著者
有波 裕貴 赤林 伸一 坂口 淳
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
vol.2018, pp.81-84, 2018

<p>本報では沖縄電力を除く一般電気事業者9社を対象として発電設備構成と電気料金プランを調査する。それぞれの一般電気事業者の発電構成と供給電力量から時刻別一次エネルギー消費原単位の算出を行う。原発稼働時及び停止時の一次エネルギー消費原単位と電気料金の分析を行い、昼間・夜間電力の利用による一次エネルギー削減効果及び金銭的インセンティブの妥当性の検討を行う。</p>
著者
齋藤 希 酒井 孝司 小野 浩己
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成27年度大会(大阪)学術講演論文集 第6巻 温熱環境評価 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.65-68, 2015 (Released:2017-11-15)

オフィスにおけるペリメータゾーンでは,日射等による不均一放射環境が生じる。前報までで,直達日射が卓越した室内を対象に,被験者実験と,数値人体モデルを連成したCFD解析の比較を行い,CFDの有用性を確認した。本報では,内付ブラインドを有する室内での温熱環境の実測を行った。また,実験に基づくCFD解析を行い,実測結果との比較を行った。その結果,実験では,スラット角度による熱の漏出傾向の差異を確認し,一定の知見を得た。また,室内の空気温度において,解析が概ね実測と一致することを確認した。
著者
小峯 裕己 飯泉 元気 村上 栄造 木村 洋
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成26年度大会(秋田)学術講演論文集 第7巻 空気質 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.21-24, 2014 (Released:2017-11-15)

消・脱臭性能を謳う空気清浄機は、自社試験方法やJEM1467に基づいて、消・脱臭性能を確認している。しかし、後者の試験・評価方法には実際の使用状況と異なる試験条件に基づいているなどの問題がある。そこで、JEM1467の問題点を解消した評価・試験方法を提案することを目的に、空気清浄機のVOC除去性能試験方法に関する長谷川・小峯らの研究を参考にして、実大空間のチャンバーを用いて, 建基法で義務付けられている24時間換気を行った状況下で「定常発生法・循環試験」による家庭用空気清浄機の消・脱臭性能試験方法を検討した。
著者
濱 興治 板谷 敏弘 笹尾 博行 中村 明寿 橋本 真伊知
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成25年度大会(長野)学術講演論文集 第8巻 性能検証・実態調査 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.301-304, 2013 (Released:2017-11-18)

本報ではリニューアルオープンした東京都美術館の企画展示室の気流分布の測定結果を示す。気流分布は展示物の保存環境として重要であり、0.3m/s以下の低風速が望まれる。展示室全域については、風速0.3m/s以下の比率は98%であった。壁面風速については、間仕切パネルがない場合には全ての測定点で風速0.3m/s以下であった。間仕切パネルを設置した場合には、吹出口との関係で場所によっては0.35m/s程度の壁面風速が観測されるが、97%は風速0.3m/s以下であった。展示ケース内の風速は最大0.25m/sであった。
著者
山口 一 伊澤 康一 鈴木 令 田中 昭司 森山 宏二
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成22年 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.1235-1238, 2010-08-12 (Released:2017-08-31)

Biological terrorism and pandemic outbreak such as a new influenza virus or SARS have become a problem. In addition, facilities environment of a high standard included an anti-microbe measure is expected at pharmaceutical plants and food factories. This paper reports the examination of the anti-microbe measure with the chlorine-based chemical in the biological cleanroom and the results of confirmation that the above measure could be used for sterilization in the buildings, and the subjects for future study.
著者
鈴木 克治 山中 俊夫 甲谷 寿史 桃井 良尚 相良 和伸 西田 敏宏
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
vol.2016, pp.5-8, 2016

<p>In this paper the measurement results of deodrant experiments using one-fluid sparay nozzle and weakly acid hypochlorous acid solution as a deodrant material will be reported and the damping behavior of the odor naterial will be clarified.</p>
著者
伊濱 大晟 山中 俊夫 竹谷 俊成
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成30年度大会(名古屋)学術講演論文集 第4巻 通風・換気 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.93-96, 2018 (Released:2019-10-30)

本研究では、臭気拡散の防止に有効な置換換気を病室へ導入することを提案する。 置換換気時、呼出された咳飛沫核は居住域内に滞留することが明らかとなっている。そこで、本研究では置換換気された4床病室を対象とし、飛沫由来の飛沫核がいかなる挙動を示すのか把握することを目的とする。 本報では実験室において咳を噴霧し、その噴霧状況が飛沫核挙動に与える影響を検討する。また、モデル計算による飛沫核減衰過程の再現も試みた。
著者
野﨑 尚子 山中 俊夫 甲谷 寿史 黒木 友裕 藤原 邦彦
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成28年度大会(鹿児島)学術講演論文集 第8巻 性能検証・実態調査 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.413-416, 2016 (Released:2017-10-31)

通常のオフィス空間を模した屋内ワークスペースと、既存オフィスビル敷地内に構築した屋外ワークスペースにおいて、被験者実験を実施した。個人タスクに加えて、今回は新たにグループタスクを課し、作業環境の主観評価に関して分析・考察した結果を述べる。
著者
金 勲 林 基哉 大澤 元毅 開原 典子 阪東 美智子
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成28年度大会(鹿児島)学術講演論文集 第8巻 性能検証・実態調査 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.117-120, 2016 (Released:2017-10-31)

高齢者福祉施設における室内環境管理の実態の解明と対策の提案のため全国アンケート調査を行た。本報では施設運営及び空調設備に関して地域特性などを加味し詳細解析した結果について報告する。 冷暖房設備はIII地域を堺に方式が変わり、換気設備は換気扇が約7割、中央式が約2割であった。温湿度の管理基準を設けている施設の基準範囲は概ね妥当なレベルであるが、逸脱した数値も存在した。換気は規則的に行っている施設が半分、任意的に行っている施設が半分であり、規則的な換気の4割は1日に2回以上3回未満であった。
著者
赤林 伸一 坂口 淳
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成16年 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.1343-1346, 2004-08-20 (Released:2017-08-31)

In this study, the new measurement technique was developed, which was COP measurement technique of the air conditioner at the actual use of the residence. Relations between COP of the air conditioner and the outdoor temperature, humidity and the conditions of air conditioners should be explained by this study. As the results of the measurement for 5 houses in the summer and winter, the new measurement technique was effective. And, relation between COP of manufacturer catalog and measurement has big difference.
著者
畠中 祐輝 中野 淳太
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
vol.2013, pp.105-108, 2013

<p>樹陰内を実測調査し、放射環境の特性を明らかにする。測定結果をもとに簡易予測式を用い実測値と予測値の比較を行った。樹木による日射、天空放射遮蔽効果が認められた。樹陰内の日射を考慮した平均放射温度は樹陰内に時折入り込む日射に応じて変動していた。そのため、緑被率の高い夏季では高精度の予測ができたが、落葉と太陽高度の低下に伴う木漏れ日の増加により秋季、冬季では誤差が増加した。</p>
著者
宮良 拓百 射場本 忠彦 百田 真史 相川 槙夫
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
vol.2008, pp.141-144, 2008

"Thermal transportation system using Ice & Water" had been studied for contribution to energy conservation. On previous paper, possibility of block ice transportation between storage tank to the other tank was shown. On this paper, we focused on communicating tube, and examined to clarify the transportation characteristic. Through examinations, it was shown that proper water level is need for block ice transportation.
著者
金 範埈 山口 容平 宮地 優介 黄 雄明 木村 舜 下田 吉之
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
vol.2016, pp.113-116, 2016

<p>This research aimed at predicting the urban scale energy demand from large complex office buildings in Kinki region with bottom-up type energy demand estimation model by taking into account the variation of HVAC equipment system. This paper predicted how the HVAC system adoption ratio will changed and how the change of the adoption ratio will influence energy demand of office building stock in Kinki region.</p>