著者
浜島 幸司 岡部 晋典 鈴木 夕佳 ハマジマ コウジ オカベ ユキノリ スズキ ユカ
出版者
同志社大学学習支援・教育開発センター
雑誌
同志社大学学習支援・教育開発センター年報 = Doshisha University annual report of Center for Learning Support and Faculty Development
巻号頁・発行日
no.7, pp.3-24, 2016-06-30

第一部研究論文・実践報告<研究論文>これまで授業外学習施設を利用する学生にどのような学習成果がもたらされたのか、効果の測定および検証はあまりされてこなかった。本稿は2014年度に実施した良心館ラーニング・コモンズの利用に関する調査データを用いて施設の利用実態から①利用の有無別の学習成果、②利用者が感じる学習の変化を検証する。分析から得られた知見から授業外学習施設利用の評価と今後の課題・改善点について述べる。
著者
浜島 幸司 鈴木 夕佳 岡部 晋典 ハマジマ コウジ スズキ ユカ オカベ ユキノリ
出版者
同志社大学学習支援・教育開発センター
雑誌
同志社大学学習支援・教育開発センター年報 = Doshisha University annual report of Center for Learning Support and Faculty Development
巻号頁・発行日
no.6, pp.3-27, 2015-10-23

第一部研究論文・文献紹介<研究論文>本稿では同志社大学良心館ラーニング・コモンズ(LC)のヘビーユーザー(高頻度利用者)へのインタビュー調査から、彼らの利用実態と学習特性を明らかにした。LC全体および一部エリアの利用統計を確認後、学生の利用目的、学習内容、自覚する学習成果といった特徴を抽出した。LC内での学習行動パターンを確認した。これらの知見をもとに授業外学習施設が果たす意義と今後の学習支援の方向性を論じた。
著者
岡部 晋典
出版者
愛知淑徳大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2016-04-01

本研究では,疑似科学と図書館の関係を研究した。(1)米国図書館協会にてヒアリング調査を行った。米国においては学校図書館の蔵書が主として批判や非難にさらされており,大人が利用する図書は問題視されにくい傾向が得られた。(2)各界で活躍している人々に,これまでの情報行動をインタビュー調査し,それを著書としてまとめた。(3)疑似科学図書と図書館の態度についてWeb調査を行った。その結果,概ね疑似科学図書の所蔵は問題視されていないが,学歴によって,疑似科学図書の排架に対する態度が異なること等が得られた。
著者
岡部 晋典 佐藤 翔 オカベ ユキノリ サトウ ショウ
出版者
情報メディア学会
雑誌
情報メディア学会研究大会発表資料(予稿集)
巻号頁・発行日
no.8, pp.19-22, 2009-06-27

近年,図書館情報学における大きな潮流にオープンアクセス運動がある.この運動を積極的に支援している財団がOpen Society Institute(開かれた社会財団)である.本稿では,OSIおよび彼らが中心となり宣言したBudapest Open Access Initiative(BOAI)の思想的背景を概観し,その思想が現在のオープンアクセス運動に如何に受容されているかを分析した.情報メディア学会 第8回研究大会 2009年6月27日(土) 会場:科学技術振興機構 東京本部
著者
野口 康人 岡部 晋典 浜島 幸司 片山 ふみ
巻号頁・発行日
2015-09-13 (Released:2015-09-16)

2015年 社会情報学会(SSI)学会大会会場:明治大学 駿河台キャンパス日程:2015 年9 月11 日(金) ~ 9 月13 日(日)
著者
岡部 晋典 逸村 裕
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.66, no.3, pp.122-127, 2016

本稿では,学生への倫理教育と研究者の倫理について述べる。前半では学生への倫理教育のなかで,しばしば問題視されるコピペレポートを取り上げる。具体的には大学の初年次教育が必要になった背景に触れ,コピペレポートに対する方策や機械的な抑止力等について述べる。後半では,研究者の研究倫理,研究ガバナンスについて述べる。近年の研究者を取り巻く状況や,それに関連するさまざまな不正が指摘されている。これらにまつわる事例として,オープンアクセスジャーナルや査読にまつわる問題等とその対応を取り上げる。最後に,不正を起こさせないガバナンスの必要性について述べる。
著者
鈴木 夕佳 岡部 晋典 浜島 幸司 スズキ ユカ オカベ ユキノリ ハマジマ コウジ
出版者
同志社大学学習支援・教育開発センター
雑誌
同志社大学学習支援・教育開発センター年報 = Doshisha University annual report of Center for Learning Support and Faculty Development
巻号頁・発行日
no.6, pp.51-73, 2015-10-23

第一部研究論文・文献紹介<研究論文>本研究では、同志社大学 良心館ラーニング・コモンズ(以下、LC)の利用に関する記録を分析することによって、学生の学習行動、中でも学年別の差異について考察する。分析対象として用いたデータは、(1)入室者、(2)エリア使用状況、(3)学習相談の3種類である。以上の分析により、利用する学生の学部や学年等の要因によって、LCの利用のあり方、学習行動にそれぞれの特徴があることが明らかとなった。
著者
岡部 晋典 福島 幸宏 村田 良二 後藤真
出版者
情報処理学会
雑誌
研究報告 人文科学とコンピュータ(CH) (ISSN:18840930)
巻号頁・発行日
vol.2011, no.7, pp.1-3, 2011-01-15

人文科学研究には当然ながらさまざまな資料を必要とする。コンピュータを応用した研究もその例外ではない。この小特集セッションでは、人文科学とコンピュータに関わる研究の基礎となる資料について、それを扱う諸機関の現状と資料の特性を確認すると同時に、人文科学とコンピュータ研究への効果的な活用方法や、これら諸機関ではどのようなデジタル化が望まれているのかを再確認したい。In this special session, we discuss about the research materials becoming basic of "the computer and the humanities study". We discuss the characteristic of the research materials of the museum, library and archives. In addition, We argue the effective usage to the humanities and a computer study. And we consider what we expect design of digitization at the museum, library and archives.