著者
石原 優 戸田 光 砂金 信義 太田 隆文
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
YAKUGAKU ZASSHI (ISSN:00316903)
巻号頁・発行日
vol.131, no.5, pp.679-684, 2011-05-01 (Released:2011-05-01)
参考文献数
21
被引用文献数
5 6

Furanocoumarins (FCs) such as bergamottin (BG) and 6′,7′-dihydroxybergamottin (DHBG) contained in grapefruits are known to be cytochrome P450 3A4 (CYP3A4) inhibitors. These are contained in larger quantity in peel than in pulp, and therefore, processed peel products possibly have strong CYP3A4 inhibitory activity. The CYP3A4 inhibitory potency of these processed peel products, however, remains to be elucidated. The FC content and CYP3A inhibitory activities of various processed fruit peel products were investigated. CYP3A inhibitory activities of crystallized grapefruit peel, grapefruit marmalade, lemon peel and bitter orange slice were close to that of 100% grapefruit juice, while the activities of yuzu slice, pomelo (buntan) marmalade and crystallized iyokan peel were very weak, 1/8-1/20 of 100% grapefruit juice. The maximum BG content was 5.6 μg/g in lemon peel. The maximum DHBG content was 7.2 μg/g in crystallized grapefruit peel, about 1/30 that of raw peel. Grapefruit marmalade and crystallized grapefruit peel contained similar amounts of FCs to 100% grapefruit juice, but FCs were not detected in pomelo (buntan) marmalade or crystallized iyokan peel. Good correlation (r=0.78) was observed between the FC contents of these peel products and those CYP3A inhibitory activities. Preparation of homemade grapefruit marmalade and crystallized peel revealed that considerably lower DHBG content in these products and lower CYP3A inhibitory activity than anticipated were attributable to outflow of DHBG to broth during boiling of the raw peel.
著者
太田 隆夫
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.89, no.5, pp.638-640, 2008-02-20

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。講義ノート
著者
太田 隆文 倉持 剛 柳浦 麻未 上村 直樹 金澤 幸江 杉浦 邦夫
出版者
一般社団法人日本医療薬学会
雑誌
医療薬学 (ISSN:1346342X)
巻号頁・発行日
vol.40, no.1, pp.47-53, 2014-01-10 (Released:2015-01-10)
参考文献数
12
被引用文献数
1 5

Polystyrene sulfonate drugs (PSS) are likely to adsorb coadministered drugs through ionic and hydrophobic interactions because of their chemical structures. Nine drugs frequently dispensed at our 3 pharmacies to administer with PSS concurrently were selected and examined for their adsorption in vitro to Kalimate® powder in pH 6.8.Cationic drugs in the solution, amlodipine besylate and dilazep hydrochloride hydrate were adsorbed almost totally, while anionic drugs, aspirin, furosemide and losartan potassium were only adsorbed in 0-15%. Non-ionic drugs, allopurinol, nifedipine and prednisolone were adsorbed to different extents, 9, 59 and 84%, respectively in proportion to their hydrophobicity (XLogP3). These data clearly indicate that cationic drugs and highly hydrophobic non-ionic drugs are susceptible to be adsorbed by PSS.The dissolution test of Adalat® L at pH 6.8, pH 4.5 and pH 1.2 in the presence of Argamate® Jelly showed that release of nifedipine was apparently depressed markedly at any pH.We propose that a description directing attention to the interaction with a wide range of drugs is added in the package inserts of PSS to avoid the occurrence of drug interactions.
著者
小合 由起 砂金 信義 太田 隆文 宇留野 強
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
YAKUGAKU ZASSHI (ISSN:00316903)
巻号頁・発行日
vol.125, no.12, pp.1009-1011, 2005-12-01 (Released:2005-12-01)
参考文献数
2
被引用文献数
6 7

This study aimed to examine the effects of banana juice on levodopa bioavailability in rats. When a levodopa preparation (EC-Doparl tablets) was orally administered with banana juice made by mixing with a fresh banana and water, there were significant decreases in Cmax (17.4±2.5 vs. 8.6±3.1 μg/ml; α=0.05) and AUC (1882.8±49.2 vs. 933.5±286.6 μg•min/ml; α=0.05) for levodopa. On the other hand, administration of the levodopa preparation with a commercial beverage containing 10% banana juice resulted in no significant change in Cmax or AUC. These results indicate that concomitant intake of levodopa preparations with banana juice, but not with a commercial banana beverage, may cause a drug-food interaction reducing levodopa bioavailability, and we should pay attention to such interactions during levodopa therapy for patients with Parkinson's disease.
著者
小合 由起 砂金 信義 太田 隆文 宇留野 強
出版者
公益社団法人日本薬学会
雑誌
藥學雜誌 (ISSN:00316903)
巻号頁・発行日
vol.125, no.12, pp.1009-1011, 2005-12-01
被引用文献数
7

This study aimed to examine the effects of banana juice on levodopa bioavailability in rats. When a levodopa preparation (EC-Doparl tablets) was orally administered with banana juice made by mixing with a fresh banana and water, there were significant decreases in C_<max>(17.4±2.5vs.8.6±3.1μg/ml;α=0.05) and AUC(1882.8±49.2vs.933.5±286.6μg・min/ml;α=0.05) for levodopa. On the other hand, administration of the levodopa preparation with a commercial beverage containing 10% banana juice resulted in no significant change in C_<max> or AUC. These results indicate that concomitant intake of levodopa preparations with banana juice, but not with a commercial banana beverage, may cause a drug-food interaction reducing levodopa bioavailability, and we should pay attention to such interactions during levodopa therapy for patients with Parkinson's disease.
著者
伊藤 直樹 高野 映子 相本 啓太 小早川 千寿子 太田 隆二 谷本 正智 近藤 和泉
出版者
日本理学療法士協会(現 一般社団法人日本理学療法学会連合)
雑誌
理学療法学Supplement Vol.44 Suppl. No.2 (第52回日本理学療法学術大会 抄録集)
巻号頁・発行日
pp.0371, 2017 (Released:2017-04-24)

【はじめに,目的】高齢者の転倒・転落による骨折は,予後を左右する重要な問題であり,様々な予防策が講じられている。当センターは,2014年10月より地域包括ケアシステムを支える目的で地域包括ケア病棟45床の運用を開始した。当病棟のリハビリテーション(リハビリ)対象疾患としては,大腿骨近位部骨折や脊椎圧迫骨折の割合が多く,在宅復帰を目標に,多職種が協力し離床の促進やバランス練習,基本動作練習,日常生活活動練習を積極的に実施している(リハビリ1日平均単位数2.25)。そこで,本研究の目的は,転倒・転落による骨折後に,地域包括ケア病棟を経由することで再転倒や転落のリスクが減少するか否かを検討することである。【方法】対象は,2014年10月1日から2016年9月30日に当センター地域包括ケア病棟を退院した患者614名のうち,入院中にリハビリを行った主病名が骨折の204名とした。対象者の年齢,在棟日数,転帰先,入棟及び退院時のFunctional Independence Measure(FIM)とバランス評価Standing Test for Imbalance and Disequilibrium(SIDE)の結果をカルテより抽出した。入棟時と退院時のFIMの合計を対応のあるt検定,入棟時と退院時のSIDEをカイ二乗検定で比較分析した(P<0.05)。【結果】入棟時もしくは退院時のFIMとSIDEの評価結果が欠損している者を除外した結果,分析対象者は97名(男性24名,女性73名)となった。対象者の属性は,平均年齢が82±9歳,平均在棟日数は48.7±62.5日,疾患別では,脊椎圧迫骨折が56%,大腿骨近位部骨折が27%,その他(上腕骨,膝蓋骨,大腿骨骨折)17%であった。転帰先は,在宅が83%,施設入所が17%,転院や死亡はいなかった。入棟時と退院時のFIM合計では入棟時78.3±32.8点(平均±標準偏差)であったが,退院時86.4±32.9点と有意に改善した(P<0.001)。SIDEについても入棟時(0:55名,1:12名,2a:16名,2b:4名,3:9名,4:1名)に比べ退院時(0:29名,1:6名,2a:20名,2b:10名,3:28名,4:4名)では有意に改善を認めた(P=0.001)。【結論】地域包括ケア病棟は,在宅復帰を支援するための体制が整えられている一方で,施行単位数の制限や短い在棟期間など制約がある病棟である。一般病床から地域包括ケア病棟を経由することで,退院後を見越した日常生活動作やバランス能力を改善する練習を積極的に提供できる。当センターにおいても多職種が協力して積極的にリハビリを行った結果,FIMやSIDEは有意に改善した。特に,SIDEは転落危険度が高いレベル0と1が減少し,転倒危険度が低いレベル2b,3,4が増加していたことから,転倒転落リスクを軽減できる可能性が示唆された。今後,実施プログラムの内容について検討し,より良いリハビリが提供出来るような体制を築きたい。
著者
太田 隆徳 伊藤 孝一 杉浦 時雄 小山 典久 齋藤 伸治 村上 周子 田中 靖人
出版者
一般社団法人 日本肝臓学会
雑誌
肝臓 (ISSN:04514203)
巻号頁・発行日
vol.62, no.7, pp.403-412, 2021-07-01 (Released:2021-07-08)
参考文献数
38

症例は2歳男児.母と姉と祖母がB型肝炎ウイルス(HBV)キャリアで,母と姉はHBe抗原陽性かつ高HBV DNA量(HBV DNA>7 log IU/ml)だった.出生直後に抗HBsヒト免疫グロブリンが投与され,HBワクチンが出生時,生後1,6カ月時に接種された.1歳時にHBs抗原陰性,HBs抗体333.8 mIU/mlだったが,2歳時にHBs抗原0.25 IU/ml,HBs抗体115.6 mIU/ml,HBV DNA 3.5 log IU/mlとHBV感染が成立した.直接シークエンス法による遺伝子解析により,本児,母,姉由来のHBVにワクチンエスケープ変異として知られるG145R変異とP120Q変異を認めた.母と姉が保有していた変異株が1歳以降に本児に水平感染したと考えられた.高ウイルス量HBVキャリア妊婦から出生した児では,2歳以降も継続的なフォローアップと積極的なワクチン追加接種も考慮する必要があると考えられた.
著者
太田 隆英 前田 雅代 谷野 幹夫
出版者
金沢医科大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2002

8種類のヒト大腸癌細胞株(SW48,DLD-1,HT29,HCT116,LoVo, SW620,SW480,SW837)において、中胚葉分化制御遺伝子Eomes(Tbr-2)の発現と細胞形態や細胞機能との相関から、Eomesがヒト大腸癌における悪性進展に関わることを示唆する観察結果を得た。そこで、Eomesの全長cDNAをヒト大腸癌細胞株SW480から分離し、Eomes発現(-)のヒト大腸癌細胞株(HT29,SW48)に強制発現させ、上皮/間充織変換の誘導を形態的に検討した。外来性Eomesタンパクは核に局在し、転写制御タンパクとしての機能を発揮し得ると期待され、実際にHT29細胞において形態的な上皮/間充織変換の誘導を観察することができた。(前年度までの実験では上皮/間充織変換の誘導を観察できなかったが、今年度、実験方法を変えることによりポジティブデータを得ることができた。)また、移動浸潤能などの機能的アッセイを行うべく、3種類の細胞株でstable cloneの分離を2回以上試みたが分離することができなかった。中胚葉分化を制御するEomes以外の転写因子であるSlug (Snail2),SnaH (Snail1)は癌の悪性化進展に関わることが既に報告されている。これらの発現を8種類のヒト大腸癌細胞株で調べたところ、SnaHはEomesの発現とは無関係に全ての細胞株において発現していた。SlugはEomes発現(+)細胞株5種類のうち4種類(HCT116,LoVo, SW620,SW480)で発現していたのに対して、Eomes発現(-)細胞株では3種類のうち1種類(DLD-1)でしか発現していなかった。正常胚発生過程においてEomesはこれらの転写因子よりも初期に発現を開始するので、Eomesがこれらの転写因子の上位で機能しているかどうかを検討した。Eomes発現(-)/Slug発現(-)細胞(HT29,SW48)においてEomesの強制発現によりSlugの発現が誘導され、HT-29では細胞間のE-cadherinが減少する傾向があった。これらの結果から、大腸癌細胞株において、EomesはSlugを介して悪性化進展に関与していることが示唆された。
著者
香川 豊宏 西明 仁 瀬々 良介 三輪 邦弘 田代 陽美子 小川 和久 和田 忠子 湯浅 賢治 坂元 英知 市原 隆洋 原田 理恵 太田 隆介
出版者
福岡歯科大学学会
雑誌
福岡歯科大学学会雑誌 (ISSN:03850064)
巻号頁・発行日
vol.28, no.4, 2001-12-30

近年ネットワーク上でのWebテキストが色々検討されてきており,当大学においても教育用データベースのサーバーが設置されて数年が経過している。しかしその内容はHTMLによるテキストやJPEG画像のみの教科書的なサイト運営に留まっており,インターネットの持つ双方向メディアとしての能力が十分に発揮されていないのが現状である。しかし,現在利用可能な最新のインターネット技術を用いれば,従来の印刷物をこえる双方向メディアとしてのWebテキストになることは十分に期待できる。そこで今回はフリーソフトであるGifBuilder1.0を用いてgifアニメーションのWebテキストへの利用を検討した。今回は二等分法についてのGifアニメーションを用いたコンテンツ作成を試みた。その結果Gifアニメーションを作成する場合にはフレームレートを1/100S〜100/100Sまで自由に選べるが,1/30S〜1/50Sに設定するのがアニメーションのスピードとして適切と思われた。また,画像の転送スピードを考慮して一つのアニメーションのファイル容量は100kbyte前後が望ましいと思われる。100kbyteであれば,あくまでも計算上ではあるがISDN128kbpsのネットワークで5秒以内の転送時間でアニメーションを読み込むことが可能である。またHTMLの一つであるイメージマップを用いることによりX線画像の解剖についての学習も行いやすいと思われた。今後はR-ASHやMPEGによる動画などをコンテンツに加え,学生が自己学習しやすいようなWebテキストを開発していきたい。
著者
廣海 啓太郎 赤坂 一之 三井 幸雄 太田 隆久 三浦 謹一郎 石井 信一
出版者
京都大学
雑誌
総合研究(A)
巻号頁・発行日
1987

本報告中では、SSIは「放線菌のズブチリシンインヒビタ-」を、SMPIは「放線菌の金属プロテア-ゼインヒビタ-」を表す。SSIが放線菌金属プロテア-ゼSGMPA及びSGMPBを強く阻害することを見出し、新規蛍光性基質を用いて阻害物質定数を決定した(石井)。遺伝子工学的手法を用いてSSIの種々のアミノ酸残基を置換し、これら変異体の特性ならびにSSI遺伝子発現系の特性を明らかにした(三浦)。SSIに対するモノクロ-ナル抗体の作成を試み、数種のIgG1及びIgM産生クロ-ンを確立し、NMRによるエピト-プ解析を行った(荒田)。シンクロトロン放射光を用いてSSI及び変異型SSIとズブチリシンとの複合体の結晶のX線回折デ-タの収集に成功し、これに基づく構造精密化を行った(三井)。耐熱性プロテア-ゼ、アクアライシンI、の遺伝子の全塩基配列を決定し、大腸菌中で発現させ、本酵素の構造と機能を解析した。(太田)。クロ-ン化した遺伝子を用いるSMPIの生産において、菌体外分泌生産量を増大する条件を検討した(高橋)。蛋白質についての安定同位体利用NMR法を確立し、部位特異的アミノ酸置換がSSIの高次構造に及ぼす効果を解析した(甲斐荘)。SSI変異体につき重水素NMR法により分子構造の「ゆらぎ」を解析した(赤坂)。SH/SS化合物の電気化学的微量分析法を確立した(千田)。SSI変異体とズブチリン及びSMPPIとサ-モリシンの相互作用を平衡論的・速度論的に解析した(廣海・外村)。海洋細菌から新規ペプチド性セリンプロテア-ゼインヒビタ-、マリノスタチンD、を単離し一次構造を決定した(原)。ペプスタチン非感受性の酸性プロテア-ゼの新規インヒビタ-、チロスタチン、を単離し一次構造を決定した(小田)。好熱菌から単離した新規耐熱性酸性プロテア-ゼの特徴ある性質と極めて高い基質特異性を明らかにした(村尾)。
著者
太田 隆英
出版者
金沢医科大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

Rhoファミリータンパク質の制御分子であるRhoGDIβ(Rho GDP-dissociation inhibitor β)は癌の悪性進展に関わることが知られているが、その役割は依然として不明である。本研究では、免疫蛍光染色法やGFP 標識RhoGDIβを用いてRhoGDIβの細胞内局在を明らかにするとともに、RNAiによりRhoGDIβをノックダウンした時の影響を詳細に観察し、RhoGDIβがcentrosomeの機能の制御や細胞極性の制御を通じて癌悪性伸展に関与することを示した。
著者
坂元 英知 市原 隆洋 原田 理恵 太田 隆介 小川 和久 瀬々 良介 香川 豊宏 田代 陽美子 三輪 邦弘 和田 忠子 湯浅 賢治
出版者
福岡歯科大学学会
雑誌
福岡歯科大学学会雑誌 (ISSN:03850064)
巻号頁・発行日
vol.28, no.4, 2001-12-30

【目的】CT検査において,照射するX線量は検査部位を基準に決定され,被写体の大きさは考慮されていないのが一般的である。しかし,被写体の大きさに画質は影響をうけると考えられる。そこで,検査部位のみならず,被写体の体厚を考慮した線量の適正化とその有用性について検討を行った。【対象・方法】CT(GE横河社製:Lemage Supreme)を使用し,胸・腹部用ファントム(京都科学標本社製)の厚みと線量を変化させてCT撮影を行いそれを指標とした。患者(2001年6〜9月:160人)は,腹部領域の画像を使用,それぞれの体厚とCT値の標準偏差を計測,そのデータより患者の至適線量,体厚における線量比を推測した。またその線量の変化におけるX線管球冷却時間の計測を行った。【結果】1, 両者の体厚における標準偏差値の差は0.5で平行な右上がりの直線を示した。2, 体厚が28cm以下の患者撮影線量は20〜35%減少した。3, 線量の減少に伴い,X線管球冷却時間は短縮した。【まとめ】以上の結果1, 画質の均一化2, 患者の照射線量の減少3, 管球冷却時間の減少(患者待ち時間の短縮)4, 管球の長寿命化5,病院収益の向上が考えられる。