著者
野 徹雄 佐藤 壮 小平 秀一 高橋 成実 石山 達也 佐藤 比呂志 金田 義行
出版者
国立研究開発法人海洋研究開発機構
雑誌
JAMSTEC Report of Research and Development (ISSN:18801153)
巻号頁・発行日
vol.19, pp.29-47, 2014
被引用文献数
8

日本海東縁では,1983年日本海中部地震(M<sub>J</sub>7.7)や1993年北海道南西沖地震(M<sub>J</sub>7.8)などのM7以上の被害地震,それらに起因する津波が繰り返し発生している.しかし,これらの地震の全体像を研究する上では地殻構造データが十分でなかった.そこで,「ひずみ集中帯の重点的調査観測・研究」の一環として,2009年~2012年の4年にわたり,マルチチャンネル反射法地震探査と海底地震計による屈折法・広角反射法地震探査の地殻構造調査を実施し,地殻構造研究の側面から日本海東縁における地震発生帯の研究を進めた.調査は能登半島沖から西津軽沖にかけての沿岸域の大陸棚から大和海盆・日本海盆に至る海域にて行った.本報告では,本調査で実施された43測線のマルチチャンネル反射法地震探査によるデータ取得の概要とデータ処理の結果について記す.
著者
高橋 成人
出版者
養賢堂
巻号頁・発行日
vol.65, no.9, pp.1047-1053, 1990 (Released:2011-03-05)
著者
高橋 成人
出版者
農業技術協會
巻号頁・発行日
vol.28, no.1, pp.30-35, 1973 (Released:2011-03-04)
著者
坂口 嘉郎 冨永 昌宗 高橋 成輔
出版者
日本臨床麻酔学会
雑誌
日本臨床麻酔学会誌 = The Journal of Japan Society for Clinical Anesthesia (ISSN:02854945)
巻号頁・発行日
vol.24, no.7, pp.322-326, 2004-09-15
参考文献数
5
被引用文献数
1 1

九州大学医学部では1995年から高機能患者シミュレータを導入し, 医学生に対する麻酔科蘇生科のベッドサイド実習で利用している. 患者を対象とする臨床実習の前後に, 学生グループが自ら立てた計画に基づき, 麻酔シミュレーションを実践する. 酸素投与や換気補助をしないまま麻酔導入したりすることも少なくない. 疑似医行為の結果を目の当たりにすることで, 医学生らは自らの臨床能力の程度を自覚し, また医行為のもつ危険性も身をもって理解する. 高機能患者シミュレーションは, 患者に負荷を一切かけることなく, 医学生たちが, 主体的に修練する動機付けを得る意義があると考える. その効果的な運用についてはさらなる検討が望まれる.
著者
高橋 成
出版者
[西郊民俗談話会]
雑誌
西郊民俗 (ISSN:09110291)
巻号頁・発行日
no.235, pp.23-33, 2016-06
著者
高橋 成
出版者
[西郊民俗談話会]
雑誌
西郊民俗 (ISSN:09110291)
巻号頁・発行日
no.232, pp.24-31, 2015-09
著者
高橋 成
出版者
[西郊民俗談話会]
雑誌
西郊民俗 (ISSN:09110291)
巻号頁・発行日
no.231, pp.26-32, 2015-06
著者
高橋 成
出版者
[西郊民俗談話会]
雑誌
西郊民俗 (ISSN:09110291)
巻号頁・発行日
no.230, pp.23-33, 2015-03
著者
高橋 成五 前野 義晴 荒木 壮一郎 末村 剛彦 田島 章雄 高橋 宏明 玉貫 岳正 堂前 巧 逸見 直也
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PS, 光スイッチング
巻号頁・発行日
vol.98, no.481, pp.31-35, 1998-12-18
被引用文献数
1

256ポート2.56Tbpsスループットまで拡張可能なパケット交換用フルクロスバ光スイッチの設計試作を行った。光スイッチ素子には, 高速動作と同時に損失補償も可能な半導体光アンプゲートを用いた。この光スイッチは, 波長多重技術を空間分割スイッチに組み入れることにより, 単純な空間分割スイッチと比較し装置規模を1/8に削減可能である。光レベルダイヤグラムとスイッチ制御方式の設計を基に, 2.56Tbpsの光スイッチを構成するのに必要な全てのコンポーネントを含むデモ装置を開発した。10Gbpsの光信号を用いて, 試作した光パケットスイッチの信号透過特性とスイッチング特性の評価を行った。測定の結果, 符号誤り率10^<-14>以下とInsec以下のパケットスイッチング時間及びそのスキューが500psec以下であることを確認し, Tbpsクラスのスループットを持つパケットスイッチの実現性を確認した。
著者
高橋 成
出版者
[西郊民俗談話会]
雑誌
西郊民俗 (ISSN:09110291)
巻号頁・発行日
no.228, pp.20-32, 2014-09
著者
篠原 厚 高橋 成人 笠松 良崇 吉村 崇 二宮 和彦 畑中 吉治 畑澤 順 金井 泰和
出版者
大阪大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2012-04-01

医薬用放射性試薬や有用放射性同位体の供給の確保は、我が国の医療や基礎-応用にわたる研究レベルの維持には必須である。本研究では、サイクロトロンにより大強度照射・RI製造法を開発し、PETイメージング核種として124-Iと62-Zn、白金系抗がん剤の機序解明のために191-Ptの製造、分離、精製法を開発し、それぞれ核医学・薬学分野に貢献した。さらに、イメージング技術に基づくがん治療への展開として、新たに211-Atによるアルファ線内用療法の開発プロジェクト(概算要求事項)をスタートさせるに至った。一方で、国内生産の要請のある99m-Tcの加速器による製造・精製法の確立へも貢献した。
著者
高橋 成
出版者
[西郊民俗談話会]
雑誌
西郊民俗 (ISSN:09110291)
巻号頁・発行日
no.226, pp.17-33, 2014-03
著者
村井 芳夫 東 龍介 篠原 雅直 町田 祐弥 山田 知朗 中東 和夫 真保 敬 望月 公廣 日野 亮太 伊藤 喜宏 佐藤 利典 塩原 肇 植平 賢司 八木原 寛 尾鼻 浩一郎 高橋 成実 小平 秀一 平田 賢治 対馬 弘晃 岩崎 貴哉
出版者
北海道大学大学院理学研究院
雑誌
北海道大学地球物理学研究報告 (ISSN:04393503)
巻号頁・発行日
vol.76, pp.147-158, 2013-03-19

2011年3月11日に,太平洋プレートと日本列島を乗せた陸側のプレートとの境界で2011年東北地方太平洋沖地震が発生した.この地震は,日本周辺では観測史上最大のマグニチュード9という巨大地震だった.本震発生後には多数の余震が発生するが,大地震発生のメカニズムを解明するためには,正確な余震分布を調べることが重要である.全国の6つの大学と海洋研究開発機構,気象庁気象研究所は,本震発生直後から共同で100台以上の海底地震計を用いて余震観測を行った.2011年6月中旬までのデータから,震源域全体で約3か月間の精度の良い震源分布が得られた.余震の震源の深さは,全体的に陸に近づくにつれて深くなっていた.震源分布からは,本震時に大きくすべったプレート境界では余震活動が低いことがわかった.上盤の陸側プレート内では余震活動が活発で,正断層型と横ずれ型が卓越していた.太平洋プレート内の余震も多くが正断層型か横ずれ型だった.このことから,日本海溝付近の太平洋プレート内の深部と上盤の陸側プレート内では,本震の発生によって応力場が圧縮場から伸張場に変化したことが示唆される.