著者
河合 幹雄 葛野 尋之 木下 麻奈子 平山 真理 久保 秀雄 木村 正人 一般社団法人中央調査社 調査部 株式会社マクロミル リサーチディレクション部
出版者
桐蔭横浜大学
雑誌
新学術領域研究(研究領域提案型)
巻号頁・発行日
2011-04-01

日本全国意識調査の結果、国民のうち、死刑制度を積極的に支持するのは約4割であった。犯罪と刑罰についての正確な知識があるほど、死刑存置派は減少した。ただし、先行研究同様、変化は小さい。他方、もし、無実の死刑囚がいる想定では、一旦死刑執行を停止するへの賛成が7割にのぼることが確認できた。しかし、死刑制度の廃止には抵抗が強い。以上より、日本人は、冤罪がないことを前提に刑罰について考えており、冤罪を無くして死刑制度は維持する意向と解釈できる。また、対立概念と考えられていた、応報と更生について、応報を強く願う人ほど、更生も強く願うという結果を得た。罰を与えた上で更生もしてほしいと解釈できる。
著者
河合 俊彦 後藤 満雄 梅村 昌宏 湯浅 秀道 石井 興 内田 和雄 木下 基司 河合 幹
出版者
Japanese Society of Oral and Maxillofacial Surgeons
雑誌
日本口腔外科学会雑誌 (ISSN:00215163)
巻号頁・発行日
vol.41, no.11, pp.997-999, 1995-11-20 (Released:2011-07-25)
参考文献数
12
被引用文献数
1 1

A prospective study was undertaken to evaluate dry socket (alveolar osteitis) in 1146 patients who surgically underwent extraction of impacted third molars. Dry socket occurred at a total rate of 5.4%; 27 cases occurred in males and 35 in females. There were no sexual differences. The prevalence of dry socket was highest: patients 40 years of age or over, followed by those from 30 to less than 40, 20 to less than 30, and under 20 years old.
著者
加藤 雅信 青木 清 太田 勝造 河合 幹雄 野口 裕之 藤本 亮 岡田 幸宏 菅原 郁夫 フット ダニエル
出版者
上智大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2004

多くの法科大学院院生は「進学決意時」の職業希望を法科大学院入学後、教育を受けながらも維持していることがあきらかになった。また、そうした理想は理想として、現実的に予想する際にも約3分の2の院生は理想と現実的予想が一致しており、その一致率は年度を追い、微増する傾向が観察された。本調査が執行された段階では、まだ「弁護士の就職難」といわれる現象はメディアがとりあげるような話題にはなっておらず、現在の院生にこのような調査をした場合にはまた異なった回答がなされるであろう。また、実際に司法修習修了後にどういった職種に就いているのか等の追跡調査が今後求められてくるであろう。抽象度の高い法のイメージについての法意識は短期間では大きく変化しないと考えられる。そのため、多くの項目では経年変化はみられなかった。しかし、二年の間をあけた調査問の比較では、より大きな差がいくつかの項目に観察された。このことは三年間のインテンシヴな法科大学院教育がこうした一般的な法意識、法態度にも影響を及ぼすことを示唆している。法科大学院は大学の枠を越えて多くの他大学出身の院生を受入れており、また、受験生も複数の大学院を受験することが通例である。入学前には受験生は全員が適性試験を受験することが義務づけられ、また大学院終了後も全員が司法試験を受験し、司法修習へと進む。したがって個別大学での調査ではなく、本研究のように大学横断的に法科大学院生のさまざまな状況について調査研究することは重要である。
著者
宮崎 正 小浜 源郁 手島 貞一 大橋 靖 高橋 庄二郎 道 健一 待田 順治 河合 幹 筒井 英夫 下里 常弘 田代 英雄 田縁 昭 西尾 順太郎
出版者
一般社団法人 日本口蓋裂学会
雑誌
日本口蓋裂学会雑誌 (ISSN:03865185)
巻号頁・発行日
vol.10, no.2, pp.191-195, 1985-12-31 (Released:2013-02-19)
参考文献数
20
被引用文献数
1

昭和56年-57年の口唇裂口蓋裂の発生率について全国15都道府県の1009産科医療機関を対象に調査を行い,以下の結果を得た.1.調査施設における全出産数(死産も含む)は384,230名で,そのうち口唇裂口蓋裂児は701名で発生率は0.182%であった.2.各裂型ごとの発生率は口唇裂0.052%,口唇口蓋裂0.086%,口蓋裂0.037%であった.3.調査地域を東日本と西日本に区分し,地域別発生率を比較すると,西日本の方がやや高率に本症が発生する傾向が見られた.
著者
湯浅 秀道 河合 俊彦 尾澤 陽子 澤 知里 河合 幹
出版者
Japanese Society of Oral and Maxillofacial Surgeons
雑誌
日本口腔外科学会雑誌 (ISSN:00215163)
巻号頁・発行日
vol.38, no.7, pp.1163-1166, 1992-07-20 (Released:2011-07-25)
参考文献数
25
被引用文献数
1 1

This paper describes the incidence of complications following the surgical removal of impacted third molars in our department.Also dry soket, which had a highest incidence, were investigated for causal factors; skill of operator, age or sex of the patient.Results:1. The complication was found in 8.89% of 574 surgical removals. The incidence of dry socket was 5.57%, delay in healing was 1. 57%, postoperative infection was 0.87%, postoperative nerve paralysis was 0.35%, postoperative bleeding was 0.17% and other complication was 0.35%.2. The incidence of dry socket was 0.68% in the young patient group (under 20), 6.60% in the middle group (20-29) and 8.80% in the high age group (30-).The differences between in the young patient group and other patient groups were highly significant.These data suggested that age of the patient is one of the etiological factor of dry socket.
著者
服部 孝範 古賀 賢三郎 可知 久志 後藤 学 田中 悟 成田 秀貴 生川 哲也 河合 幹
出版者
JAPANESE SOCIETY OF ORAL THERAPEUTICS AND PHARMACOLOGY
雑誌
歯科薬物療法 (ISSN:02881012)
巻号頁・発行日
vol.1, no.1, pp.6-8, 1982-12-31 (Released:2010-06-08)
参考文献数
3

Agar well method was compared with cup method. Diameter of inhibition zone of Agar well method was smaller than diameter of inhibition zone of cup method.Diameter of inhibition zone of Agar well method was almost same size and the measured value of Agar well method was low in aberration.