著者
Tokumasu Takashi Matsumoto Yoichiro
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
JSME international journal. Ser. B, Fluids and thermal engineering (ISSN:13408054)
巻号頁・発行日
vol.43, no.2, pp.288-295, 2000-05-15

In our 3rd report, we introduced a Lennard-Jones (LJ) potential parameter based on the potential obtained by ab initio calculation and collision cross section from the Wang-Chang, Uhlenbeck and Taxman's theory and molecular dynamics (MD) simulation. In the present study, we have improved the dynamic molecular collision (DMC) model to callculate the property of MD simulation better than the previous model. To confirm its validity we calculated the equilibrium state, the transport coefficient (viscosity coefficient and heat conductivity) at various temperatures and the normal shock wave by the direct simulation Monte Carlo (DSMC) method using the DMC model and compared the results with other theoretical and experimental results. Consequently, we found that the diatomic rarefied gas flows could be simulated very well using our model. These results were compared with those obtained by the Larsen Borgnakke model. It was found that this model was more efficient than the previous model.
著者
原田 英昭 鶴巻 渡 松雪 康巳
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1997, no.2, 1997-08-13

TMN(Telecommunications Management Network)に準拠したオペレーションシステム(Operations System :OS)が実用の段階を迎えている。しかし、既存OSとの機能分担、既設設備の有効利用等の観点からTMN準拠OS(以下、TMN-OSと記す。)と非TMNである既存OSの相互接続が必要となる。 本稿では、相互接続を実現するアダプタの機能及び配備法を検討する。
著者
島津 啓 鳥飼 弘幸 斎藤 利通
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NLP, 非線形問題 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.741, pp.45-48, 2004-03-19

本論文では、インバータ制御に用いられるデルタ変調目路(DMC)の基本動作を考察する。同回路をスイッチトダイナミカルシステムとしてとらえ、一次元リターンマップを導出する。マップを用いた解析により、系は広いパラメータ領域で非周期になることを明らかにする。次に、周期的強制スイッチングによるPWM信号を安定化を提案する。同手法をDMCに適用することによりインバータ制御に使えるパラメータ領域で系を安定化できることを示す。またその他のパラメータ領域ではリターンマップはカオスや共存等の非線形現象を呈することを示す。
著者
島津 啓 鳥飼 弘幸 斎藤 利通
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NLP, 非線形問題 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.336, pp.45-48, 2003-09-23

本論文では、インバータ制御に用いられるデルタ変調回路(DMC)の基本動作を考察する。同回路をスイッチトダイナミカルシステムとしてとらえ、一次元りターンマップを導出する。一次元りターンマップは、様々な分岐現象を呈する。リアプノフ指数を計算し系の呈する現象、安定性などについて考察する。そして、周期的強制スイッチングによるPwM信号を安定化を提案し、安定化DMCの呈する分岐現象iこついて考察する。また、安定化DMCを用いたPWMインパークの基本特性についても考察する。
著者
野口 美幸 佐藤 容子 野呂 文行
出版者
筑波大学心身障害学系
雑誌
心身障害学研究 (ISSN:02851318)
巻号頁・発行日
vol.29, pp.237-247, 2005-03

本研究は、第1に不注意や多動を示す児童が示す攻撃的行動の実態を明らかにすること、第2に不注意や多動を示す児童の攻撃的行動の高低によって、抑うつや孤独感の状態が異なるかどうかを明らかにすることを目的としていた。研究1では、不注意・多動群の児童(N=85)と統制群の児童(N=86)の攻撃的行動を比較した。その結果、不注意・多動群は統制群よりも攻撃的行動尺度の得点が有意に高いこと示された。研究2では、まず、不注意・多動群と統制群の抑うつと孤独感について比較したところ、不注意・多動群は有意に孤独感の得点が高かった。次に、不注意・多動群と統制群をそれぞれ攻撃的行動高群、低群に分け、4つの群の間の抑うつおよび孤独感について比較した。その結果、抑うつについても孤独感についても群間に有意差は見られなかった。今後は攻撃的行動を細かく分類し、怒りや敵意を考慮に入れて検討してゆくことが重要であると考察された。