著者
井上 拓巳
出版者
地方史研究協議会
雑誌
地方史研究 (ISSN:05777542)
巻号頁・発行日
vol.70, no.5, pp.68-85, 2020-10
著者
長野 高志 中村 文彦 田中 伸治 有吉 亮 三浦 詩乃
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集D3(土木計画学) (ISSN:21856540)
巻号頁・発行日
vol.74, no.5, pp.I_1101-I_1109, 2018 (Released:2019-01-10)
参考文献数
15

近年の東京都市圏全体の鉄道輸送人員は増加しているが,個別に乗降客数を確認すると,地域の主要駅においても乗降客数が減少している鉄道駅を確認することが出来る.本研究においては乗降客数の減少した鉄道駅に着目し,その経緯と実態を明らかにする.その上で,乗降客数の減少した鉄道駅における今後の課題を明らかにすることを目的とする.結果として,乗降客数の減少している鉄道駅は他の鉄道駅に乗降客が利用転換することで減少し,周辺の商業施設の減少による生活水準の低下が課題になることが明らかになった.また,鉄道駅周辺と地域全体での商業施設集積量を比べることにより鉄道駅周辺において望ましい商業施設の集積量を示すことが出来た.ここから,今後の東京都市圏郊外における鉄道網整備の際に考慮すべき点について提案を行った.
著者
矢島 貴広 清原 良三
雑誌
第79回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2017, no.1, pp.399-400, 2017-03-16

近年日本では,高齢者の交通事故が増加している傾向にある.その中で国内や国外で自動運転車両が開発されている.自動運転車両により,安全性や利便性などが向上するといわれている.将来的に,自動運転車両が公道を走る状況が予想されるが,全ての車両が自動運転車両になるには年数がかかり,自動運転車両と手動運転車両が混在して走ることにより様々な問題が出る.その中で速度の規制について着目した.現在の法律で速度の規制はあるが,実際に法定速度を守っている車両は少なく,自動運転車両は安全性が確保されていると考えると,速度の上限を上げても安全だと考えられる.そこで,交通シミュレータを利用し,車両毎に速度,車間距離を変更し,それにより起こる交通量の増減を調べた.