著者
上島 武
雑誌
大阪経大論集 (ISSN:04747909)
巻号頁・発行日
vol.55, no.5, pp.25-39, 2005-01-07
著者
添田 建治郎
出版者
山口大学
雑誌
山口国文 (ISSN:03867447)
巻号頁・発行日
vol.20, pp.53-68, 1997-03
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1225, pp.6-8, 2004-01-19

松下電器産業は今年4月から、3カ年の新中期経営計画を実行に移す。3月に終了する「創生21計画」に続く"中村改革"の第二幕、「躍進21計画」について、中村邦夫社長は「2010年に営業利益率で10%のグローバルナンバーワン企業を狙う。5%を目指す2006年度はその中間点」と語る。創生21で達成が困難になった「営業利益率5%」という目標に、再び挑戦する。
著者
角谷 良彦
出版者
Japan Society for Software Science and Technology
雑誌
コンピュータ ソフトウェア (ISSN:02896540)
巻号頁・発行日
vol.25, no.1, pp.167-179, 2008

本論文では,直観主義様相論理IKにCurry-Howard対応する名前呼び及び値呼びの計算系を提案する.名前呼び計算は,圏論的意味論に基づいており,単純型付き名前呼びλ-計算の拡張となっている.本論文は,名前呼び計算の簡約系が強正規化可能性及び合流性を持つことを証明する.また,値呼び計算は,値呼びのλ-計算として定評のあるλ<sub>c</sub>-計算の拡張として定義される.名前呼びの場合と同様,値呼び計算に対しても簡約系を与え,その強正規化可能性及び合流性を証明する.加えて,本論文では,値呼び計算の部分体系が名前呼び計算へのCPS変換によって特徴付けられることを示す.最後に,様相論理IS4への計算系の拡張についても考察する.
著者
瀧澤 郁雄
出版者
JAPAN ASSOCIATION FOR INTERNATIONAL HEALTH
雑誌
国際保健医療 (ISSN:09176543)
巻号頁・発行日
vol.27, no.1, pp.27-46, 2012

従来「停滞」「悪化」で語られることの多かったアフリカにおいても、急激な保健サービスの拡大と、健康水準の改善が進んでいることを示唆する研究結果が相次いで発表されている。エイズ、結核、マラリアなど感染症対策は、特に2005年以降急激な拡大が報告されている。2000年以降実施された全国規模の調査(DHS等)によると、10カ国以上で年率換算5%以上の子どもの死亡率削減が観察される。アフリカの保健開発における革命的な変化には、2000年以降5倍以上に拡大した開発援助資金が大きな役割を果たしている。翻って、日本政府の二国間による対アフリカ保健分野開発援助(国際機関やグローバル・ファンド等を通じた貢献を除く)はTICAD IVでの公約を踏まえて2008年以降倍増しているものの、金額規模では全体の1%、相手国民一人当たりに換算すると年間10円強であり、全体への貢献度は限られている。日本による今後の対アフリカ保健開発援助のあり方として、経常経費支援を含む量的な拡大、援助資金の使途についてのルール作りとモニタリングに対する援助協調枠組みを通じた支援、支援対象国の絞込み、保健システム強化に向けた取組みへの着目、アフリカにおける保健開発の推進要因についての科学的な検証、の5点を提言する。
著者
都村 聞人
出版者
京都大学大学院教育学研究科
雑誌
京都大学大学院教育学研究科紀要 (ISSN:13452142)
巻号頁・発行日
vol.52, pp.65-78, 2006-03-31

この論文は国立情報学研究所の学術雑誌公開支援事業により電子化されました。

2 0 0 0 子供の絵

著者
栗岡 英之助
出版者
ART EDUCATION SCIETY OF JAPAN
雑誌
美術教育 (ISSN:13434918)
巻号頁・発行日
vol.1951, no.2, pp.11-12, 1951
著者
清水 慶一
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
日本建築学会論文報告集 (ISSN:03871185)
巻号頁・発行日
no.310, pp.143-151, 1981-12-30

以上東京商業学校附属商工徒弟講習所職工科及び工手学校造家科等を中心とし, 明治20年前後の中等建築教育について分析と検討を加えた。その結果次の諸点が明らかとなった。明治20年前後は東京職工学校の当期の状況に端的にあらわれるように, 様々の中等工業教育の構想が提示された時期であった。この時期の教育構想あるいは教育方針は大別して2種類に分けることが出来る。その一つは, 従来より東京職工学校でなされた如く, フオアマン教育による中堅技術者養成の構想である。他の一は, 当時興隆しつつあったハンディクラフト教育を中心とする広汎な技能教育, 即ち手工教育の振興・発展による工業の発達をはかるという構想であった。東京商業学校附属商工徒弟講習所職工科はこの手工教育との密接な関連のもとに設立された。この手工教育における建築教育の位置は, 同校教諭であり熱心な手工教育の推進者であった上原六四郎の『手工科講義録』に示されるように, 木工技術教育の教程上に建具・指物などと並列し大工技術が置かれるという位置付けがなされていた。これは同講習所木工科のカリキュラムにも対応した。以上の如く我が国における最初期の本格的な中等建築教育は中程度の専門技術教育からでは無く, 手工教育との密接な関連のもとに発足した。一方, 私立専門教育機関においては上記の如き状況とは無関係に中等建築教育が開始された。工手学校の設立目的はきわめて明快であり, 先行して養成の完了した技師を補助する中堅技術者の養成が目論まれた。設立時の同校での建築教育は建築関連職の技術概要を教授するなど, 技能教育的側面も持っていたがこの方針は間も無く変更され工部大学校での建築教育を簡易にした専門技術教育に替えられた。中等建築教育, 即ち西欧技術の体系的教授は小規模な教育機関である工業夜学校においても行われた。特に工業夜学校の講義に基づいて編纂された『工業夜学校講義録』は最初期の建築啓蒙書として当時の大工徒弟にまで影響を及ぼしている。以上のように私立専門教育機関における中等建築教育は高級技術者の現実的必要性より生まれ, 高度な専門技術教育を簡易化した内容をとり, その意味で高等建築教育と一貫性のある教育方針が当初よりとられた。このように, 明治20年前後の中等建築教育は文部省実業教育施策上と私立専門教育機関においてかなりの相違がある。本稿の目的は明治20年前後に行われた中等建築教育の実体を解明することにある。以上の論考によりこの目的は達せられたが, 最後に本研究を通じて浮び上がった若干の問題点を付加しておきたい。我が国の本格的な中等建築教育の起点は東京商業学校での木工教育にあるとされる。この木工教育は専門的な技術教育では無く手工教育と密接に関わるものであった。手工教育は義務教育段階に及ぶ広範な技能教育を行うことにより, 工業を根底より興隆せんとするものであったが, 当時の我国の産業状態より見て木工教育を手工教育の中心に置かざるを得なかったであろうことは想像に難く無い^&lt56>)。この木工教育の教程上に大工技能が置かれていたことは前頁にて指摘した。このhandicraftの振興とは別に工業興隆の方策としてforeman養成という中等工業教育の方策があった。手工教育の開発・振興は明治25年頃を境とし, その後の中等建築教育はforemanの養成に切り変えられた。しかし, 前者が短時日で終ったとは言え, 手工教育の方向性が在来の建築職能である既成の大工職に連なりながら, その近代化を根底より押し進める可能性を含んでいたことを看過することは出来無い。本稿を作成するにあたって, 日本大学教授・山口廣氏からは草稿の段階で多くの御教示を得た。また, 大阪市立大学・福田晴虔氏, 東京大学・堀勇良氏よりは様々の助言をいただいた。記して感謝申し上げたい。なお, 本研究にあたって竹中育英会建築研究助成金を活用させていただいた。
著者
高瀬 和之 小瀬 裕男 久米 悦雄 秋本 肇
出版者
The Visualization Society of Japan
雑誌
可視化情報学会誌 (ISSN:09164731)
巻号頁・発行日
vol.20, no.1, pp.113-114, 2000

Numerical analyses on thermal-hydraulic characteristics in fusion reactors at accident events such as ICE (Ingress-of-Coolant Event) and LOVA (Loss-of-Vacuum Event) were carried out due to make sure adequacy of the safety design in ITER (International Thermonuclear Experimental Reactor) and the results were visualized numerically to enhance the understanding of physical phenomena during ICE and LOVA events. Relation between pressure rise and void fraction in ITER at the ICE event was obtained with a TRAC code. Air-ingress behavior into water was also clarified quantitatively with a CIP code. Furthermore, exchange flow and dust mobilization behavior through breaches on the fusion reactor during the LOVA event were analyzed based on equations of compressible fluid and dust momentum. It was found from the results of present numerical visualization that a suppression tank system which will be used in ITER is very effective and the ITER pressure suppression system during ICE and LOVA events is adequate.

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著者
谷口 智子
出版者
筑波大学哲学・思想学会
雑誌
哲学・思想論叢 (ISSN:02873702)
巻号頁・発行日
no.15, pp.33-44, 1997-01-31
著者
鈴木 順子
出版者
日本フランス語フランス文学会
雑誌
フランス語フランス文学研究 (ISSN:04254929)
巻号頁・発行日
no.100, pp.239-253, 2012-03-14

Que Simone Weil soit l'une des premieres lectrices de Daisetz Suzuki en France est un fait peu connu. Cet article tentera de mettre en lumiere les caracteristiques de la lecture weilienne de Daisetz et l'influence que le bouddhisme zen a exercee sur Weil dans ses dernieres annees. Weil a lu en 1942 Essays in zen bouddhism 2^<nd> series de Daisetz, et a tout de suite copie tous les poemes bouddhistes dans ses essais. Elle en a ensuite traduit plusieurs en francais. Apres deux mois d'etude, elle a finalement ecrit ses reflexions sur les notions zen-bouddhistes et etabli des comparaisons avec la philosophie occidentale et les autres religions. Ainsi, son etude sur cette oeuvre a ete tres progressive, soigneuse et dense. Dans cette etude, Weil remarque particulierement la technique du <<Koan>>, et surtout sa force de destruction de la partie discursive et intelligente de Fame. Cette partie, d'apres Weil, n'est detruite que par une joie intense de pure contemplation (Mystere, experiences mystiques) ou par une douleur et un malheur extremes (Passion du Christ, Exercices Koan de bonzes). Apres cette destruction, dit-elle, les capacites intuitives sont acquises. Depuis 1938, Weil etudiait plusieurs religions, mythes et folklores et tentait de leur trouver un fondement commun. La rencontre avec Daisetz en 1942 a renforce sa conviction que c'est veritablement Dieu (personnel et aussi impersonnel) qui donne les souffrances et les malheurs aux hommes pour que cette destruction soit accomplie. Mais ii y a une grande divergence entre Weil et Daisetz. Alors que ce dernier souligne que cette destruction introduit le Satori (l'illumination) et amene les hommes au Jodo (la terre pure), la philosophe neglige ce theme. Tout en pensant que l'invocation au Bouddha est aussi efficace que l'invocation au Christ, Weil nie l'importance du Jodo. Cette lecture originale est fortement liee a l' indifference de Well envers la resurrection du Christ et la vie eternelle.