著者
頼 國文
出版者
東京学芸大学
雑誌
学芸古典文学 (ISSN:18827012)
巻号頁・発行日
vol.5, pp.3-15, 2012-03-01
著者
前田 稔
出版者
東京学芸大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2013-04-01

病院患者図書館の現状に関する調査活動について、全国の病院に対するアンケート調査を行った。この調査は約5年ごとに行ってきた調査であり、今回は5300病院を対象に行った。調査項目は下記である。①図書室や本棚の設置状況(a.患者用独立図書室あり b.患者図書室検討中 c.図書室的機能をもつ患者用図書コーナーあり d. 医療従事者用医学図書室あり e.医学図書室の患者開放 f.患者向け本棚なし)②患者向けの図書室や本棚の利用対象(g.入院患者 h.通院患者 i.家族や付添人 j.院外市民 k.職員)③患者向け図書提供と関わるかたはどなたですか(l.司書 m.医師 n.看護師 o.医師看護師以外の医療系職員 p.事務系職員 q.病院OB r.院内ボランティア s.院外団体からの支援 t.公立図書館 u.委員会等で合議 v.近隣病院と連携 w.図書担当者なし x.他)④患者向け図書の運営(y.院内貸出 z.院外貸出 a.病棟へ巡回配本 b.貸出手続きあり c.図書を分類整理 d.分類ラベルの貼付 e.担当者の常駐 f.蔵書目録(リスト)の作成 g.読み聞かせ h.小児看護のプレパレーションで利用 i.他)⑤患者向け院内提供資料(j.闘病記 k.医学専門書 l.健康関連書 m.一般書 n.絵本・児童書 o. 漫画 p.新聞 q. 雑誌 r.パンフ s.独自制作資料 t.映像音声資料 u.ネット端末 v.アプリ w.他)⑥通話外のスマートフォン・タブレットと患者(x.病床での使用可 y.待合室での使用可 z.利用区域で使用可 a.院内禁止 b.端末を貸出 c.患者用院内無線LANあり)アンケート結果に関しては現在集計中であるとともに、集計中に調整点が判明したため、現在調整中である。今後、集計結果について報告を行っていく予定である。
著者
近藤 弘幸
出版者
東京学芸大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2006

日本におけるシェイクスピア作品の翻案・翻訳受容について、フェミニズム理論を用い、またナショナリズムの観点から分析した。フェミニズム分析としては、日本で初めて女性としてシェイクスピア作品の全訳に取り組んでいる松岡和子の翻訳について、その功績と問題点を指摘した。ナショナリズムの観点からは、『オセロー』の翻案小説である宇田川文海『阪東武者』を、日本が「西洋化」することの不安を反映するテクストとして分析した。