著者
久野久〔ほか〕著
出版者
学生社
巻号頁・発行日
1978
著者
久野久著
出版者
岩波書店
巻号頁・発行日
1954
著者
久野 久
出版者
岩波書店
雑誌
科学 (ISSN:00227625)
巻号頁・発行日
vol.23, no.2, pp.66-71, 1953-02
著者
久野 久
出版者
岩波書店
雑誌
科学 (ISSN:00227625)
巻号頁・発行日
vol.24, no.8, pp.415-416, 1954-08
著者
加部 隆史
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
年次大会講演資料集
巻号頁・発行日
vol.2009, pp.352-353, 2009

労働安全衛生法第28条の2は,リスクアセスメントとリスク低減を求めている.通達によりこの実践方法をJIS規格を引用して示しているが,源則として国際機械安全規格の体系が示す隔離の原則・停止の原則・エネルギゼロの原則を示している.これは従来の労働安全による人への教育から,因果決定論の源としての機械の危険源を対処する方向転換である.危険な機械を囲い,動きを止めるという原理に基づいている為に機械の定常運転では有効だが起動停止を繰り返しユネイトな情報伝達が中断してしまう非定常時の作業での問題は必ずしも解決出来ない.技術を周囲環境取巻く周囲環境の多様化から,近年生産現場では人と機械の協働を可能とする要素技術が開発され,同時に一般消費者を対象としたサービスロボットが産業化に向けて準備されている.
著者
井上 博允
出版者
東京大学
巻号頁・発行日
1970

博士論文
著者
宇佐美 誠
出版者
日本公共政策学会
雑誌
公共政策研究 (ISSN:21865868)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.7-19, 2013-12-20 (Released:2019-06-08)
参考文献数
23

わが国では,公共政策に内在する価値に関する規範的研究が,最近約20年間に一部の研究者によって精力的に推進されてきた。しかし,大半の政策研究者や政策実務家の間では,価値研究の重要性がいまだ広く認識されていないと思われる。こうした現状に一石を投じるべく,本稿は具体的な政策問題を取り上げた上で,現行政策や代替政策案の十全な評価のためには,これらの背後にある価値理論の検討が不可欠であると示すことを試みる。政策問題としては,政治哲学・道徳哲学で近時急速に研究が進展しつつある気候の正義という新たな研究主題群を取り上げ,なかでも地球規模での二酸化炭素排出権の分配問題に焦点を合わせる。初めに,本稿の主題を設定した上で,気候の正義の基本構図を概観する(1.)。次に,二酸化炭素排出削減の国際的政策の根幹をなす過去基準説(2.)と,主要な代替政策案である平等排出説(3.)について,その各々を正当化する価値理論に対して批判的検討を加える。この検討を通じて,両説がそれぞれ種々の難点を抱えることが明らかとなろう。こうした否定的知見を踏まえて,別の政策案である基底的ニーズ説の価値理論を発展させる(4.)。最後に,政策・政策案を評価するためには,これらの背後にある価値理論の検討が不可欠だと指摘する(5.)。
著者
近藤 和美
出版者
日本教科教育学会
雑誌
日本教科教育学会誌 (ISSN:02880334)
巻号頁・発行日
vol.9, no.3, pp.153-158, 1984-11-15

子どもは,人間社会のなかで,外界の対象とのかかわりを通して,人間として成長していく。この時,外界の対象から得たイメージを記憶のなかのイメージと考え合わせ,推理し,再構成していくことにより,自己を発展させているのではないかと考えられる。本論文では,対象を7枚の絵に限定し,子どもが,それらを一つの物語になるように再構成し,さらに,その絵に即して言語表現するという方法を用いて,子どもが自己発展を遂げる仕組みを明らかにしようとした。そこで,(1)対象を限定し,(2)類をまとめ,(3)それらを関供づけて再構成し,(4)さらに推理していく,というような「場」を想定した。その結果,今回用いた絵で,物語を構成するという課題のもとでは,対象から得たイメージを「限定」し,「類」にまとめるのは,4歳頃から見られ,さらにそれらを「再構成」するのは5歳頃からであることが明らかになった。

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著者
小泉安次郎 編
出版者
弘文館
巻号頁・発行日
vol.前,後編, 1903
著者
加部 隆史
出版者
安全工学会
雑誌
安全工学 (ISSN:05704480)
巻号頁・発行日
vol.48, no.3, pp.140-147, 2009-06-15
参考文献数
10
被引用文献数
1

<p>生産現場での人への危害は機械の危険源と人が同居し発生する.従来の労働安全は人に依存し,作業者の安全を確保するために,主として作業者への教育を重視し,事故が起きると作業者の不注意とされることが多かった.機械の確定的危険源にアプローチし,危険源を除去あるいはリスク低減することで安全を達成しようとするのが,機械安全の基本であり,この場合,事故が起きても人を責めないことが原則である.この機械安全におけるリスクベースド・アプローチの方法論も近年拡大・進歩しているために,グローバルな観点からこれらの概念ならびにそれに関連する安全要素技術の現状を整理し,時代の要求に則した対応が,各ステークホルダに求められてくる.隔離の原則・停止の原則に加え,これから人と機械の協働を実現するためには,新たに共存の原則というものが必要とされてきているが,基本は予防概念としての安全設計を適切に低減されたリスクまで事前に行い,機械設計者がやるべきことを成した後の残留リスクによる事故は社会が許容し,被災者は保険により救済・補償されるということである.科学技術の進歩に応じた社会制度の整備も必要とされる.</p>