著者
泉 正己
出版者
一般社団法人 日本数学会
雑誌
数学 (ISSN:0039470X)
巻号頁・発行日
vol.57, no.3, pp.282-301, 2005-07-26 (Released:2008-12-25)
参考文献数
99
著者
泉 正樹
出版者
経済理論学会
雑誌
季刊経済理論 (ISSN:18825184)
巻号頁・発行日
vol.41, no.1, pp.63-73, 2004-04-20 (Released:2017-04-25)

In the theory of commodity money, money is determined as commodity. This prescription, 'money is commodity', entails that even if the 'money' is no longer money, the 'money' is still commodity. But if we strip its function from today's 'money', it is no longer commodity. After the stripping, we get a mere paper, poor metal and the number written on bankbook. From this point, the persuasion of the theory of commodity money is simply questioned. But the theory of commodity money has two contents. One is to consider about essence of money. Another is to consider about reason for existence of money. The question about the theory of commodity money is turned to consideration about the essence of money. In general opinion, this question is the question against metallism. Another content of this theory, consideration about reason for existence of money, treats of logical generation of money. It insists that money generates spontaneously in the market. In this logic, the generation of money is considered from the perspective of exchange itself. As a result, we get commodity money, as it were, automatically. But this prescription, 'money is commodity', is different from the prescription, 'money is commodity', which is drawn from the consideration about essence of money. Obviously these two prescriptions are same phrase. But the content of these prescriptions are different. The matter is how we interpret these same and different prescriptions. In this paper, I consider the theory of commodity money from the viewpoint of reason for existence of money. And this theme is considered as generation of money. In this framework, as I have already mentioned, certain commodity becomes money automatically. But it does not mean that the essence of money is commodity. The theory of commodity money, as reason for existence of money, is the description of human nature, which is given conditions of private property and social division of labor. If say in other words, it describes principle of market. In other theory, 'contract' is the moment of reason for existence of money. It insists that money is the external existence of market. So, money is not able to generate from exchange itself. From this point, this theory requests the power of generating money for 'contract'. In this paper, I try to unify with this theory and the theory of commodity money. It is a trial to unify with internal generation of money and external generation of money. I base internal generation on external generation. It comes from interest to the awareness of real economic phenomenon. If there is the principle behind various economic phenomena, we will be able to comprehend them on the basis of the principle. We should be able to grasp real economy as an amalgam the principle and factors, which bring various phenomena. On this hypothesis, in this paper, I aim to consider influence of the principle upon reason for existence of money.
著者
小泉 正弘
出版者
JAPAN TECHNICAL ASSOCIATION OF THE PULP AND PAPER INDUSTRY
雑誌
紙パ技協誌 (ISSN:0022815X)
巻号頁・発行日
vol.42, no.11, pp.1022-1028, 1988-11-01 (Released:2009-11-16)
参考文献数
11
被引用文献数
1
著者
和泉 正哲
出版者
公益社団法人 日本雪氷学会
雑誌
雪氷 (ISSN:03731006)
巻号頁・発行日
vol.59, no.6, pp.397-410, 1997-11-15 (Released:2009-09-04)
参考文献数
1
著者
谷口 千枝 笹川 真紀子 泉 正彦 三島 リエ 中岡 明子 赤堀 匠 三浦 明彦 大谷 徹
出版者
松江市立病院
雑誌
松江市立病院医学雑誌 (ISSN:13430866)
巻号頁・発行日
vol.17, no.1, pp.11-18, 2013 (Released:2019-07-14)
参考文献数
7

当科では平成6 年から統合失調症入院患者への集団SST が取り組まれていたが,平成23 年度から統合失調症患者に限定しない他疾患患者も参加できるように,主な訓練目標を「対人スキル課題」と限定し実施した.また,対象者も限定し,プログラムを構造化する取り組みを行った.構造化したことでSST 参加者の対人関係に変化が起こったが,中でも有効であった3 症例を報告する.「対人スキル課題」と限定したことで,各人の対人関係の問題が明確になり,課題解決に役立った.そして,各症例とも,他者との友好な交流を可能にし,入院中や退院後の人間関係が円滑になった.我々の集団SST は統合失調症に限定しない他疾患患者にも適応でき,対人関係の構築・改善に有効であった.
著者
内田 昭宏 中本 幸一 佐藤 直樹 大鷹 正之 泉 正
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.第39回, no.ソフトウェア, pp.1239-1240, 1989-10-16

CTRONは交換処理・情報処理・通信処理・ワークステーション等広い分野で共通に使用できるOSである。ソフトウェア流通性を促進するため, CTRONは基本OSと拡張OSの二階層による構成となっている。CTRONカーネルの機能は表1に示すようなサブセット単位に分割される。筆者らは,NECのオリジナル32ビットマイクロプロセッサV70/V80上に, C+Mサブセット機能を持つCTRONカーネルを実現した。本稿ではV70/V80CTRONの概要を紹介し、アーキテクチャ独立性を高め, UNIX上でも動作可能とした実現方式について述べる。
著者
大西 正輝 泉 正夫 福永 邦雄
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-パターン処理 (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.82, no.10, pp.1590-1597, 1999-10-25
被引用文献数
24

近年,ネットワーク技術の発展に伴い,映像情報などの大容量データ転送が可能となり,大学や各種の学校ではサテライトシステムなどを用いた遠隔講義が行われている.講義風景を撮影する方法として,1台の固定したカメラを用いる方法や,複数台のカメラをディレクタなどが各時点でスイッチングする方法が考えられる.しかし,前者では講義の臨場感が伝わらず,また板書が見にくいといった問題点があり,後者ではカメラを制御する人手が必要となる.本論文では,動画像処理により講義映像の撮影・編集を自動化する手法を提案する.まず,映像中に発生した画素ごとの情報量を定義する.次に,その情報の分布に基づいて複数台のカメラを制御し,あらかじめ生成したスイッチング規則に従い映像の選択を行うことで,受講者に必要な情報を多く含む臨場感のある講義映像をリアルタイムで生成する.また,受講者の視認テストにより本手法の有効性を確認した.
著者
大西 正輝 泉 正夫 福永 邦雄
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-I, 情報・システム, I-情報処理 (ISSN:09151915)
巻号頁・発行日
vol.83, no.11, pp.1187-1195, 2000-11-25
被引用文献数
27

ネットワーク技術の発展は, 従来の講義形態からネットワークを介して距離的に離れた複数の講義室で同時に講義を行う遠隔講義形態へ移行する可能性を示唆している.遠隔講義では, 講義に使用する資料等はネットワークを介して配布する形になる.しかし, あらかじめ電子教材を作成するのは手間がかかることなどから, すぐに普及する傾向にはない.一方, 黒板を用いる講義はOHPやビデオが普及した現在でも講義内容を強く印象づけたり, 受講者が順次理解していく過程にマッチしている手法として根強い支持を得ており, 大学・予備校などでも広く行われている.本論文では板書主体の講義を撮影するときや, ネットワークで利用するための電子教材を作成するときに必要となる板書をブロック分割する手法を提案する.板書のブロックは小さな矩形の集合であると考え, 一定時間書き込みのない場合に板書文字領域を囲う小さな矩形を生成する.次に講義のレイアウトから生成したファジールールに従い, これらの矩形を統合・分割することでブロック分割を行う.また, 本手法の応用例として, 抽出したブロックを順につなぎ合わせてHTML形式のファイルを作成し, WWW配信するシステムを構築した.
著者
吉田 聡 泉 正夫 辻 洋
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.36, no.8, pp.123-126, 2012-02-11

安価なデバイスであるKinectがどの程度の能力があるのか調査するため,歩行動作をしている人に対する人物判定を試みる.歩行動作を定義し,Kinectから得られる5人の情報を用いて歩行動作を表す特徴ベクトルを作成した.そして主成分分析を用いて特徴空間を構築した後,特徴空間での各クラスの重心からの距離と分散を用いてテストパターンの判定を行った.結果としてKinectは歩行動作をしている人物5人に対して判定した場合の適合率は約80%であることを示し,その結果と手法について考察した.