出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1080, pp.70-72, 2001-02-26

1月11日。良品計画は有賀馨社長(当時)が業績不振の責任を取り、期末を待たず退任したと電撃発表した。同時に明らかになった2001年2月期決算見通しは1989年の設立以来初めて、しかも11.9%もの経常減益だった。 ここ数年、同社は消費不況の中で数少ない"勝ち組小売業"として高評価を得てきた。実際、2000年2月期の国内直営店の売上高は前期比22.2%増。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1447, pp.6-9, 2008-06-30

7月7日から開催される主要国首脳会議(洞爺湖サミット)は、日本の産業界にとって今後のリスクとチャンスを見極める絶好の機会となる。 不平等条約──。日本の産業界は、温暖化防止の京都議定書をこう呼んで皮肉る。世界で最も省エネが進んでいることを勘案されず、2012年までに1990年比で温暖化ガス6%削減という厳しい目標を課されたからだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1186, pp.52-56, 2003-04-07

東京・水道橋の東京ドームにほど近いトヨタ自動車東京本社。ここの地下駐車場に黒塗りのクルマとしては珍しいスバル「B4」が吸い込まれていった。 その後部座席から降り立ったのは富士重工業の竹中恭二社長だった。今年で創立50年、源流となる旧中島飛行機までさかのぼると86年の歴史を持つ富士重工の社長として、初めてトヨタ本社の門をくぐった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.750, pp.24-26, 2010-02-17

一言でCRMと言っても指し示す分野は幅広い。SaaSとしては、営業担当者を支援するSFA(営業支援)、コンタクトセンターを支援するCTI(コンピュータ・テレフォニー・インテグレーション)などのサービス、メールマガジンなどによるネットマーケティング支援サービスが代表的である。今回は米セールスフォース・ドットコムの躍進で注目されるSFAを中心に分析する。
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.17, no.7, pp.51-53, 2008-08

トヨタグループにおけるチームリーダーの育成は製造職場の取り組みが主体である。だが、一部のグループ会社は、営業職場の現場リーダー育成にも力を入れ始めている。 日野自動車は、トヨタ本社のチームリーダー制に相当する職制として、2007年4月から3〜5人程度を束ねる「サブリーダー」職を作った。管理職層であるグループ長のすぐ下という位置付けだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.16, no.1, pp.52-57, 2007-02

藤巻と吉野は、百貨店大手の伊勢丹で1982年入社の同期だった。とはいえ親交が深まり出したのは、2人が伊勢丹を飛び出した2000年から。そして2004年春、サザビーリーグの出資を受けて起業していた吉野を、藤巻が口説き落とし、福助に招いた。当時の藤巻は、ファンド会社にヘッドハントされて福助の社長となり、一躍時の人となっていた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1096, pp.50-55, 2001-06-18

「世界で現在の4000店超を2万店まで拡大する」と打ち出しているだけではない。ハワード・シュルツ会長は「欧州、南米を攻略した後、10年以内にはロシア進出も射程内に入っている」との将来構想も明かした。 「グルメコーヒー」という新しいビジネススタイルを提示したスターバックス。強さの本質は、強気の立地戦略とブランド価値維持への徹底したこだわりにある。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1454, pp.36-40, 2008-08-25

8月8日に開幕した北京オリンピック。豪華な演出を随所に施した開会式は世界の度肝を抜いた。 その印象的なシーンの1つが元体操選手で聖火リレーの最終走者となった李寧氏のパフォーマンスだ。空中に吊り下げられながらメーンスタジアム「鳥の巣(国家体育場)」の吹き抜け空間を走り抜ける。
著者
伊藤 穣一 浅川 直輝
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.1059, pp.79-81, 2011-06-27

2011年4月25日に明らかになった、「デジタルガレージ共同創業者の伊藤穣一氏がMIT Media Labの4代目所長に就任」というニュースは、二つの意味で驚きをもって迎えられた。一つは、伊藤氏が研究者としての学位を持たない人物であること。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1653, pp.80-82, 2012-08-06

「明日の予想最高気温は33度。午後1〜5時の電気料金は1キロワット時当たり75円になります」 夏のある夕方。北九州市八幡東区の東田地区に住むAさんのタブレット端末に、こんな通知が届いた。通常の日であれば、この時間帯の料金は15円。だが、明日は5倍も高くなる。翌日、Aさんは午前中に掃除や洗濯を済ませると、エアコンや照明を切って近所の図書館に出かけた――。
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジー (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.21, no.8, pp.64-69, 2012-09

2010年8月、森永製菓は機能性ゼリー飲料「ウイダーinゼリー」などの生産を委託する仕入れ先のトップらを集め、現場を共同で改善するプロジェクト「MI―T30―S(森永イノベーション―ターゲット30―サプライヤー) 」を提案した。1個当たりの生産コストを引き下げて商品の競争力を高めるためだ。森永の担当者と仕入れ先の担当者の信頼関係を強める狙いもあった。
著者
浜口 友一
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.633, pp.56-59, 2005-08-22

官公庁のIT調達方針見直しなど逆風を受けるNTTデータ。浜口友一社長は、コスト削減要求は当然としながらも、絶対額だけが話題になることに疑問を投げかける。業務遂行のためのコストと、成長のための投資は分けて考えるべきだと訴える。当然、ITベンダーには、価格の算定基準など透明性を高めていく責任があるという。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1415, pp.136-138, 2007-11-05

ハンマー投げの室伏広治(ミズノ)が、投てき種目で日本人初の金メダルを獲得した2004年のアテネ五輪。この時、同じ投てき種目男子で「日本の金E銀E銅メダル独占」があった。しかも1996年のアトランタ五輪以来「3大会連続で金E銀E銅」という快挙だ。 その種目が砲丸投げ。ただしこちらの栄冠は選手ではなく、スポーツ用具としての砲丸が得たものだ。 埼玉県富士見市。
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.1135, pp.36-38, 2019-01-10

2008年施行の改正士法で厳格化された実務経験の対象となる業務範囲についても、社会情勢の変化を踏まえた見直しが進んでいる。建築士の業務が多様化していることなどから、国土交通省は、設計前の基本計画の業務や、既存建築物の調査や検査業務、建築教育、…
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1558, pp.10-12, 2010-09-20

政権交代から約1年、菅直人首相の続投が決まった民主党政権では、これまで総勢25人の閣僚が誕生したが、果たして彼らは国民の期待に応える働きをしてきたのか。 「日経ビジネス」「日経ビジネスオンライン」では、今回の代表選に合わせ、読者アンケートを実施した。同時に「部下」として仕えてきた霞が関の官僚にも閣僚の評価を聞いた。
著者
今西 信幸 橋本 宗明
出版者
日経BP社
雑誌
日経ドラッグインフォメーションpremium
巻号頁・発行日
no.211, pp.31-33, 2015-05

2011年に東京薬科大学の理事長に就任し、臨床教育を充実させるために大学附属薬局を開設するなど、改革を推し進めてきた今西信幸氏。第100回薬剤師国家試験について印象を聞くと、「ナイスジャッジ」とのコメントが返ってきた。そう評価する理由、大学改革の方…
著者
野地 秩嘉
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネスassocie (ISSN:13472844)
巻号頁・発行日
vol.10, no.6, pp.94-97, 2011-04-05

そう言うのは、アイスクリームチェーンのコールド・ストーン・クリーマリーで店長を務める青木秀樹(26歳)だ。 「無論、アイスクリームが当社の商品ですけれど、『歌うアイスクリームショップ』と呼ばれているように、お客様にはホスピタリティーとして、歌をうたったり、ちょっとした踊りを披露したり…。
著者
小田 淳
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.792, pp.98-103, 2020-09

まず、見積依頼の基本を3つお伝えします。それは、[1]見積明細書を提出してもらう、[2]1つの部品で1つの見積依頼とする、[3]メーカー選定のための見積図面は極力最終仕様にする、です。どれも当たり前の話ですが、日本の部品メーカーに依頼するときなら…
著者
福島 哉香
出版者
日経BP社
雑誌
日経トップリーダー
巻号頁・発行日
no.405, pp.52-54, 2018-06

神奈川県内で回転寿司店「ジャンボおしどり寿司」を12店舗展開するエコー商事(横浜市)が4月2日、東京地方裁判所に民事再生の適用を申請した。負債総額は約15億円だった。何が問題だったのか。地元出身の人に尋ねると、ジャンボおしどり寿司は知名度があり、なじみ深いという。会社は破綻したとはいえ、店は営業を続けている。そこで記者は5月、平日と休日の午後1時半頃、日野本店(横浜市)に行ってみた。平日の昼過ぎは全100席に対し、埋まっていたのは1割程度。一方、日曜日は、待合席も満席の混雑ぶりだった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.456, pp.47-54, 2012-07

飲食業界ではいま、大学生を中心とした若者の人材が不足しています。私がサポートしている店を見ても、ここ数年、スタッフに占めるアルバイトの若者の割合が明らかに減っています。 中でも、人気低下が著しいのが居酒屋です。居酒屋を敬遠する大学生からよく聞くのが「疲れる」「仕事が大変な割にバイト料が安い」「酔っ払いに絡まれたりするのがイヤ」といった理由です。