著者
新谷 奈苗 高尾 文子 中村 百合子 田村 友則 Shintani Nanae Takao Fumiko Nakamura Yuriko Tamura Tomonori シンタニ ナナエ タカオ フミコ ナカムラ ユリコ タムラ トモノリ
出版者
広島国際大学医療福祉学部医療福祉学科
雑誌
広島国際大学医療福祉学科紀要 (ISSN:18802486)
巻号頁・発行日
no.4, pp.111-121, 2008
被引用文献数
2

近年、職場においてストレスからくる心理的な負担を原因として精神障害を発症する労働者数が増えている。本研究では働きやすい職場づくりに向けての基礎資料とするために、A社全社員の職場におけるストレス評価をおこない、生活および仕事上の要因と、ストレスによる心身反応との関連を明らかにすることを目的とした。一方、ストレス対処能力を高める要因についても検討した。その結果、ストレスによる心身反応をおこさないために、生活上の要因として「睡眠の質」に着目することが重要であり、仕事上では「労働時間の適正化」「人的コミュニケーション」「働きがい」が重要であった。またストレス対処能力向上には、「睡眠の質」「仕事の適正度」「仕事のコントロール」「働きがい」「人的コミュニケーション」が関連していた。
著者
[ナガタニ] 弘信
出版者
大谷大学真宗学会
雑誌
親鸞教学 (ISSN:05830567)
巻号頁・発行日
no.95, pp.40-54, 2010-03
著者
古谷 成司 フルタニ セイジ Seiji FURUTANI
出版者
千葉大学教育学部授業実践開発研究室
雑誌
授業実践開発研究 (ISSN:18848818)
巻号頁・発行日
vol.2, pp.35-42, 2009-03

本研究では、朝ごはんを題材とし、「朝ごはんを食べること」の必要性を理解することをねらいとした授業プログラムを開発し、その成果と課題を考察することを目的とする。現在、文部科学省から「早寝早起き朝ごはん」国民運動が進められており、子どもたちの生活習慣の乱れが問題視されている。このことが学力低下や生徒指導上の問題を引き起こしているともいわれている。そこで、「朝ごはんを食べること」がなぜ必要かということを、血糖値や体温をとりあげて科学的根拠に基づいた理解を図るように授業実践を行った。その結果、「朝ごはんを食べること」の大切さについて理解が深まり、さらに、「朝ごはんを食べよう」とする意識も高めることができた。
著者
脇田 里子 三谷 閑子 ワキタ リコ ミタニ シズコ Wakita Riko Mitani shizuko
出版者
同志社大学日本語・日本文化教育センター
雑誌
同志社大学日本語・日本文化研究
巻号頁・発行日
no.9, pp.59-79, 2011-03

研究論文2010年度春学期日文センターの超級レベルの「文章表現」と「口頭表現」の授業の連携をもとに、レポートと口頭発表のデータを分析、考察する。授業の連携とは「文章表現」で執筆したレポートを「口頭表現」の授業で口頭発表することである。この連携による実践の結果から、超級レベルの日本語教育においては、あるテーマを深く追究することを重視し、4技能を総合的に身につける「内容重視の言語教育」の重要性を確認する。This paper analyzes the research papers written by the high advanced level students in Writing class (Written expression VIII) and their presentation drafts in Presentation class (Oral expression A VIII) in 2010 spring semester at Center for Japanese Language and Culture. Analyzing the result of implementing the connective practice of writing and presentation classes, the authors propose that the "content-based language instruction" is significant to be emphasized at high advanced Japanese level. The reason is that learners think and learn about the target language deeply through pursuing one research theme with four language skills integrated.
著者
今福 渉 アンサリ タニア 川畑 明雄 マタウシュ ハンス ユルゲン 小出 哲士
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NLP, 非線形問題 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.200, pp.91-96, 2009-09-17

本研究では,保存された参照データの中から最も類似するデータを検索する連想メモリアーキテクチャを手書き文字の学習と認識に適用する.提案する連想メモリはディジタル・アナログ混載全並列型最類似一致検索回路を用い,高速・低消費電力・小面積を達成している.また,新規参照データを認識するために,人間の脳の機能を模倣する短期・長期メモリの概念に基づいた学習機能を追加した.更に,認識率を向上させるために,それぞれの保存された参照データに対して認識された入力パターンを平均化して,定期的に対応する参照データを更新する参照データ最適化アルゴリズムを提案する.そして,手書き文字の学習と認議に応用するために,提案したアーキテクチャを0.18μm CMOSテクノロジを用いて設計し,提案されたアルゴリズムとアーキテクチャの検証を行った.シミュレーション結果より,試作チップの処理性能としては1秒当たり入力文字画像数30万個を実現した.