著者
TAYAMA Yoshitaka MORIYASU Aya SUGIHARA Kazumi OHTA Shigeru KITAMURA Shigeyuki
出版者
The Japanese Society for the Study of Xenobiotics
雑誌
Drug metabolism and pharmacokinetics (ISSN:13474367)
巻号頁・発行日
vol.22, no.2, pp.119-124, 2007-04-25
参考文献数
41
被引用文献数
12

In this study, the developmental changes and variability of aldehyde oxidase in postnatal rat liver were examined. Postnatal day 1, 7 and 14 rats showed little or no liver aldehyde oxidase activity, as evaluated in terms of the activities for oxidation of benzaldehyde to benzoic acid, <i>N</i>-1-methylnicotinamide (NMN) to <i>N</i>-1-methyl-2-pyridone-5-carboxamide (2-PY) and <i>N</i>-1-methyl-4-pyridone-3-carboxamide (4-PY), and methotrexate (MTX) to 7-hydroxymethotrexate (7-OH-MTX). However, these oxidase activities were markedly increased in liver cytosol from the rats after postnatal day 14. The activity was then maintained up to 6 weeks. The amounts of 2-PY and 4-PY formed from NMN were almost the same. The development of aldehyde oxidase activity toward benzaldehyde was closely correlated with that of oxidase activity toward NMN and MTX. The expression of aldehyde oxidase at postnatal day 14 was confirmed by Western blotting analysis. The density of bands of aldehyde oxidase was closely correlated with the oxidase activity toward benzaldehyde. The developmental changes of aldehyde oxidase activities during postnatal reflected the changes in the amount of the oxidase protein. Thus, aldehyde oxidase activity in rats rapidly increases from birth, reaching a plateau within 4 weeks, and is regulated by expression of the protein.<br>
著者
万波 通彦
出版者
京都大学附属図書館
雑誌
静脩 (ISSN:05824478)
巻号頁・発行日
vol.34, no.2, pp.2-3, 1998-03
著者
森下 みさ子
出版者
日本幼稚園協会
雑誌
幼児の教育 (ISSN:02890836)
巻号頁・発行日
vol.108, no.2, pp.8-13, 2009-02-01
著者
一ノ瀬 修吾 白松 俊 大森 友子
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.31, 2017

本研究では,鍬に熟練した農作業経験者の動作データを蓄積することで,農業初心者の鍬の使い方との違いを比較分析し,アドバイスするシステムの実現を目指す.そのために,農作業経験者の鍬動作をKinectを使って記録・蓄積しておく.本稿では,蓄積された鍬動作のデータと,初心者の鍬動作とを比較可能にするために,空間的な回転を施して正規化する機構と,時間的に分割して動作プリミティブを抽出する機構を試作した.
著者
工藤 力男
出版者
成城大学
雑誌
成城国文学 (ISSN:09110941)
巻号頁・発行日
no.21, pp.86-104, 2005-03
著者
竹川 陽子
出版者
聖心女子大学
雑誌
聖心女子大学大学院論集 (ISSN:13428683)
巻号頁・発行日
vol.37, no.2, pp.5-25, 2015-10
著者
松倉 茂
出版者
富山大学
雑誌
研究紀要 : 富山大学杉谷キャンパス一般教育 (ISSN:03876373)
巻号頁・発行日
vol.35, pp.85-86, 2007-12

ヒトの認知構造は発達することが知られている。生まれたての乳児は聴覚や視覚などは別にしても、ほとんど認知能力が無に等しいにもかかわらず成人するまでの間にはその認知能力は著しく発達する。このように急激に認知能力が発達すること自体はよく知られた事実であるが、それがどのようなメカニズムで起きるのかはまだよく分かっていない。本研究の目標は言語の認知能力のメカニズムの解明である。
著者
田爪 聡 榊 剛史 坂田 一郎 森 純一郎 大知 正直
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.31, 2017

twitterを用いたマーケティング解析は広く行われているが、投稿数や感情分析が主流であり、テキストの内容に着目した解析は十分に行われていないのが現状である。そこで、本研究ではtwitterから得られたテキストデータに対しトピックモデル解析を行い、トピックの時間ごとの移り変わりを調べた。またそこから各トピックに関する投稿数を推定することで、各アニメーション作品の売り上げ予測の精度向上が確認された。
著者
チャールズ・ユウジ ホリオカ Charles Yuji Horioka
雑誌
AGI Working Paper Series
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.1-15, 2014-11

経済学者は通常,人間は利己的であると仮定するが,人間は実際に利己的なのだろうか,それとも利他的なのだろうか。また,利己的な人の割合と利他的な人の割合は国によって異なるのだろうか。本稿の目的は中国,インド,日本,アメリカで実施されたアンケート調査からの遺産行動(遺産動機・遺産の分配方法)に関するデータを紹介し,そうすることによって,これらの国においてどの家計行動に関する理論モデルが成り立っているかを明らかにすることである。本稿の分析結果によると,遺産行動は国によって大きく異なり,アメリカ人とインド人の遺産行動は日本人と中国人のそれよりもはるかに利他的であり,逆に日本人と中国人の遺産行動はアメリカ人とインド人のそれよりもはるかに利己的であるようである。また,この国同士の違いは,ある程度,国同士の社会保障制度,社会的規範などのような外的要因の違いによるものであり,ある程度,国同士の家計の選好の違いによるものであり,後者は国同士の宗教心の強さの違いによる可能性が高い。
著者
福宿 光一
出版者
一般社団法人 人文地理学会
雑誌
人文地理 (ISSN:00187216)
巻号頁・発行日
vol.11, no.6, pp.498-509,580, 1959-12-30 (Released:2009-04-28)
参考文献数
26

The author investigated the seasons for charcoal making and its main factor in the Izu Islands, and has obtained the following results:1) The charcoal makig in the Izu Islands reaches more than 50 per cent of the annual output between December and March, and the method of production is a typical one employed in a winter season. The same kind of method is found in the mainland of Japan on the slopes of mountainous districts facing the Pacific Ocean.2) The reason why the production of charcoal became an important industry in winter is due to the fact that the farmers have more leisure in winter in the area where the mountain slopes face the Pacific Ocean. But in the case of the Izu Islands the reasons are different in each island.a) In Izu-Oshima island, a great deal of charcoal is made in winter (from November to March) because during this season a number of settlers come from Yamagata Prefecture to do the job of charcoal making. This practice is very rare in other parts of Japan. b) In Miyake island and Hachijo island, charcoal making is done by using the leisure hours of both farmers and fishermen. Particularly it is done in the interval (from November to February) between the gathering of agar-agar, in summer and the fishing of flying-fish in spring.c) It is an exceptional case with regard to Aoga-shima island. Since this island suffers much from inconvenient maritime transportation, especially in winter, the suspension of steamship service is very common, and the charcoal making is done only in summer and in autumn when there is any possibility of shipment.

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著者
[ (朝鮮) 金正浩] [作]
巻号頁・発行日
vol.[1], 1800
著者
安達 みちる 猪飼 哲夫 平澤 恭子
出版者
公益社団法人 日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学Supplement Vol.38 Suppl. No.2 (第46回日本理学療法学術大会 抄録集)
巻号頁・発行日
pp.BbPI2149, 2011 (Released:2011-05-26)

【目的】超低出生体重児の運動発達は、体重が少ないほど遅れる傾向があると報告されている。400g未満で出生した児の運動発達経過についての報告は少なく、今回、346gで出生した超低出生体重児の理学療法をNICU退院後も引き続き経験した。発達経過と理学療法について検討考察し、今後の症例への理学療法に活かす事を目的とした。【方法】対象は、346gで出生した超低出生体重児。重症IUGRを認め、27週4日で緊急帝王切開にて出生。アプガースコアは1分1点、5分1点。呼吸器管理日数は63日。修正5ヶ月で経口と経管栄養で自宅退院。修正11ヶ月で経管栄養を離脱。修正18ヶ月のMRIは異常なし。3歳時の新版K式はDQ78(運動48、認知84、言語社会78)。38週から3歳まで理学療法が行われ、児の発達経過と理学療法との関連を検討した。【説明と同意】理学療法の施行と本学会への発表において、家族から口頭と書面で承諾をいただいた。【結果】38週1日(756g)保育器内より理学療法施行。覚醒時、驚愕しやすく啼泣が多いためホールディングにて落ち着くポジショニングを確認し施行指導した。屈曲位の側臥位または腹臥位で下部体幹骨盤を圧迫包み込むことで睡眠への導入、落ち着いた覚醒が得られた。39週(890g)以降、State4が保てる様になり自発運動等を評価できた。肩の後退と足外反は各姿勢でみられ、四肢の分離的自発運動は見られるがぎごちなく体幹を含め回旋運動と運動範囲が少なく、下肢のROM制限、四肢の過筋緊張、自発運動で驚愕しやすかった。手足のホールディングで落ち着かせると注視が可能であり、ホールディングした中で落ち着いた覚醒を経験させ、リラクゼーション後、四肢の他動運動等を通して触圧運動の感覚入力など施行し、親にホールディングと声かけ、見つめ合い等指導した。40週(1079g)では、State4が増え、追視可能。背臥位のポジショニングでは、頭部を安定させるための枕を作製した。41週(1184g)経口開始。吸啜嚥下みられ咽せはないが、3ccを10分要した。42週(1228g)でクベース外での理学療法が可能。感覚入力への受け入れは良く、ROMは改善したが、GMsはPRで自発運動と筋緊張は39週と同様の傾向であった。経口も1回5~20ccと安定せず、胃残や嘔吐を繰り返していたため、理学療法は経口前に施行するなど介入時間を配慮した。43週3日(1372g)でコットへ移床。四肢の過筋緊張は軽減していたがGMsはPRであった。評価、四肢の自発運動の促し、感覚運動入力、ポジショニングなど施行し、親へは、児の感覚運動の特徴や発達の変化を伝え、好む抱っこや落ち着いた覚醒での相互的な感覚運動入力を通して母子関係を促した。以降、感覚運動発達はみられ、53週(2918g)では関わりで声出し笑いや、四肢の抗重力運動が可能となった。退院後は、独歩獲得まで月に1回、獲得後は3~6ヶ月に1回の理学療法評価と各機能獲得に向けた運動、遊び方を指導した。各機能の獲得は修正で、定頚4ヶ月、寝返り6ヶ月,座位保持10ヶ月、四つ這い移動11ヶ月、伝い歩き12ヶ月、独歩19ヶ月であった。独歩獲得までの問題として、立位時に足外反足趾屈曲が見られ、足部の支持性と体重移動への反応が低下していた。足部でのけり出しと運動を指導した。足部の問題は独歩獲得後もみられ、足部運動の継続と靴の指導を施行、2歳9ヶ月時には改善していた。【考察】40週前後で週数に比し体重が少ない児は、過敏で驚愕啼泣しやすいと感じているが、本児も38週時の理学療法介入時は感覚過敏が問題であった。自発運動で受ける感覚を過剰に受け、覚醒時啼泣が多かったことが、四肢の筋緊張に影響していたと考えられた。ポジショニングの施行で睡眠への導入、落ち着いた覚醒が得られたことは筋緊張の緩和に、また、在胎37週以降に覚醒して集中する能力を発達させるといわれておりポジショニングでState4が保てたことは集中するための環境作りに有用だったと考える。超低出生体重児の粗大機能の獲得時期については、第44回の本学会で報告したIQ70以上の超低出生体重児群の運動獲得時期と比較すると、独歩のみ、90%通過修正月齢よりも遅かった。独歩獲得が遅れたことは、足部の問題が影響していたと考えられるが、修正11ヶ月まで経管栄養であり、体力の少なさ等他の影響も考えられた。【理学療法学研究としての意義】近年、出生体重が400g未満であっても生存可能となっている。400g未満で出生した脳の器質的異常を伴わない超低出生体重児へのNICUからの理学療法で、児の安定を引き出し発達経過に沿った理学療法の施行経験は、今後の症例への理学療法に役立つと考える。