著者
Batanova Tatiana A. 太田 陽子 鬼頭 克也 松本 安喜 林 良博 高島 康弘
出版者
社団法人日本獣医学会
雑誌
The journal of veterinary medical science (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
vol.68, no.1, pp.87-90, 2006-01-25
被引用文献数
1

マウス免疫グロブリンG1(IgG1)のFc領域をもつキメラ蛋白を作成し, その免疫学的性状を調べた.この分子は抗体分子の持つ性質のうち, マクロファージによる抗体依存性細胞障害の誘導能, lipopolysaccaride刺激された脾臓細胞によるインターロイキン10産生の増強能を保持していた.
著者
櫻井 君紀 大森 峰輝 小林 正
出版者
豊田工業高等専門学校
雑誌
豊田工業高等専門学校研究紀要 (ISSN:02862603)
巻号頁・発行日
vol.40, pp.97-104, 2007

本稿では想起エレメント法を用い、学生の豊田高専周辺の環境についての意識を調査、分析した。その結果は以下のようにまとめられた。1)生活(居住)年数が増すごとに周辺の環境を認知する度合いは増すが、比例的に増加するのではなく、1年から3年の間に急速に増加し、それ以後は緩やかであることが明らかとなった。2)ショッピングセンター、商店施設等は女性の認知が高く、「買い物」に関しては女性のほうが周辺環境を意識していると考えられた。3)徒歩、自転車を移動手段とする学生の想起率には大きな差異は無かった。しかし、車(バイク)に乗ることにより、行動範囲が広がり、周辺環境の認知が大きく高まることが明らかとなった。4)個人の年齢、移動手段等に左右されるものの、中心となるのは梅坪駅、豊田市駅周辺であり、そこから半径約3km以内であると推測できた。また、建築物の認知についても、外観だけではなく、立地、用途等によって認知に差が現れることが確認できた。
著者
米田 多江 小林 順平 太田 理
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IN, 情報ネットワーク (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.99, no.436, pp.25-30, 1999-11-18
被引用文献数
1

跳合検出における端末の割り当て方は大きな課題となっている.仕様上,同じ状態であっても,端末の割り当て方によって競合が起きたり起きなかったりする.そのため,競合検出において,いかに有効な端末割り当てを行うかが重要となる.本論文では,端末の割り当てに関して,端末の組み合わせ数に関する問題と端末が属するサービスの決定に関する問題の2つについて述べる.前者においては,競合の発生に関係しない端末の組み合わせの縮退法と実際にあり得ない状態の組み合わせを持つ端末割り当ての削除法を提案する.また,後者においては,割り当てられた端末の属するサービスを決定する方法を示す.更に,提案手法にある複合サービスを適用した結果より,計算量を約2000分の1に押さえられることを示した.
著者
近藤 千之 小林 幸夫 宮原 誠
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. CQ, コミュニケーションクオリティ
巻号頁・発行日
vol.97, no.350, pp.35-42, 1997-10-29
被引用文献数
14

高品位なAudio-Visualの限界を明らかにし、Audio-Visualで、品位、実在感、質感等の高度の芸術的印象をどこまで再現できるか、又、高度な感性コミュニケーションができるかを明らかにしたい。そのためのインフラ技術の開発研究のための基礎研究として、どの物理要因と特性が重要か、その新たな発見法を述べる。これは帰納的方法であり、演鐸的方法では発展が困難になった他の多くの分野で、有効と考えられる。