加工工場に勤務し, 細線加工に従事していた. 胸部X線像では左気胸と両肺にびまん性の微細な粒状影と嚢胞が認められ, 肺機能検査は, 拡散障害と拘束性障害を示していた. 肺生検組織で壊死を伴わない類上皮細胞性肉芽腫と胞隔炎を認め, 肺組織に正常より高濃度のベリリウムが検出された. BeSO<sub>4</sub>による気管支肺胞洗浄液リンパ球刺激テストと末梢血リンパ球刺激テストは共に陽性であった. 職業歴と検査所見より慢性ベリリウム症と診断した.
著者
藤沢 武彦 山口 豊 本郷 弘昭 柴 光年 由佐 俊和 崎尾 秀彦 川野 裕 門山 周文
出版者
特定非営利活動法人 日本呼吸器内視鏡学会
雑誌
気管支学
巻号頁・発行日
vol.8, no.2, pp.251-257, 1986
被引用文献数
4

中枢気道を狭窄ないし閉塞する肺癌切除不能例11例に対して内視鏡下に腫瘍内エタノール注入療法を考案し, その組織固定および止血効果につき臨床的ならびに基礎的検討を行ない, 以下の結果を得た。(1)腫瘍内へ99.5%エタノール注入後は速やかに腫瘍は淡赤白色に固定され, 内視鏡的にやや縮小傾向を示し, さらに出血例では高い止血効果が認められた。注入数日後には腫瘍は壊死に陥っており, 壊死組織内には病理組織学的に生腫瘍細胞はみられなかった。(2)気道内ポリープ状突出腫瘍に対しては本法は極めてよい適応と考えられるが, 壁外腫瘍に対してはその効果はあまり期待できないものと思われた。(3)筋弛緩剤投与下に行なった動物実験による検討では, 中枢気道壁内への99.5%エタノール投与は明らかなPaO_2の低下を示さなかったが, 肺胞内へのエタノールの流入は出血性肺炎を惹起し, PaO_2を有意に低下させた。(4)局所麻酔下に行なう臨床例においては, 腫瘍外に流出した少量のエタノールの一時的な咳嗽発作の惹起をみたのみで, 肺炎, 低酸素血症等の重篤な副作用は全くみられなかった。(5)生化学的検索でもエタノール注入は臨床的にも, また基礎的にも明らかな異常所見は示さなかった。(6)結論として, 腫瘍内エタノール注入療法は適応を選べば, 中枢気道の腫瘍性病変に対して有効な内視鏡下治療の一手段と考える。
著者
原田 達也 川野 裕介 大谷 哲史 森 武俊 佐藤 知正
出版者
The Robotics Society of Japan
雑誌
日本ロボット学会誌 = Journal of Robotics Society of Japan (ISSN:02891824)
巻号頁・発行日
vol.24, no.8, pp.933-944, 2006-11-15

A portable radio device with ad hoc wireless networking function is realized as a platform of various physical and informational support systems based on"Lifelog Contents"that is the records of experiences in the daily life. Lifelog should be created by collecting various information through a wireless network without putting a strain on human and environment. By attaching sensors and actuators to our radio device, they can participate in the wireless network and effectively communicate with each other. We adopted Bluetooth as wireless communication technology that has such good features as low power consumption, sufficient data throughput, high resistance to noise and so on. Since our device has flexible multihop networking functions, it can construct a large scale network. We realized a prototype of Lifelog based electric appliances operational support system with our devices. Utilization of Lifelog reduces the burden for controlling a huge amount of convoluted electric appliances by constructing the probabilistic model of user's operational behavior and predicting user's successive operations. The system gives prediction results to the user and executes operations via the wireless network. Experimental results prove that the operational system is useful and developed device is sufficient performance for Lifelog based support systems.