著者
山本 浩三
出版者
同志社大学
雑誌
同志社法學 (ISSN:03877612)
巻号頁・発行日
vol.52, no.2, pp.1-37, 2000-07-31

論説
著者
服部 伸
出版者
同志社大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2012-04-01

ホメオパシー家庭医学書の分析からは、疾病の解説では新しい科学的医学の知見を反映した改訂が繰り返された面、治療法自体についてはかたくなに伝統的な方法が維持されていたことがわかる。ホメオパシー信奉者が利用していた治療マニュアルは、社会の変化や科学的医学の進歩がある程度反映されている。ホメオパシーがもつ固有の身体観や疾病観は、科学的医学の身体観や疾病観とは相容れないものであったが、『ホメオパシー教本』のような家庭医学書のレベルでも、科学的医学的な説明がなされていたのである。
著者
滝野 哲郎
出版者
同志社大学
雑誌
同志社アメリカ研究 (ISSN:04200918)
巻号頁・発行日
vol.31, pp.61-68, 1994-12-30

研究ノート, Note
著者
中川 淳
出版者
同志社大学
雑誌
同志社法學 (ISSN:03877612)
巻号頁・発行日
vol.49, no.6, pp.113-146, 1998-03-31

論説
著者
振津 隆行
出版者
同志社大学
雑誌
同志社法學 (ISSN:03877612)
巻号頁・発行日
vol.30, no.4, pp.137-146, 1978-11-30

金沢大学人間社会研究域法学系
著者
Nakata Hassan Ko
出版者
同志社大学
雑誌
Journal of the interdisciplinary study of monotheistic religions : JISMOR (ISSN:18801080)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.67-86, 2010

The concept of the Sunni caliphate is self-defined as the notion that a caliph is selected by the people (ikhtiyar) and is based on the denial of the concept of the Shiite Imamate that an imam is appointed by God (nass). In today's academic society in the field of Islamic politics, Sunni political scholars, by taking this notion of the caliphate as a starting point, attempt to position the caliphate system as a variant of the Western democracy that selects leaders through election. On the other hand, the Western scholars criticize the caliphate system as a form of dictatorship on several grounds, including the lifetime tenure of the caliph. This paper aims to deconstruct the concept of the Sunni caliphate in the context of globalism and to redefine it as "a mechanism to bring about the Rule of Law on Earth," taking hints from the thought of Ibn Taymiyah(d.1328), who reconstructed the concept of Islamic politics as "politics based on Shari'ah" by shifting the focus of the concept of Islamic politics from a caliphate to Shari'ah (≒Islamic law). If the caliphate system is to be understood as "a mechanism to bring about the Rule of Law on Earth," we should be aware that the concepts (such as democracy and dictatorship) of modern Western political science originate in the Western tradition dating from the age of ancient Greece, which regards politics as a means to rule people by people. With this recognition in mind, this paper attempts to shed light on the unique features of Islamic political thought by carrying out a "triangular survey" on the political thoughts of the Islamic and Western worlds, as well as the Chinese world.
著者
鋤柄 俊夫
出版者
同志社大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2001

従来の武士と農民だけの中世史を見直すために、京都や鎌倉など中世を代表する中心都市以外の村や町や都市的な場の復原を、考古学資料を軸に文献史料と歴史地理を合わせた地理情報システムの方法によっておこなってきた。研究の対象は、京都府八幡市に所在する石清水八幡宮門前と京都府京田辺市に所在する普賢寺谷中世館群である。研究は歴史情報の取得、歴史情報の分析、歴史情報の総合の3段階でおこなった。歴史情報取得では、木津川の改修によって水没した石清水八幡宮の周辺旧村落跡の分布調査を2001年度におこない、2002年度と2003年度に普賢寺谷の新宗谷館跡で試掘調査と発掘調査をおこなった。歴史情報分析はデジタルマップを利用して石清水八幡宮の周辺村落を推定し、また普賢寺谷の地形と中世の古絵図の関係を検討した。歴史情報の総合では、中世の集落に関わる南山城および他地域の史料および遺跡情報をデータベース化し、普賢寺谷と石清水八幡官門前の復原のためのモデルを作成した。これらの研究の結果、普賢寺谷の中世館群はあたかも根来寺や平泉寺でみられるような宗教を核とした城塞都市に類似することがわかった。これは当時の一般的な中世村落とは異質であり、山城国一揆の見直しにもつながる。石清水八幡宮門前では従来の研究が中世後半のみの復原であったことを明らかにし、宮寺が最も中央権力と結びついていた平安時代後期から鎌倉時代の風景は、水陸交通の要衝として淀を最大の門前としていた可能性を指摘した。これは中世前半の都市論に対する新しい提案である。
著者
大沼 由布 山中 由里子 黒川 正剛
出版者
同志社大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2017-04-01

本研究では、博物誌・百科事典の本文を比較・分析することにより、動物・植物・鉱物等についての博物学的記述が、古代ギリシア・ローマから、イングランドを初め、フランスやドイツ等のヨーロッパ中世に、どのように受け継がれていったかを分析する。さらに、ヨーロッパ中世の博物学的知識が、どのように中世イスラーム世界からの影響を受けたか、また、どのように近世ヨーロッパへとつながっていったかをあわせて考察する。そして、それらを通し、時代や地域を限定した局地的な知のあり方ではなく、古代から中近世ヨーロッパという時代的な広がりや、ヨーロッパと中東という地域的広がりをカバーし、当時の知識のあり方を総合的に浮かび上がらせることを目的とする。本年度は、西洋の古代中世近世、イスラーム中世の百科事典や博物誌の分類と枠組みとを確認し、今後の具体例検討の共通基盤とした。西洋古代及び中世を大沼、西洋近世を黒川、イスラーム中世を山中が担当し、それぞれの担当する地域と時代における代表的な資料を数例取り上げて分析した。編纂意図としては、大きく分けて、自然界を知ることと、神への理解を深めることの二つが見られ、時代や地域によってそれらの比重の変化が見られた。また、典拠の扱いや記述の方法についても同様である。分類と枠組みに関しては、個々の作品による差が予想より大きかった一方、時代を超えた意外な共通点もあり、年度末に行った打ち合わせの結果、分類に関する新たな発見数点を、年度をまたいで、さらなる分析の対象とすることにした。
著者
久松 太郎 高槻 泰郎
出版者
同志社大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2019-04-01

本研究では、山片蟠桃の経済学的叙述を一貫した理論として復元し、その政策面での有用性を示すことによって、わが国の忘れられた学術的遺産を再考する。近世日本の経済論が主に交換面での議論で構成されているのに対し、古典派経済学の創生・成熟期にあたる同時期の西欧では、生産・分配面での議論が主な構成要素であり、そうした面での経済厚生や救貧対策が論じられている。蟠桃の著作には、西欧古典学派において重要なキーワードが散見している他、分配に関する図解をも看取できる。彼の経済論を合理的に再構成し、それを日本経済史固有の文脈で復元することは、これまで十分に試みられることがなかった学術的に大きな意義をもつ作業である。
著者
俣野 裕美
出版者
同志社大学
巻号頁・発行日
2016

This dissertation examines how US television series represented Asian women from the 1970s to the 2000s. By focusing on the relationships of Asian women with other characters, it analyzes why representational transitions occurred in relation to the socio-cultural context of each program. In the 1970s, Asian women's relationship with other characters reflected and even seemed to support the existing social hegemonic structure. In the 2000s, “Asian” roles remained underprivileged, but they demonstrated more autonomy in their relationships with others. In the last chapter, I introduce the history of Asian American media organizations, one of the factors that brought about these transitions over the years.
著者
池永 一広
出版者
同志社大学
雑誌
同志社政策科学研究 (ISSN:18808336)
巻号頁・発行日
vol.14, no.2, pp.117-130, 2013-03

研究ノート・資料(Note)日本のコンテンツ産業は、情報技術の進展、コンテンツのデジタル化、流通の多チャンネル化などを背景に、急速に発展した。しかし、ここ数年、日本経済の低迷、メディア環境の変化、韓国・中国はじめアジア勢の台頭などを背景に、市場の成長は鈍化傾向にある。こうした中、コンテンツの中でもデジタル系コンテンツは今後の成長市場として期待されている。伝統的に我が国のコンテンツ産業の裾野は、中小企業によって支えられてきた。しかし、これら中小企業の伸び悩みが成長減速に拍車をかけている。コンテンツ産業に関連する中小企業の多くは、主に大手コンテンツ流通企業からの受託型ビジネスが一般化しており、企業自体もこれに甘んじてきたケースが多いのが現状である。また、コンテンツ産業を支援する立場である公的機関などの産業振興策も、必ずしも有効に働いているとは言えない。本論では、日本のデジタルコンテンツ産業の今後のさらなる飛躍を目指して、これら中小企業が抱えている課題を探る。次に、これからの方向性を経営の基底をなす「ヒト・モノ・カネ」の観点から、「人材育成」、「製品開発」、「資金調達」に焦点を当てて検討し、産業振興に向けた展望を、企業内改革と企業外支援の視点から試みる。