著者
高木 政晃 今井 哲夫 本橋 昭二
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.15, no.4, 1974-04-15
著者
石上直孝 筧捷彦
雑誌
第75回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, no.1, pp.701-702, 2013-03-06

twitterやweblogなど人々が情報を発信する機会が増えている.そういった背景から,商品の評判や人物の評価,社会感情などを自動的に取得するために,テキストデータの感情抽出研究が行われている. 既存研究では「単語や文章パターンがどのような感情に近いか」といったデータをまとめた辞書をもとに分析することが多く,この辞書をニュース記事や国語辞書をもとに作っている.しかしインターネット上のテキストでは顔文字やネットスラング,崩れた言葉を使用しており,従来の形態素解析ツールではうまく解析できないような文章も多い.本研究ではそういった砕けた言葉にも対応を作成した感情抽出システムを提案する.
著者
平井 重行 榊原 吉伸 早川 聖朋
雑誌
研究報告音楽情報科学(MUS)
巻号頁・発行日
vol.2011-MUS-90, no.2, pp.1-6, 2011-05-06

日常生活を送る場所で,音楽を自らが演奏して楽しめる環境組み込み型の楽器の研究を行っている.その一つとして入浴中に浴槽をこすると鳴る 「キュッ,キュッ」 という音を利用して,DJ スクラッチ演奏が行えるシステム Bathcratch を制作した.ここでは,浴槽こすり音の特徴であるピッチの存在に着目し,その検出によってこすり音とそれ以外の音とを区別し,浴槽をこすった場合にのみスクラッチ音が鳴る仕組みを実現した.本報告では,その浴槽こすり音の解析や,Bathcratch システムの演奏処理部分を中心とした機能について述べる.
著者
河村 一樹
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.49, no.7, pp.768-774, 2008-07-15
著者
市村亮太 野口敦弘 納富一宏 斎藤恵一
雑誌
第75回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, no.1, pp.567-568, 2013-03-06

近年,iPhoneやAndroid搭載携帯端末の登場により,スマートフォンが急速に普及してきている.しかしスマートフォンは,入力デバイスと表示デバイスが一体化しており,第三者による覗き見攻撃によって入力情報を読み取られやすいことがいえる.そういった問題点から,本研究では,タッチスクリーンに表示されたキャンバス上をタップし,その特徴を用いて認証を行うリズム認証手法の提案を行っている.本稿では,スマートフォンを用いたリズム認証手法において,指定した楽曲の主旋律により作成されるリズムを個人の特徴量としたリズム認証実験を行う.分析にはニューラルネットワークの一種である自己組織化マップ(SOM)を用い,その結果について考察する.
著者
岡田 健一
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.12, pp.1182-1183, 2016-11-15
著者
日高 隆博 山崎 二三雄 中本 幸一 本田 晋也 高田 広章
雑誌
研究報告組込みシステム(EMB)
巻号頁・発行日
vol.2009-EMB-14, no.1, pp.1-8, 2009-07-17

車載ソフトウェアの大規模化に伴って,従来型開発手法による安全性検証が困難となってきている.本研究では,安全性分析手法であるHAZOPを用いてソフトウェア異常検出条件を導出する手法について提案する.また,この異常検出条件を用いたソフトウェア異常監視機構について実装を行い,本手法の有効性について評価を行う.本手法は特にコンポーネント機構を用いたソフトウェアに対して有効であり,また,組込みソフトウェアの制約に合わせた監視条件の設定が容易であることを示す.
著者
ARAI SEIKO
出版者
GRIPS Policy Research Center
雑誌
GRIPS Discussion Papers
巻号頁・発行日
vol.16-18, 2016-10

This paper analyzes the capability of Japanese and European multinational companies (MNCs) to absorb technological knowledge from the United States through their R&D operation in the US. Employing the notion of “absorptive capacity”, this research defines the capability of a firm to absorb technological knowledge from abroad as “absorptive capability (AC),” and aims to examine the components of AC and their interrelationships using patent and sales data in the context of R&D management of Japanese and European MNCs at home and in the US. This paper also presents the taxonomies to show that a balance of autonomy and control is the key to increasing AC in the US and contributing to the US market sales by utilizing the home and host country technologies.
著者
河添 房江 山本 登朗 リーブズ クリストファー 福井 辰彦 神作 研一 藤島 綾 西村 慎太郎 斎藤 真麻理 宮間 純一 入口 敦志
出版者
人間文化研究機構国文学研究資料館
雑誌
国文研ニューズ = NIJL News (ISSN:18831931)
巻号頁・発行日
no.45, pp.1-16, 2016-10-14

●メッセージ人文学の危機と異分野融合研究●研究ノート鉄心斎文庫――伊勢物語コレクションの魅力『唐土訓蒙図彙』への誘い『和訓三体詩』読解の試み(付)特定研究「日本の近世における中国漢詩文の受容」公開研究会の開催報告●トピックス鉄心斎文庫感謝状贈呈式について国文学研究資料館公式Twitterがはじまりました第28回人文機構シンポジウム「妖怪空間――でそうな場所」パネル展示「アーカイブズ・レスキューの活動記録」のご案内2016年度 子ども霞が関見学デー第2回日本語の歴史的典籍国際研究集会 日本古典籍への挑戦~知の創造に向けて~第40回国際日本文学研究集会プログラム総合研究大学院大学の近況
著者
村尾 和哉 寺田 努 矢野 愛 松倉 隆一
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.57, no.10, pp.2175-2185, 2016-10-15

建物内にセンサを配置したスマートホームやスマートオフィスにおいて,人の存在あるいは人の移動を検出することで入退室情報の取得や位置推定を行い,ログの生成や室内灯の制御などを実現している.従来研究における人の移動検出方法として,RFIDなどのタグを用いる手法が提案されているが,家庭などで移動推定のために部屋間を移動するたびにタグをかざす作業はユーザの負担になる.人がデバイスを保持しない例として,環境設置型カメラによる画像認識処理を用いる方法が存在するが,人の移動を追うには環境内に至るところにカメラを設置しなければならず設置コストが高く,また必要以上の情報を取得してしまうためプライバシの面で適さない.本論文では照明制御などを目的としてすでに多くの環境で設置されている赤外線人感センサを利用して,家庭内における住人の移動推定を行う.本論文で想定している赤外線センサの密度は一般的な天井照明と同程度(5m2/sensor)で,センシング領域に死角がある疎な環境である.4人家族を想定して2階建て戸建て住宅で行った評価実験の結果,被験者に指示したシナリオの移動および人物を再現率0.93の精度で推定できた.提案手法で得られる住人の移動情報を利用することで,家電の効率的な制御や予測制御が実現できる.