著者
野崎 昭弘
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.14, no.3, 1973-03-15
著者
竹渕瑛一 鈴木浩 服部哲 速水治夫
雑誌
研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN)
巻号頁・発行日
vol.2013-GN-86, no.24, pp.1-5, 2013-01-09

近年,投稿されたコンテンツに対して利用者が自由にタグを付けられるサービスが増加している.それに伴い,コンテンツに付けられたタグ群を自動分類する研究も盛んになっている.自動分類の一つとしてタグの階層化が挙げられる.タグの親子関係を構築することにより,検索の利便性を向上させる研究である.一方で,現状の研究では不特定のタグを階層化するため,目的のタグが見つからない問題がある.本論文は Pixiv を対象に,二次創作イラストに付けられるジャンルタグを自動分類する手法 (ジャンルタグ分類法) について述べる.ジャンルとは, 2 次創作における原作を意味している.ジャンルタグ分類法とは,対象のイラストのタグ群から,対象のイラストと同様なタグを付けたイラストとの相互関係によりジャンルタグの推定を行う手法である.ジャンルタグの分類を行うことによって,階層化されたタグのうち,どの階層にジャンルタグが存在するか特定できるようになる.
著者
MARUYAMA Akiko
出版者
GRIPS Policy Research Center
雑誌
GRIPS Discussion Papers
巻号頁・発行日
vol.15-26, 2016-03

This study analyzes a two-sided search model in which agents are vertically heterogeneous and agents on one side do not know their own type. Agents with imperfect self-knowledge update their beliefs based on the offers or rejections they receive from others. The results presented in this paper are as follows. An agent with imperfect self-knowledge lowers his or her reservation level if the agent receives a rejection that leads him or her to revise belief downward. However, an agent with imperfect self-knowledge does not raise his or her reservation level even if the agent receives an offer that leads to revise his or her belief upward. As a result, an agent with imperfect self-knowledge has the highest reservation level when he or she has just entered the market, and then a series of meetings gradually lowers his or her reservation level through the duration of the search.
著者
久野 靖
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.4, pp.340-343, 2016-03-15

近年注目を集めているプログラミング教育/学習について,その理念や特徴について文責するとともに,「何を目標とすべきか」について世の中で言われていることを列挙・検討し,学校段階や専門の違いに応じた「目標とすべきこと」の選択について提案を行っている.
著者
美馬 義亮
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.4, pp.370-373, 2016-03-15

情報工学系の単科大学である公立はこだて未来大学におけるプログラミングの導入教育について述べる.ここでは,情報系の専門家としてのプログラミングの基礎を学ぶための動機付けをおこなうために,共通課題として,個別に異なる機能をもつアプリケーションを複数作成する課題を与えている.同時に,単にプログラムを作成するというだけではなく,設計方針について説明を行ったり,基本的な概念の理解確認をおこなうような配慮をしている.
著者
山崎 清男 K. Yamasaki
雑誌
研究紀要
巻号頁・発行日
vol.16, pp.9-16, 1979-03-31
著者
川畑 泰子 源田 悦夫 石井 晃
雑誌
エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2015論文集
巻号頁・発行日
vol.2015, pp.346-353, 2015-09-18

最近では Web 上での広告や, SNS を活用しパフォーマー自身やプロモーターの興行側 から, 公演や出版などの情報 を, 直接ファンや一般に Web 等で発信することが増えている.Web 上での情報をパフォーマーとともに主に情報を発 信するプロモーターとパフォーマーの情報を積極的に送受信するファンの間での情報のやり取りが Web 上でのパフ ォーマーに関する情報を増やし, 活動の方針のヒントにできた. また舞台公演やコンサート興行, テレビ出演などあ らゆるメディアを通した活動がパフォーマーに関する情報をWeb上で増加させる傾向もあるとわかった. 地方の劇団 でもこのような結果を得ることができることに着眼し, さらにWeb上のパフォーマーに関する情報を扱ってある特定 のジャンルで活躍するパフォーマーでも本手法の適応を行うことで, Web 上の情報を活用したパフォーマーの今後の 活動の方針に役立つ知見を得るための手法を提案したいと考えた. そこで, 本論では CD 発売の初回における告知の 反響と Youtube にて新曲のビデオクリップをプロモーションで公開した際のファンの反響における分析を行い, Web 上のパフォーマーのプロモーション方法の検討を行った.
著者
川北 直子
出版者
湘南工科大学
雑誌
湘南工科大学紀要 = Memoirs of Shonan Institute of Technology (ISSN:09192549)
巻号頁・発行日
vol.31, no.1, pp.241-249, 1997-03-25

The vocabulary referring to sound, onomatopoeia, can be semantically analyzed into morphemic elements. The analysis of the onomatopoeia leads us to find that speakers in different language cultures take different meanings from each sound based on their aural images. This paper observes form-meaning correspondences in English onomatopoeia from the viewpoint of L2 learners, comparing them with those in Japanese, in order to figure out some differences of aural images perceived by English speakers and Japanese speakers. Cultural differences in aural images are basically caused by two backgrounds : 1) lack of formal distribution in either language and 2) linguistic experiences of speakers. The latter would be harder but important for L2 learners to find, such as subtle distributional differences in articulatory places between English plosives and those in Japanese, the meanings of [± voiced] in either language, and so on.
著者
岡本 崇男
出版者
神戸市外国語大学研究会
雑誌
神戸外大論叢 = Journal of foreign studies (ISSN:02897954)
巻号頁・発行日
vol.65, no.2, pp.1-2, 2015-03-01
著者
鵜飼 直哉 喜多 千草 発田 弘 松永 俊雄 山田 昭彦
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.4, pp.390-397, 2016-03-15

本稿は,1950年代後半から日本のコンピュータの研究開発を牽引し,引き続き大学における情報工学の研究・教育の中核としてさまざまな研究成果を挙げ,教育改革を実現してこられた相磯秀夫氏にインタビューした内容をまとめたものである.
著者
SHIOBARA Frances
出版者
神戸松蔭女子学院大学学術研究委員会
雑誌
神戸松蔭女子学院大学研究紀要. 文学部篇 = Journal of the Faculty of Letters, Kobe Shoin Women's University (JOL) (ISSN:21863830)
巻号頁・発行日
vol.5, pp.29-41, 2016-03-05

私は、オンラインでの多読を通じて自律学習を促進する方法を研究したいと考えています。長年にわたり、多読は、第二言語学習者にとって、言語習得のための最も効果的な方法の1 つであることが知られています。多読はリーディングスキルを伸ばすだけでなく、語彙やライティング、文法の正確さも高めることができます。私が使用したいと考えているアプリケーションは、Raz-Kids(Learning A to Z, https://www.raz-kids.com/)と呼ばれるものです。これは、英語ネイティブ・スピーカーの小学生を対象とするリーディング・アプリケーションです。このアプリケーションは大学生用に作られてはいませんが、日本人の大学生のリーディングレベルはこのアプリケーションに最適です。この研究は学生のアプリケーションで読むことに対する態度を調べます。
著者
池谷 知子
出版者
神戸松蔭女子学院大学学術研究委員会
雑誌
神戸松蔭女子学院大学研究紀要. 文学部篇 = Journal of the Faculty of Letters, Kobe Shoin Women's University : JOL (ISSN:21863830)
巻号頁・発行日
vol.5, pp.55-70, 2016-03-05

日本語を母語としない日本語学習者(留学生)にとって、日本人との交流授業が有効であることは知られているが、留学生との交流が日本人学生にどのような影響を与えるのかということはあまり明らかになっていない。なぜなら留学生がキャンパスにいることが、本当に「国際化」を促しているのかはなかなか検証しにくい問題であるからである。キャンパス内にいる留学生と授業を通して交流することが、自然に多文化共生を学ぶ機会となり、日本人学生の意識の内側から「国際化」を促していることを確認していく。また、それは学年が上がるごとに強くなっており、キャンパスの国際化に対して、海外へ学生を送り出す以上に、日常生活で様々な文化的な背景をもった留学生と交流し意見を交わすことが、大きな役割を果たしていることをデータからみていく。
著者
松田 崇
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.4, pp.384-389, 2016-03-15

コンビニエンスストアを中心に普及した多機能小型ATMは,より多くの人に使いやすいユーザエクスペリエンスを実現する一方,24時間いつでも近所のATMを利用できるライフスタイルを提供するなど,新しい社会基盤としての側面を持つ.本稿ではコンビニATMの概要と社会に受け入れられてきた経緯や背景,ユーザインタフェースの進化とそのベースになったユーザエクスペリエンス(UX)に着目した開発の取り組みを紹介する.
著者
山肩 洋子 森 信介
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.4, pp.374-382, 2016-03-15

レシピは一般の主婦を中心として最も活発に生産・利用されている消費者生産型メディア(CGM:Consumer Generated Media)の1つである.世界最多のレシピ掲載数を誇るクックパッドには2014年6月現在176万件のレシピが投稿され,30代女性の87%がクックパッドを利用しているという調査結果がある.日本ではほかにも楽天レシピが有名だが,国外でも米国のAllrecipes,ドイツのChefkoch.de,フランスのmarmiton,ロシアのPovarenok.ru,ブラジルのTudo Gostosoなど,多くの国が自国の食のためのユーザ投稿型レシピサイトをもち,一般ユーザによって活発に利用されている.これに伴い,レシピ処理の研究も急激な盛り上がりを見せている.本論文では,ユーザ投稿型レシピをより効果的に利用するため,世界で行われているさまざまな研究を紹介する.また,レシピテキストに対する自然言語処理について概説する.