著者
豊田 雅夫 鈴木 大輔 上原 吾郎 梅園 朋也 堀木 照美 谷亀 光則 遠藤 正之 黒川 清 堺 秀人
出版者
社団法人 日本腎臓学会
雑誌
日本腎臓学会誌 (ISSN:03852385)
巻号頁・発行日
vol.43, no.1, pp.44-48, 2001-01-25 (Released:2010-07-05)
参考文献数
14

We experienced two cases of limb edema of unknown pathogenesis. No evidence was found concerning involvement of the kidneys, heart of other visceral organs. Case I was 22-year-old woman. Her white blood cell count increased to 13, 100/μl with 65.0 % eosinophils. Case 2 was a 27-year-old woman. Her white blood cell count increased to 23, 300/μl with 67.0 % eosinophils. In these cases, extensive diagnostic evaluations revealed no evidence of atopy, neoplasms, collagen vascular disease, or parasitic infestation. We diagnosed these cases as episodic angioedema with eosinophilia. In both cases, the angioedema improved gradually in parallel with a decrease in the white blood cell count. This disorder is very rare, but it is very important to consider it in differential diagnosis especially for nephrologists.
著者
黒川 清
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.89, no.12, pp.2407-2409, 2000-12-10 (Released:2008-06-12)
参考文献数
14
著者
黒川 清
出版者
公益財団法人 医療科学研究所
雑誌
医療と社会 (ISSN:09169202)
巻号頁・発行日
vol.10, no.4, pp.41-50, 2001

21世紀を迎え「日本」のあり方は大きな変換を求められている。それはなぜか。特に国際的に共通の価値をつくり出す分野である高等教育,医学教育と研修,医療,研究,金融,企業等では「国際的」標準での内容と実力がない限り,世界の主流から取り残されていくであろう。交通と情報の国際化の時代にあって,世界の人々がそれらの国の医療,研究,高等教育等の分野での世界標準を知るようになれば当然それらを求めるようになる。従来の「日本」を支えたシステムはこれからの国際時代の要請にあうのか。この10年の日本をかこむ状況は,「お上たのみ」「護送船団」「終身雇用」「年功序列」の限界を示し,「Japan Inc」がもはや機能しないことを示している。このような時にあって,医学教育も医師の研修も同じ問題を抱えている。その背景には日本に特徴的で根本的な問題があるのだが,残念ながら,多くの日本の「リーダー」にはそれが理解できない。その理由はなにか。日本を囲むアジアの状況と近代日本の歴史の背景を考察しながら,21世紀に日本がめざす医学教育と医師研修のあり方を探る。
著者
橋本 佳明 永田 泰自 四柳 宏 渡辺 毅 岡 博 黒川 清
出版者
一般社団法人 日本糖尿病学会
雑誌
糖尿病 (ISSN:0021437X)
巻号頁・発行日
vol.38, no.1, pp.45-50, 1995-01-30 (Released:2011-03-02)
参考文献数
14
被引用文献数
1

症例は29歳の男性微小変化型ネフローゼ症候群のために, プレドニゾロン治療を受けた. その経過中 (プレドニゾロン50mg投与中, 総投与量5300mg) に, 空腹時の低血糖 (40-50mg/dl) と高インスリン血症 (17~27μU/ml) がみられ, インスリノーマの合併が疑われた. 日内血糖・インスリン変化と75g経口ブドウ糖負荷試験で, 軽度の耐糖能異常と高インスリン血症が認められた. Cペプチド抑制試験では, Cペプチドが3.3から1.2ng/mlまで低下した. CT検査で膵のびまん性腫大が認められたが腫瘤は検知できなかった. プレドニゾロンの減量に伴い空腹時インスリンは低下し, 空腹時血糖もほぼ正常まで上昇した. その後8年間低血糖症状はみられず, また最近の空腹時血糖とインスリンも正常である. 以上の検査および経過より, この症例の空腹時高インスリン血症・低血糖の原因は, インスリノーマではなく投与されたプレドニゾロンであると強く疑われた.
著者
宇田川 拓雄 辰己 佳寿子 浜本 篤史 鈴木 紀 佐藤 寛 佐野 麻由子 黒川 清登 RAMPISELA Dorothea Agnes 鯉沼 葉子 島田 めぐみ 片山 浩樹 斎藤 文彦 佐藤 裕 KIM Tae Eun KIM So-young 多田 知幸 MULYO Sumedi Andorono 中嶋 浩介 RUSNADI Padjung YULASWATI Vivi
出版者
北海道教育大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2009

開発援助では様々な社会調査が実施され評価に利用されている。参加型調査、民族誌作成、フォーカスグループディスカッションなど標準的な調査法以外の手法も使われている。JICAの評価システムは構造上、広汎な長期的インパクトの把握が難しい。また、質の高い調査データが必ずしも得られていないため、評価団がポジティブな現状追認型評価を行なった例も見られた。調査の倫理をしっかりと踏まえた評価調査法の開発と普及が望まれる。