出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.19, no.4, pp.34-37, 2010-05

団体戦の1つ目のパターンは、営業部門と他部門のメンバーで組織するチームだ。アビーム コンサルティングの近藤敬プリンシパルは「キャプチャー(顧客獲得)チームを組織して、顧客ニーズと自社のリソースをつなげやすくすることが提案力強化に有効だ」と話す。
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.19, no.4, pp.49-53, 2010-05

日立物流や大塚商会のような"領空侵犯"する体制を見習いたいものの「部門間の壁が厚くて難しい」と感じる企業もあるだろう。その場合は、まず部門横断で話し合える場を設けることから始めるべきだ。部門を越えて見知った顔が増えることで、領空侵犯する風土が生まれやすくなる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.13, no.8, pp.160-163, 2004-09

ティー・ワイ・オー(以下TYO)の名前は知らなくても、多くの人が毎日のようにTYOグループによる作品を目にしているだろう。サッポロビール「黒ラベル 温泉卓球篇」、JR東海「AMBITIOUS JAPAN!2」といったテレビコマーシャル(CM)、NHK・BSのキャラクター「どーもくん」など、映像コンテンツを中心に幅広く活躍している。
著者
小倉 仁志
出版者
日経BP社 ; 1992-
雑誌
日経情報ストラテジー (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.21, no.10, pp.110-112, 2012-11

ナゼナゼ社の営業部にて。「はい、すぐに仕様Bに再設定させていただきます。大変申し訳ございませんでした」。血相を変えて、電話対応しているミツオさん。電話を切るなり、切羽詰った内容を営業課のナンデ課長に報告する。すぐさまナンデ課長が、技術課のドウダ課長に連絡を取る。ミツオさんはナンデ課長の指示で、別のフロアにいる技術部のコウジさんのところに駆けつける。
著者
西口 泰夫
出版者
日経BP社 ; 1992-
雑誌
日経情報ストラテジー = Nikkei information strategy (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.24, no.6, pp.8-12, 2015-07

その1つとして今やっているのが、オープンな場で決めるということ。月1回のペースで開く非常に重要な会議をオープンにして、管理職だけでなく、開発の現場にいる担当者にも参加してもらっています。 ウェブ会議や電話会議を使って、国内外の拠点をつなぎ、…
著者
知名 俊郎
出版者
日経BP社 ; 1992-
雑誌
日経情報ストラテジー (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.22, no.7, pp.14-17, 2013-08

我々の業界は販促費の処理が大変でして、営業担当者の負担になっていました。営業部門のコア業務は社外に出て商品を売り込んだり、お客様と対話したりすることです。会社に戻って販促費の計算をするのは、それらを終えてからになります。
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.14, no.8, pp.82-86, 2005-09

「ポテトチップス」「えびせん」「じゃがりこ」などで知られるスナック菓子大手のカルビー(東京・北)は、2003年度からバランス・スコアカード(BSC)を全社導入した。 BSC導入直前の2002年度は減収減益。売上高は前年比6.4%ダウンの931億円、経常利益は同64%ダウンの6億円と業績が低迷していた。
出版者
日経BP社 ; 1992-
雑誌
日経情報ストラテジー (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.24, no.4, pp.44-47, 2015-05

竹中工務店がタブレットを使ったワークスタイル変革に挑んでいる。ウェブカメラも併用し、場所を問わず、どこでも仕事を進められる環境を整えた。タブレットを使いこなす3人衆に密着した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.14, no.6, pp.86-89, 2005-07

田辺製薬は2001年6月から環境会計の1手法であるマテリアルフローコスト会計を主力工場に試験導入した。その結果、廃棄物処理コストを年間約6000万円削減できた。 マテリアルフローコスト会計を使うと、どの製造工程で、どれだけの廃棄物が生まれ、それに原材料費、エネルギー、労務費などがどれだけ無駄に使われているかを正確に算出できるようになる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.13, no.6, pp.174-177, 2004-07

街の景色に溶け込んだ白亜の洋館。緑に囲まれたプール付きの庭で、花火の音とともに大歓声が上がった。その中心では若いカップルが弾けるような笑顔を見せている——。 ここ数年、邸宅風の会場で結婚パーティーを行うカップルが増えている。この「ハウスウエディング」と呼ばれる挙式スタイルで婚礼市場に革新を起こしたのがテイクアンドギヴ・ニーズ(以下、T&G)だ。
著者
後藤 卓也
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.8, no.3, pp.16-19, 1999-04

●—後藤さんが社長に就任されてから、この1年半で花王の情報戦略にも大きな変化が見られるようになりました。最近では、基幹システムを日本アイ・ビー・エムにアウトソーシングする決断を下しましたが、どのような経緯だったのですか。後藤—時代が変われば、仕事のやり方を変えていくのは当然のことです。
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.9, no.5, pp.204-207, 2000-06

「ピピピッ、ピピピッ」。香川大学の学生であるY君の携帯電話が鳴り、電子メールの着信を知らせた。見ると、Y君が会員になっている地元のレコード店からのメールだった。彼が大好きな宇多田ヒカルの新譜が、もうすぐ発売されるという知らせだ。 「お、もう発売されるのか。きっとすぐ売り切れてしまうから、今のうちに予約しておかなきゃ」。
著者
森重 かをり
出版者
日経BP社 ; 1992-
雑誌
日経情報ストラテジー = Nikkei information strategy (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.25, no.12, pp.8-12, 2017-01

森重 仕事に打ち込んでしまう性分なので、家庭と両立できる自信がなくて。希望通り専業主婦になったのですが、ずっと家にいると、夕方「あれ?今日も誰とも口をきいていない」と思うこともしばしば。「働きたいな」とだんだん思うようになりました。
著者
酒井 耕一 西村 崇 山端 宏実
出版者
日経BP社 ; 1992-
雑誌
日経情報ストラテジー (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.22, no.9, pp.40-47, 2013-10

今年のトレードで1番の話題は、北海道日本ハムファイターズの糸井嘉男選手がオリックス・バファローズに移籍したことでした。球界を代表する選手だけに「まさか」と思う方も多いでしょうが、これはファイターズのチーム編成の担当者らによる、計算に基づく…
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.15, no.6, pp.208-211, 2006-07

スイッチング電源大手のデンセイ・ラムダは2000年3月期に最終赤字を計上して以後、まずは利益確保に追われていた。非中核事業の売却や希望退職者募集、基幹システム再構築によるシステム費用削減や人員削減などだ。 その後は一進一退が続いた。2002年3月期はIT(情報技術)バブル崩壊のあおりで最終赤字に再転落。
著者
永守 重信
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.16, no.4, pp.36-40, 2007-05

「2008年以降、救済型M&A(企業の合併・買収)が増える」。26件の実績があるだけに説得力がある。自他ともに認める「再建の名人」。自ら個人筆頭株主として単身で乗り込み、短期間で再建してしまう。2010年に売上高1兆円。「回るもの、動くもの」に特化し世界で圧倒的1位の製品を着々と増やす。
著者
亀田 高志
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジー (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.21, no.4, pp.112-115, 2012-05

医師の世界では、患者に対して症状がストレスによるものと容易には断定しない。身体の病気の可能性が無いと判明するまでは慎重に検証する。精神科の専門医もクリニックなどを訪れる患者に身体の病気がないのかを入念に確認する。 ところが、職場に様々な痛みや胃腸の症状、手足などの不自由を訴える社員が現れ、内科や外科で入念に調べても問題が無いというケースがある。
著者
中竹 竜二
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.17, no.4, pp.88-91, 2008-05

2008年1月、早稲田大学ラグビー蹴球部が全国大学選手権で慶應義塾大学を破って優勝し、大学日本一となった。チームを率いたのは、名将、清宮克幸氏(現サントリーサンゴリアス監督)の後を引き継いだ中竹竜二監督だ。実は1年前、同じ舞台で涙を飲んだ悔しさをバネに、中竹監督は「来年は決勝を50対0で勝つ」と選手たちに宣言していた。
出版者
日経BP社 ; 1992-
雑誌
日経情報ストラテジー = Nikkei information strategy (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.25, no.4, pp.64-67, 2016-05

清掃員がiPadで報告しているものは多岐にわたる。巡回清掃や基本清掃といった作業をそれぞれ何時から何時まで行ったのかという作業の詳細や、トイレットペーパーの使用量、日報など様々だ。冒頭のような忘れ物のほか、「タバコの火で壁面が焼かれる」などト…
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジー (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.21, no.6, pp.80-85, 2012-07

2000〜2002年12月期に赤字が続いたアサヒ飲料は、収益を見込める3大商品に経営資源を集中して再建を目指してきた。対象は缶コーヒー「ワンダ」、炭酸飲料「三ツ矢サイダー」、ブレンド茶「十六茶」である。ワンダは「朝専用」という独自の切り口に加え、売り場で目立つパッケージのラインアップで生存競争に勝ち残った。