著者
坂本 耕一郎
出版者
弘前大学哲学会
雑誌
哲学会誌 (ISSN:02870886)
巻号頁・発行日
no.33, pp.13-21, 1998-12-31
著者
門脇一彦
出版者
神戸大学大学院経営学研究科
雑誌
神戸大学経営学研究科 Discussion paper
巻号頁・発行日
vol.2017・16, 2017-06 (Released:2017-07-05)

日本企業の育成過程は、学習者と熟練者が伴に働き優れた能力を伝える、OJTによる技能伝承の考えが定着している。把握困難な能力の移転を目指すが故に、やみくもにOJTを重ね、育成の実感を与えぬままに長い時間が過ぎるのが、多くの製造業の実情ではないだろうか。伝統芸能や単純な道具を巧みに扱う伝統産業は、技能の対象となる技や道具及び素材の変化は激しいとはいえない。一方、企業化した製造業の扱う生産技術や素材は、企業間の激しい生存競争と自然科学の進化によって、絶え間ない変化を続けている。技能を技術を巧みに扱う能力として捉えると、技術が変化するならば技能も変化するとして把握すべきで、育成を技能伝承の概念で捉えるこれまで考えでは、技術人材の育成に課題があるとするのが本研究の出発点である。
著者
鬼頭 葉子
出版者
長野工業高等専門学校
雑誌
長野工業高等専門学校紀要 = Memoirs of Nagano National College of Technology (ISSN:18829155)
巻号頁・発行日
vol.50, pp.1-6, 2016-06-30 (Released:2016-06-09)

This paper explores the intersection of animal ethics with European and American feminism. Feminist theory and activism tried to liberate women and animals from oppression. The feminist care tradition in ethics developed as an alternative to the rights-based theory of justice. A caring approach is useful in animal ethics. Feminist caring ethics aims to have a compassionate insight directed toward compassionate action. This feminist theory has culture-contextual advantage. However, it is doubtful whether feminist theory involves universal and inclusive compassion toward enemies, wildlife, and destructive animals.
著者
王 建新
雑誌
東洋文化研究 (ISSN:13449850)
巻号頁・発行日
no.14, pp.405-416, 2012-03-31 (Released:2017-05-31)
著者
坂本 亮太
出版者
近畿大学民俗学研究所
雑誌
民俗文化 No.29 (2017. 10) (ISSN:09162461)
巻号頁・発行日
no.29, pp.341-371, 2017-10-31 (Released:2017-12-25)
著者
田中 佐千子
巻号頁・発行日
no.47, (Released:2013-06-05)
著者
堀田 和義
出版者
東京大学グローバルCOEプログラム「死生学の展開と組織化」
雑誌
死生学研究 (ISSN:18826024)
巻号頁・発行日
vol.10, pp.223(96)-243(76), 2008-09-30 (Released:2017-06-16)

講演
著者
石嶋 舞
出版者
早稲田大学法学会
雑誌
早稻田法學 (ISSN:03890546)
巻号頁・発行日
vol.93, no.1, pp.79-115, 2017-10-30 (Released:2017-11-27)
著者
古田 尚輝
雑誌
コミュニケーション紀要
巻号頁・発行日
vol.18, pp.23-80, 2006-03 (Released:2012-08-06)
著者
関 昭雄 大西 俊彦 叶野 豊 岩月 恒信
出版者
JAEA
雑誌
PNC-TN8420 88-008
巻号頁・発行日
pp.1-31, 1988-07

放射性物質等によって汚染された場所で作業を実施する場合,汚染物の再浮遊による空気汚染が放射線管理上問題となる。このため,再浮遊係数を予測あるいは測定,評価することは,放射線管理上極めて重要である。 本報告書は,今後の放射線管理における空気汚染の事前評価を目的として,動力炉・核燃料開発事業団東海事業所再処理工場,日本原子力研究所東海,大洗研究所等の各種放射線作業で測定されたデータを基に求めた再浮遊係数についての調査結果をまとめたものである。 その結果,再浮遊係数の平均的な範囲として,機器の除染,補修作業時は10-5sim10-7cm 1であり,また,プルトニウム等を取扱う作業は,10-6sim10-7cm 1であった。 今回の調査は,必ずしも同一条件下ではないが,その値はおよそ10-5sim10-7cm 1の範囲であることがわかった。 また,付録の"種々の表面からのプルトニウムの再浮遊係数を決定するためのいくつかの実験"のレポートは,放射線管理上有用かつ詳細なデータが報告されており,参考となる点が多々あり,併せて課員の資質向上を図ることを目的に全訳し添付している。 著者所属: 日本原子力研究開発機構(JAEA)
著者
宇田 萌美
出版者
オオサカ ダイガク ダイガクイン ブンガク ケンキュウカ シャカイ ゲンゴガク ケンキュウシツ
雑誌
阪大社会言語学研究ノート
巻号頁・発行日
vol.15, pp.1-21, 2017-11 (Released:2017-11-00)

社会言語学 本研究では、母方言・移住先方言・標準語の三つのスタイルの間のスタイルシフトの実態を探ることを目的とする。現在静岡県浜松市に居住する、移住経験のある一人のインフォーマントKを対象に、親しい人物との談話を収録・分析し、言語項目ごとの切換えの状況を手がかりに、Kのスタイルシフトの実態を明らかにした。具体的には、本研究で用いる用語の定義と、スタイルシフトに関する先行研究について整理したあと、Kの言語使用意識の調査結果と実態調査の概要をまとめた。続いて、言語項目ごとの切換えの状況から、スタイルシフトの実態とその要因について分析した。その結果、Kは基本的に相手の使用する形式に合わせて自分の使用する形式を切換えていることがわかった。一方で、浜松方言を話すべきというわきまえが同時に働き、相手があまり使わない形式をKが使用することがあることなども指摘した。最後に、Kの言語使用意識と実態を照らし合わせ、各スタイルがKの頭の中にどのようにストックされているかについて考察し、モデル化した。
著者
嶋田 晋
出版者
東海地区大学図書館協議会
雑誌
東海地区大学図書館協議会誌 (ISSN:02872102)
巻号頁・発行日
no.55, pp.25-32, 2010-12 (Released:2013-12-25)

筑波大学附属図書館では、平成18(2006)年4月より「キャラクター」を導入している。ガマ(カエル)をモチーフにした「がまじゃんぱー」とチューリップ(花)をモチーフにした「ちゅーりっぷさん」である。筑波大学附属図書館ではこれらのキャラクターを活用することで、利用者からの注目を集めやすくなり、同時に職員の広報意識を高めることができた1)2)。また、図書館界隈で著名なブロガーがこのキャラクターに注目しブログで取り上げた3)ことにより、筑波大学附属図書館外での知名度も高まり、がまじゃんぱーとちゅーりっぷさんは名実ともに筑波大学附属図書館の「顔」となることができた。本稿では、キャラクター誕生の経緯や作成にあたって苦心した点、キャラクターの評判や今後の展開、また実際の活用例について解説する。 第64回(2010年度)東海地区大学図書館協議会研究集会:2010年8月26日 -事例報告-