出版者
日経BP社
雑誌
日経パソコン = Nikkei personal computing (ISSN:02879506)
巻号頁・発行日
no.735, pp.28-33, 2015-12-14

ITと法律に関する話題が世間をにぎわすことは多い。「五輪エンブレム問題」にしても、インターネットやパソコンが使えなければ、発生しなかった可能性も、見過ごされた可能性も高い。 国内最大級の法律相談ポータルサイト「弁護士ドットコム」のサイトでは…
著者
元榮 太一郎
出版者
日本リアルオプション学会
雑誌
リアルオプションと戦略
巻号頁・発行日
vol.8, no.2, pp.19-22, 2016

日本国内において年間約1,080万人の方が法的トラブルに遭っており、そのうち弁護士に相談する方は19.4%にとどまっていることから、一般の方にとって弁護士はまだまだ身近な存在であるとは言えません。 一方で、新司法試験制度の導入により弁護士数は急増しており、2000年からの15年間で1.7万人から3.6万人へと2倍以上に増加しております。 このような背景から、当社は2005年に起業し「専門家をもっと身近に」という理念のもと、一般ユーザーと専門家(弁護士・税理士)を繋ぐプラットフォームを運営してまいりました。 当日は、日本における数少ない成長市場である弁護士マーケティング市場における、独占的プレイヤーになるまでの道のり、新規事業である電子契約サービス「クラウドサイン」について、これからの弁護士市場と当社の役割についてご説明させて頂きます。
著者
浅野 正
出版者
文教大学
雑誌
生活科学研究 = Bulletin of Living Science (ISSN:02852454)
巻号頁・発行日
no.37, pp.89-95, 2015-03-01

臨床心理アセスメントの実践の中で、複数の心理検査を組み合わせて実施するテストバッテリーが重視される。包括システムによるロールシャッハテストの警戒心過剰指標と、統合型HTPの描画特徴との関連を調べることが、本研究の目的であった。精神病院での43名の患者を調査対象とし、統合型HTPの統合性や遠近感などの評定項目について、警戒心過剰指標が陽性か陰性かによる人数差を、χ2検定により検討した。その結果、ロールシャッハテストの警戒心過剰指標が陽性である対象者ほど、統合型HTPで羅列的な描写は少なく、遠近感や奥行きを表現しながら、全体を統合して絵を描く傾向が表れた。不安定な愛着関係から、周囲に対する警戒心や疑い深さが増し、自分と他者との関係を意識しすぎることが、統合型HTPの描画特徴に反映されていると考えられた。
著者
吉川 誠次 山下 市二
出版者
The Society of Synthetic Organic Chemistry, Japan
雑誌
有機合成化学協会誌 (ISSN:00379980)
巻号頁・発行日
vol.35, no.5, pp.382-387, 1977-05-01 (Released:2009-11-13)
参考文献数
15

スパイスは矯臭, 調味, 薬効などによって, 食欲を増進し調理には欠くことができない重要性を持っている。硫黄化合物がスパイスの特異な作用の中心になっていることがわかったのは, それ程古いことではない。しかしその反応性が著しいことが機作の研究進歩を防げている。
著者
加藤貴之 山本修身
雑誌
第75回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, no.1, pp.357-358, 2013-03-06

箱入り娘パズルのように、コマの形状が複数あり、特定のコマの位置によって終了状態を判定するスライディングパズルについて考える。このパズルはコマの形が一つではないため、それぞれのコマ同士が邪魔をし合って、コマの動きが制限される。また、特定のコマの位置によって終了状態かどうかを判定するため、終了状態が一つに定まらない。こういった特殊な構造を持つパズルの最適解を効率的に探索する手法を考える。
著者
矢田 俊隆
出版者
JAPANESE POLITICAL SCIENCE ASSOCIATION
雑誌
年報政治学 (ISSN:05494192)
巻号頁・発行日
vol.15, pp.61-76,en4, 1964-12-21 (Released:2009-12-21)

The object of this article is to illustrate the particular process of dynamic development which the German liberalist movements showed during the Revolution 1848/49. It is as follows.The intellectual liberals sought to realize their pre-March mission of drawing government and people together as the real agents of their ideals, were progressively isolated from both of these powers and were subsequently themselves torn apart into their three generic divisions as they fell into dependence upon divergent real interests or remained impotently suspended about them. The dissolution of intellectual liberalism under the solvent of conscious self-interest in its agents meant the beginning of the end for the philosophical approach to politics, and introduced the general reorientation toward the frank and direct appreciation of interests and power which the Revolution had shown to be decisive in German society and politics. Such fundamental reorientation led to a political positivism, which meant the intellectual decline of German liberalism, because it undermined the comprehensive appeal of the liberal political ethic and, in consequence, diminished the force of assault upon the prevailing state-system in Germany.