著者
鈴木 一成
出版者
愛知教育大学附属名古屋小学校
雑誌
奨励研究
巻号頁・発行日
2008

1 校内・校外体育授業研究会の実施校内体育授業研究会(隔週開催)や校外体育授業研究会(10月と3月に開催)では,校内の体育科の教諭だけでなく,大学の先生や公立学校の現職の教諭も加え,健康関連体力の考え方や体力テストの活用法,授業と業前・業間の関連を図る方法を検討し,必要充足における体力の高め方の指導方法(主に授業づくり)について理解を深めることができた。2 1日50分運動しよう(戸外に出よう)の指導の展開(1) 運動したくなる環境づくり○ 各学級に「体育グッズ(大縄,ストップウォッチ,ノーパンクボール,スポンジボール,フリスビー)」を配布し,体育学習,業前・業間の運動遊びに活用した。○ ジャンピングボードや鉄棒の補助具を常時設置した。体育の授業と業前・業間との関連を図るようにした。これらを活用して運動遊びをする姿が見られた。(2) 運動したくなる仲間づくり○ 体育委員会主催のスポーツ集会(マラソン)や学年行事のスポーツ大会を開催し,学級の仲間やいっしょに運動する仲間と共に運動する姿が見られた。○ 全校に「なわとびカード」を配布した。目指す技を明確にして,めあてをもって運動ができるようにした。授業と業前・業間との関連を図った。また,技の教え合いにより,異学年の交流も生まれた。
著者
大井 諭 松下 晃三 閨谷 洋 船井 和仁 高持 一矢 鈴木 一也 数井 暉久
出版者
特定非営利活動法人日本呼吸器外科学会
雑誌
日本呼吸器外科学会雑誌 (ISSN:09190945)
巻号頁・発行日
vol.20, no.4, pp.694-697, 2006-05-15
被引用文献数
4

今回我々は,右自然気胸術後の切除標本で偶然発見されたmalignant solitary fibrous tumorの1例を経験した.症例は48歳男性.右自然気胸の手術は胸腔鏡下で上葉にある肺嚢胞を広範囲にわたり切除した.術前および術中は腫瘍の存在には気づかず,術後の病理診断で腫瘍の存在が明らかとなった.この患者はその後,約6ヵ月経過して胸腔内に局所再発し,放射線化学療法と手術療法を行ったが再々発し,気胸手術後約1年経過して亡くなった.solitary fibrous tumorは,再発を繰り返し時として悪性化する場合もありえるので長期間の経過観察が重要である.
著者
戸田 瑛人 森住 哲也 鈴木 一弘 木下 宏揚
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ICSS, 情報通信システムセキュリティ (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.115, pp.45-49, 2009-06-25

クラウドはインターネット内にあるリソースの関係が述語論理で記述され,そこに名前空間が関係付けられた論理システム,即ち,意味論である.近い将来,個人情報や企業機密を含んだリソースもクラウドのシステムに組み込まれる事が十分考えられ,covert channelと呼ばれる不正通信路による情報漏えいが危惧される.そこで,covert channelを分析するセキュリティモデルとクラウドを如何にして対応付けるかが課題となる.また、大規模クラウドに於けるcovert channel分析は,計算量が膨大になる事が考えられるため、covert channel分析を分散化する事が必要である.本論文では,Googleが採用している大規模検索エンジン"Hadoop"をクラウドにおけるエージェントシステムのリソース収集・整理ツールとして応用し、さらにセキュリティモデルを実装したエージェントと融合させたシステムを提案する.また、その際に生じるいくつかの課題を示す.
著者
戸田 瑛人 森住 哲也 鈴木 一弘 木下 宏揚
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ISEC, 情報セキュリティ (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.113, pp.45-49, 2009-06-25

クラウドはインターネット内にあるリソースの関係が述語論理で記述され,そこに名前空間が関係付けられた論理システム,即ち,意味論である.近い将来,個人情報や企業機密を含んだリソースもクラウドのシステムに組み込まれる事が十分考えられ,covert channelと呼ばれる不正通信路による情報漏えいが危惧される.そこで,covert channelを分析するセキュリティモデルとクラウドを如何にして対応付けるかが課題となる.また、大規模クラウドに於けるcovert channel分析は,計算量が膨大になる事が考えられるため、covert channel分析を分散化する事が必要である.本論文では,Googleが採用している大規模検索エンジン"Hadoop"をクラウドにおけるエージェントシステムのリソース収集・整理ツールとして応用し、さらにセキュリティモデルを実装したエージェントと融合させたシステムを提案する.また、その際に生じるいくつかの課題を示す.
著者
鈴木 一臣 中井 宏之
出版者
一般社団法人日本歯科理工学会
雑誌
歯科材料・器械 (ISSN:02865858)
巻号頁・発行日
vol.12, no.1, pp.34-44, 1993-01-25
被引用文献数
19

歯質と修復用レジンの接着性の改良を目的に, 象牙質の表面処理効果と作用機序について検討した.コラーゲンおよび酸処理象牙質を2-Hydroxyethyl methacrylate(HEMA)水溶液によって表面処理を行い, FT-IR分析, SEM観察および接着試験の結果から次のような結果を得た.即ち, コラーゲン線維へHEMAが吸着するためには水が必要である.コラーゲンの処理に用いた処理液のHEMA濃度とHEMA吸着量の関係においてHEMAが6〜60%の範囲でコラーゲンにHEMAがもっとも多く吸着した.HEMAの吸着したコラーゲンは, 形態変化(SEM写真)から推定して硬直化していた.接着強さは, リン酸-30%HEMA水溶液処理12.07MPa, クエン酸-30%HEMA処理10.09MPaおよびEDTA-30%HEMA処理7.04MPaであった.
著者
山崎 潔 鈴木 一幸 佐藤 公彦 大内 健 吉成 仁 磯崎 一太 中舘 一郎 班目 健夫 吉田 俊巳 柏原 紀文 佐藤 俊一 村上 晶彦
出版者
The Japan Society of Hepatology
雑誌
肝臓 (ISSN:04514203)
巻号頁・発行日
vol.32, no.7, pp.724-729, 1991
被引用文献数
15 6

漢方薬が原因と推定された劇症肝炎の1例を経験した.症例は62歳男性.痔核治療のため漢方薬(金鵄丸)の服用を開始したところ,6週間後に倦怠感と尿濃染が出現した.服用中止により一旦症状の消失をみたが,服薬再開後5週間で上記症状が再出現,黄疸の出現をみ入院となった.凝固能低下が著明で(PT 28%, HPT 19%),種々の治療にもかかわらず,4週間後多臓器不全の状態で死亡した.剖検肝は495gと萎縮著明で,肝組織像は広範性肝壊死を示した.金鵄丸による薬剤性肝炎は本例を含め9例が報告されている.その特徴は,金鵄丸が原因との認識が遅れたため反復服用により肝炎の繰り返しをみる例が多いこと,発疹,好酸球増多がみられないことであった.本例は,漢方薬により劇症肝炎を来した初めての報告である.漢方薬の使用が増加しているおり,漢方薬によっても本例のごとき重症肝障害が惹起されうることに注意すべきである.
著者
狩野 秀一 鈴木 一哉 地引 昌弘
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IA, インターネットアーキテクチャ (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.104, no.377, pp.21-26, 2004-10-21

ルータクラスタにおけるニ重パケット処理冗長方式を提案する。高機能ルータクラスタではフロー状態の冗長化が必要だが、従来方式では冗長化のための状態交換のオーバーヘッドが大きいという問題がある。本研究では、パケットを二重処理して状態を冗長化するために、状態交換のオーバーヘッドがかからない方式を提案する。また、メンバ数および故障回復時間をパラメータとして従来方式とスループット比較を行い、提案方式の優位性を検証する。
著者
鈴木 一隆 豊田 晴義
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 : 映像情報メディア (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.61, no.12, pp.1774-1778, 2007-12-01
被引用文献数
4 3

High-speed, minute eye movements such as ocular microtremors (OMTs), flicks and saccades contain important information about the health of the subject. Since OMTs have a frequency as high as 100Hz and minute angular displacement as low as 0.01 degree, measuring the speed and position of OMTs with adequate accuracy under non-contact conditions in the long-term is difficult. To measure a living sample stably and reliably, we have developed a novel system for measuring eye movement by combining an intelligent vision system and the corneal reflex method. The intelligent vision system has both high-speed and real-time parallel image processing capabilities, which measure to a high level of precision at 1KHz. We have carried out basic experiments using a simulated eye in conjunction with experiments on OMTs and saccade measurements. The results of these experiments confirmed that such a system is sufficiently accurate.
著者
和田 一郎 鈴木 一元 黒坂 五馬
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
日本建築学会論文報告集 (ISSN:03871185)
巻号頁・発行日
no.115, pp.31-37, 1965-09-30

This research was carried out one of the information-act to make a dicision of shop for the project of shopping facilities. For this, research was carried out to clear out to clear up the relation between the selection of shop-design and personality. Dec. 1964, The field work was operated by the group interview to the students of Tokyo Dress-making School. The progress of research was devided into two stages, one was to try Yatabe-Kibler, personal inventry, another was Siheffe's Sensory test by means of color fiem that had photographed the shopfacade (Coffee-Shop) Analisis 1st stage was to compute the standard-deviation-σ-of Yatabe-Kibler test, and in this result, we decided to make two groups ; over+σ-we called it "C" group (Circulate type group), under-σ-called it "S" group (Shizopherenia type group) 2nd stage was to check the statiscal significant between C group (Sheffe's test) and S's by means of "F test". As a result, about, the selection of a facade design we can't see auy relation. The fact made clear that between the selection mechanism of facade design and personality have nothing to do.