著者
鈴木 孝彦 栗木 茂 斉藤 朗立
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成30年度大会(名古屋)学術講演論文集 第10巻 都市・環境 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.169-172, 2018 (Released:2019-10-30)

ZEBやZEHを始め、様々な建築物に太陽光発電を設置し、省エネルギーにしていく動きが進んでいる。今後、太陽光発電を使っていく中で、経年劣化や異常発生箇所の傾向など、保守的な部分についての検討がなされていないことに着目し、35年を経過した太陽電池モジュールを対象に調査した。その結果、30年以上が経過しても発電しているが、表面の変色、バックシートの亀裂、未発電のモジュールがあることを確認した。
著者
渡邉 一由 大久保 泰和 田中 毅弘 藁谷 至誠 新井 幸雄 小島 和人 阪田 麻紀 仲井 章一 中村 章 秦 隆人 藤井 修二 松浦 房次郎 森 正夫
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成19年 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.1175-1178, 2007-08-24 (Released:2017-08-31)

Recently it is discussing largely that it asks such social responsibility about the treatment method and the accident and trouble for Building & building facilities. In this paper, it describes the risk management for building. So it shows the outline of CSR,the risk management methods and the regulation of law. This paper has emphasized the importance of having the risk management for building.
著者
鍵 直樹 柳 宇 東 賢一 金 勲 大澤 元毅
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成27年度大会(大阪)学術講演論文集 第7巻 空気質 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.101-104, 2015 (Released:2017-11-15)

建築物における基準値との適合状況については,全国の情報が毎年公開されている。そこで本研究では,公表された全国の建築物の維持管理に関するデータを用いて,基準値に適合しなかった建物の割合,不適率の最新動向の解析を行うことにより,建築物における環境衛生の実態について把握することを目的とする。以前にも同様の調査を行っているが2),平成23年の東日本大震災以降のデータを加えた。更には,東京都における立ち入り測定のデータを用いた室内空気環境の詳細な解析を行った。
著者
金 勲 小林 健一 開原 典子 柳 宇 鍵 直樹 東 賢一 長谷川 兼一 中野 淳太 李 時桓 林 基哉
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 令和2年度大会(オンライン)学術講演論文集 第8巻 性能検証・実態調査 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.293-296, 2020 (Released:2021-10-28)

特定建築物及び中小規模建築24件を対象に、2019年度の冷暖房期に行った温度・湿度・CO2の2週間の連続測定からCO2濃度に関する結果を報告する。平均値としては1000ppmを超える建物は2割程度であったが、1回でも1000ppmを超える割合はほぼ7割あった。また、昨年度とは異なり期間中ずっと1000ppmを下回らない、3000ppmを超える高濃度を示すなど、著しく悪い環境にある物件はなかった。
著者
赤林 伸一 有波 裕貴
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 令和2年度大会(オンライン)学術講演論文集 第7巻 空気質 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.13-16, 2020 (Released:2021-10-28)

本報では、CFD 解析(RANS) を用いて、市街地屋外での喫煙時に生じる汚染質濃度分布及び屋内の喫煙所において喫煙者が退出する際のタバコ煙の拡散状況を解析し、建築・都市空間において受動喫煙が発生するリスクを明らかとする。今後の受動喫煙防止政策の策定や適切な分煙手法などに関する基礎的な資料を得ることを目的とする。
著者
矢崎 稜馬 赤井 仁志 濱田 靖弘 土山 紘平
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 令和元年度大会(札幌)学術講演論文集 第1巻 給排水・衛生 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.29-32, 2019 (Released:2020-10-31)

建築設備分野の民間の自主基準の中で、『内線規程』は広く活用されているに対して、SHASE’s Pluming Codeは知られていない。この原因を探った。 SHASE standardのSHASE’s Pluming Code独自の「再使用の禁止」の概念を、法律で規制されているクロスコネクションに置き換えて、システムの違反を判断するような方法を提案する。
著者
グエンル フォン 伊藤 一秀
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成25年度大会(長野)学術講演論文集 第7巻 空気質 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.137-140, 2013 (Released:2017-11-18)

Steady airway inhalation has been computed inside a human respiratory model using computational fluid dynamics (CFD). The flow patterns were yielded through visualization of planes in complex flow areas that depicted formations of turbulent flow primarily from the nasal cavity to trachea. In this study, the convective heat transfer coefficients under a wide range of inspiratory flow rates were calculated and validated with values in the literature.
著者
鈴木 崚太 長野 克則 外川 純也 鍋島 佑基
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成27年度大会(大阪)学術講演論文集 第4巻 通風・換気 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.9-12, 2015 (Released:2017-11-15)

室内空気質の保持と省エネルギー性の向上を目的として静止型全熱交換換気システムが導入されている。静止型全熱交換器の熱交換素子には、高い水蒸気透過性能と室内汚染物質に対するガスバリア性が必要とされている。本報では全熱交換素子として用いられているビスコース加工紙と、高い透湿性能を持つ種々の透湿膜の透湿性能と臭気物質の移行性について評価を行った。また、試験の安定性の向上を目的として新たな臭気移行試験の装置を提案した。
著者
塩谷 正樹 下 泰蔵 大岡 龍三 柴 芳郎 谷藤 浩二 正木 一郎 湯澤 秀樹 近藤 武士 鶴見 隆太
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 令和2年度大会(オンライン)学術講演論文集 第2巻 蓄熱・熱源システム 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.29-32, 2020 (Released:2021-10-28)

再生可能エネルギー熱利用システムは、脱炭素化に寄与する技術として期待されているが、高い導入コストが普及促進の隘路となっている。本研究の目的は、ライフサイクルの低減と性能向上を目的に、多角的な再エネ熱を活用した天空熱源ヒートポンプ(SSHP)システムの開発を行うものである。本報では、開発プロジェクトの概要と今後の実適用を目指した実施した、冬期暖房実験結果について報告する。
著者
金子 知世 三輪 南海 齋藤 輝幸 久野 覚
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成30年度大会(名古屋)学術講演論文集 第6巻 温熱環境評価 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.161-164, 2018 (Released:2019-10-30)

本研究では、全館空調システムを実際に導入した住宅複数戸にて調査を行い、居住者の意識および全館空調システムの年間を通じた運転モードや設定温度などの運転状況について明らかにすることを目的としている。結論として、多くの居住者は全館空調システムに満足しており、省エネルギーよりも快適性を重視した運転を行い、24時間連続で冷暖房を運転していた。
著者
寄木 謙汰 秋元 孝之 猪亦 涼佑 千馬 誠弘 田村 富士雄 木下 亮佑 山品 太輝 太宰 龍太
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 令和2年度大会(オンライン)学術講演論文集 第9巻 エネルギー管理 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.173-176, 2020 (Released:2021-10-28)

図書館施設においてサーモスタットによる空調制御と赤外線アレイセンサーによる空調制御を比較する実験を行った。 赤外線アレイセンサーによる空調制御は、熱負荷の変動、特に熱負荷の増加に対して高い追従性を示した。 サーモスタットによる空調制御に比べ、赤外線アレイセンサーによる空調制御が快適な温熱環境の形成と省エネに貢献したと考えられる。
著者
野々瀬 恵司 長谷川 巌 関 悠平 塚本 俊之 松下 聡 苗村 元
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 令和2年度大会(オンライン)学術講演論文集 第3巻 空調システム 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.81-84, 2020 (Released:2021-10-28)

2011年から運用されたスーパーコンピュータ「京」は、2019年8月に運用を取りやめ、スーパーコンピュータ「富岳」が設置され、部分的に運用が開始された。それに伴い、消費電力及び冷却負荷が大幅に増大することとなった。本稿では、それに対応するための冷却設備の増強改修を行ったのでその概要を報告する。
著者
小柳 秀光 熊谷 智夫 田端 淳 小林 信郷 樋渡 潔 関根 賢太郎 砂賀 浩之 村田 圭介
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.153-156, 2014

<p>構築したシステムについての特性を分析した前報(その2)に続き、本報(その3)では、最適なピークカット効果、光熱費削減効果が得られる制御を可能とする次世代型の制御システムであるスマートBEMSの負荷予測機能と運転計画機能について述べ、スマートBEMSによる熱源システムの最適運転により、どれくらいのピークカット効果、光熱費削減効果があるかについて、2013年度夏期と冬期に実施したDR実証試験の結果について報告する。</p>
著者
村田 圭介 熊谷 智夫 田端 淳 小柳 秀光 樋渡 潔 砂賀 浩之
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
vol.2015, pp.85-88, 2015

<p>スマートBEMS による熱源システムの最適運転により、どれくらいのピークカット効果、光熱費削減効果があるかについて、2013 年度夏期と冬期に実施したDR 実証試験の結果について報告した(その3)のPTR方式に対して、2014年度はCCP方式のDR実証結果について報じる。また、両方式での結果比較についても合わせて報じる。</p>
著者
藤崎 浩太 伊香賀 俊治
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
vol.2013, pp.125-128, 2013

<p>東日本大震災以降に、計画停電や節電の回避という非常時利用の価値に対する関心が高まっていることを背景に、本研究では、計画停電および節電の回避のための追加支払意思額を調査することで、非常時利用の価値を評価した。さらに、追加支払意思額の変化を時系列分析することで、非常時利用の価値に対する意識の変化を評価した。その結果、時間が経過したことにより、計画停電回避に対する意識が低下していることがわかった。一方で、節電回避に対する意識は維持されている可能性が示唆された。</p>
著者
山本 竜大 王 立 加藤 信介
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成27年度大会(大阪)学術講演論文集 第7巻 空気質 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.1-4, 2015 (Released:2017-11-15)

多孔質材料は構造の種類に応じて、吸着の性状が異なるが、内部の拡散係数が大きければ、拡散速度が速くなり、蒸散支配型の挙動を示す。本報告では、チャンバー実験により得られた拡散係数を部品内部に与え、内部からのトルエンの拡散を考慮し、物質伝達率の試験材料表面近傍における放散速度への寄与を検討することを目的とする。
著者
村上 航 對馬 聖菜 伊藤 滉彩 田辺 新一
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 令和元年度大会(札幌)学術講演論文集 第7巻 空気質 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.1-4, 2019 (Released:2020-10-31)

ヒト皮膚から放散される化学物質の総称「皮膚ガス」は知覚空気質に影響を与えるほか人体が曝露される環境や身体活動レベルに応じて放散量が変動する。したがって、皮膚ガスの放散メカニズムを明らかにすることは様々な室内環境に応じた換気指針を検討し省エネルギー化を図る上で重要である。本研究では、人体が曝露された環境温度が皮膚ガス放散量に与える影響に関する知見を得ることを目的に、皮膚から直接皮膚ガスを捕集するプローブを用いた被験者実験を行った。
著者
柳 宇 鍵 直樹 東 賢一 金 勲 志摩 輝治 大澤 元毅
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成28年度大会(鹿児島)学術講演論文集 第7巻 空気質 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.17-20, 2016 (Released:2017-10-31)

省エネと室内空気質の両立の視点から採用されているCO2濃度検知による換気量制御の実態に関する調査を行い,空調方式別の室内CO2濃度の実態解明を図ると同時に,その換気量制御のあり方について考察を行った。 (1)オフィスビルの一人当たりの気積が大きいことにより室内CO2濃度は定常濃度にならず,執務時間帯では常に低く抑えられている。 (2)室内CO2濃度の瞬時値ではなく,その平均値を関連基準値以下に制御することで室内空気質の確保と省エネの両立が図られる。
著者
深澤 たまき 久保 賢太郎 岩本 靜男 深澤 大輔
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成22年 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.2255-2258, 2010-08-12 (Released:2017-08-31)

Global warming measures are desired, in addition to reducing CO2, for improvement of the dwelling environment that is appropriate for the climate and the trait in the region. In snowy region, there are attaching windbreak space in front of the entrance used usually as the place for brushing off snow and the depository for tools of raking away snow. The purpose of this study is to clarify the realities and the effectiveness of the place. In this paper, it introduces the result of the field survey on thermal environment and of the study on profit use of the place.