著者
Iwasaki Hideo 岩崎 秀雄
巻号頁・発行日
1999-10-29 (Released:1999-10-29)

名古屋大学博士学位論文 学位の種類:博士(理学) (課程) 学位授与年月日:平成11年10月29日 副論文・参考論文はPDFに含まれていません。
著者
深村 有史 山本 強 青木 由直
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.45, pp.421-422, 1992-09-28

写真、あるいはレンダリングの結果の画像を用いて疑似絵画を作成する方法はいくつかの例が発表されているが、現在の所、作成の過程で何らかの人間の判断が介入する場合が多い。絵画において、一様なタッチで全体を表現する場合、対象となる画像によって最も細かく表現すべき箇所の出来具合いによって、絵に対する評価が決ってしまい、また、自動的に適切なタッチの細かさを選択することが非常に因難だからである。またそうして得られた画像のほとんどが、油彩やペン画のように滲みや混色などを考慮する必要のない画材を題材にしており、特に水彩表現の自動生成は実現されていなかった。本研究では、油彩表現、及び水墨画の様な単色水彩表現に加え、透明水彩のような複数の色彩を持つ水彩表現の自動生成を試みた。
著者
Kowner Rotem
巻号頁・発行日
1995

Thesis (Ph.D. in Psychology)--University of Tsukuba, (A), no. 1316, 1995.3.23
著者
田畑 潤
出版者
青山学院大学
雑誌
特別研究員奨励費
巻号頁・発行日
2011

本研究は夏・殷・西周時代を中心に、副葬された青銅礼器・武器の様相を分析し、当時の葬制(礼制)を明らかにすることを目的としている。平成24年度の研究成果について、以下の3点にまとめる。1、国内調査における研究成果:泉屋博古館(京都本館)・黒川古文化研究所・寧楽美術館蔵の殷周春秋戦国時代及び漢代の青銅器の調査(写真撮影、拓本採取、法量計測)を行った。主に青銅礼器と青銅武器を対象とし、各器種のデータを収集するとともに、製作技術や使用法の観点から分析を進めた。2、国外(中国)調査における研究成果:昨年度に引き続き青銅武器の毀兵行為の分析をテーマに、中国北京、山西省を中心に調査を行った。北京では国家博物館・首都博物館において琉璃河燕国墓地、宝鶏石鼓山墓地出土青銅器の実見・写真撮影を行った。山西省では山西省考古研究所・侯馬考古工作站に赴き、天馬-曲村墓地、横水墓地出土青銅器を中心に調査を行った。3、博士論文について:博士論文『西周時代の礼制と葬制―青銅礼器・武器の副葬行為に関する研究―』が昨年度までの成果及び本年度の主たる研究成果である。本論の目的は青銅礼器及び青銅武器の副葬行為から西周時代の「葬制」及び上位概念である「礼制」について検討していくことである。西周時代の葬制の伝播・展開・拡散のモデルを構築し、夏代から殷代にかけての青銅礼器葬制を被葬者の個人的権威を反映させる段階である「人」への副葬と位置付け、西周時代の規格化された葬制を「墓」への副葬と呼び、その差異を明らかにした。また、青銅礼器銘文における祭祀・儀礼から導かれる「礼制」の変化と副葬配置の変化は対応しており、西周前・中期は周王との関係性を重視した「公」の副葬、西周後期は諸侯国の貴族階級の個を重視した「私」の副葬であると結論付けた。
著者
美濃口 武雄
出版者
日本評論社
雑誌
一橋論叢 (ISSN:00182818)
巻号頁・発行日
vol.103, no.4, pp.420-436, 1990-04-01

論文タイプ||論説
著者
井田 喜明 山岡 耕春 渡辺 秀文
出版者
東京大学地震研究所
雑誌
東京大学地震研究所彙報 (ISSN:00408972)
巻号頁・発行日
vol.63, no.2, pp.183-200, 1988-11-11

伊豆大島火山の山頂火口で,1986年12月以後に発生した3回の小噴火について,その発生機構を考察し,以下のモデルを提案する.伊豆大島火山の北西山腹の地下には,約5kmの深さにマグマだまりが存在する.1986年11月の山頂噴火と割れ目噴火では,マグマだまりの圧力が高まり,そこからマグマが上昇した.その後伊豆大島火山ではマグマの後退が進行し,そのような状況下で,12月以後の小噴火が発生した.マグマの後退は,火道内に空洞をつくり,同時にマグマの圧力を低下させて,水蒸気の発泡を促進する.1987年11月16日の噴火前には,長い前駆期間を通じて,水蒸気の発泡,移動と,火道上部におけるその蓄積が進行した.水蒸気の発生,上昇過程は,火山性微動を生み,空洞に蓄積された水蒸気の高まりは,地震と噴気の活動を活発化した.十分に高まった水蒸気圧は,最終的には,噴火と対応する爆発を起こすに至った.一方,1986年12月18日と1987年11月18日の噴火では,マグマの後退のために生じた火道内の空洞が,重力不安定で崩壊した.旧火口内部にたまっていたマグマは,3回の小噴火で段階的に地下に逆流した.逆流は,1987年11月18日の噴火のときが最も顕著で,その効果は,火道を伝わってマグマだまりの圧力を急激に高め,伊豆大島内外の傾斜や体積歪に,系統的な変化をもたらした.

4 0 0 0 OA 音楽家と音楽

著者
門馬直衛 著
出版者
岡田日栄堂
巻号頁・発行日
vol.第3 (シユーマン), 1924
著者
岩田 恵子
出版者
日本保育学会
雑誌
保育学研究 (ISSN:13409808)
巻号頁・発行日
vol.49, no.2, pp.157-167, 2011-12-25

本研究においては,幼稚園における子どもたちの仲間づくりが,社会的集団のあり方と相互規定的なものとして存在することを前提として,子どもたちの仲間集団の形成とそのプロセスにみられる「排除」「いざこざ」の意味を問い直すことを目的とした。3年保育の幼稚園における子どもたちの自由遊び場面におけるやりとりの事例分析の結果,子どもたちは不安定な中で小さな共通点から「安心」できる場の形成を試み,それとともに「排除」ととれる行為が構成されていること,ただし,そのままの状態には留まらず,多様な関係の可能性をさぐる「いざこざ」の中で他者を理解した上での「信頼」関係の形成が試みられることが見出された。幼児期の仲間集団の形成は,個々の社会的なスキルを身につける側面からだけではなく,集団のダイナミクスからその行為の意味を検討する必要が示唆された。
著者
理化学研究所 編
出版者
理化学研究所
巻号頁・発行日
vol.第4回(大正9年度), 1921
出版者
日本天文学会
巻号頁・発行日
vol.63, no.11, 1970-10
著者
古賀 保喜
出版者
一般社団法人日本時計学会
雑誌
日本時計学会誌 (ISSN:00290416)
巻号頁・発行日
no.73, pp.56-62, 1975-03-30

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著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1943年12月18日, 1943-12-18
著者
萩森 直子
出版者
東京大学大学院教育学研究科
雑誌
東京大学大学院教育学研究科紀要 (ISSN:13421050)
巻号頁・発行日
vol.50, pp.201-209, 2011-03-10

Erich Fromm discusses activity as an important concept that has evolved in meaning over time - what used to point solely to actions of significance which are not alienated from the self (inner activity) in ancient times now points mainly to actions that are relatively insignificant and are alienated from the self (outward activity). This paper examines Fromm's argument in detail and proposes that the possibility of such a dual interpretation of the concept of activity may help to add depth to today's citizenship education efforts which tend to emphasize active citizenship as outward activity in both theory and practice.
出版者
東京市
巻号頁・発行日
1922