著者
三木 五三郞
出版者
誠文堂新光社
雑誌
生産研究 (ISSN:0037105X)
巻号頁・発行日
vol.3, no.1, pp.25-25, 1951-01-01
著者
郭 鐘聲 タン ジェフリ トゥチュアン 荒川 大輝 須田 義大 平沢 隆之 荒木 敬造 水野 晃 堀口 宗久
出版者
Institute of Industrial Science The University of Tokyo
雑誌
生産研究 (ISSN:0037105X)
巻号頁・発行日
vol.71, no.2, pp.63-67, 2019-03-01 (Released:2019-03-30)
参考文献数
4

本研究では,ナロービークルの操舵安定性の向上を目指し,車体の傾きに従って機械的に追従するパッシブ前輪を有する3 輪ナロービークルを提案し,シミュレーションおよび実車実験により操舵安定性について評価した.実車実験の結果との比較により,提案した車両モデルがパッシブ前輪車両の車両ダイナミックスを正確にシミュレーションできることが確認でき,その車両モデルに基づく実車両の改良により,操舵安定性を改善することができた.
著者
尹 遠東 中野 公彦 鄭 仁成 山邉 茂之
出版者
東京大学生産技術研究所
雑誌
生産研究 (ISSN:0037105X)
巻号頁・発行日
vol.67, no.2, pp.189-194, 2015-03-01 (Released:2015-03-30)
参考文献数
4

地上信号機の情報を路車間通信によって車に伝達し,信号機情報を車内に表示する車内信号を提案し,安全運転支援システムの一環として使用することを考える.ただし,車内信号を使用する際には,信号表示を視認する必要があるため,前方注視を妨げないか等,ドライバの運転行動に与える影響を検討する必要がある.車内信号システムを構築し,ドライビングシミュレータ実験を通じて,ドライバの運転操作,視行動,アンケートによる評価により,提案した車内信号の信号モードと信号表示装置がドライバ運転に与える影響を評価する.
著者
山本 憲二郎 沼田 宗純 目黒 公郎
出版者
東京大学生産技術研究所
雑誌
生産研究 (ISSN:0037105X)
巻号頁・発行日
vol.66, no.6, pp.561-564, 2014-11-01 (Released:2015-01-15)
参考文献数
2

世界の約6割もの人々が組積造構造物を住宅として使用している.組積造構造物の問題点は,地震に対する脆弱性が非常に高い点にあり,これまでに発生した地震による組積造構造物の崩壊で,世界中で多くの人的被害が出ている.組積造構造物の耐震性能を向上させるために,多くの技術的方法が開発されてきた.しかし,それらの方法は,実際の組積造構造物に適用する際,多くの時間と労力を必要とし,更に,多くの方法は新築の組積造構造物に対してのみ適用できる技術である.これらの問題は,技術を普及する上での妨げとなっている.そこで本研究では,既存・新築の組積造構造物の両方に適用でき,更にこれまでの方法と比較して,圧倒的に施工が簡単な耐震補強方法を提案する.この方法に使用する材料は,「SG-2000」というガラス繊維を混ぜ込むことにより強化された特殊繊維塗料である.本稿では,この材料の組積造構造物の耐震補強への適用可能性と効率的な塗布方法に関する実験的な検証結果を紹介する.
著者
岡本 裕司 中野 公彦 大堀 真敬 多加谷 敦 須田 義大 堀 重之
出版者
東京大学生産技術研究所
雑誌
生産研究 (ISSN:0037105X)
巻号頁・発行日
vol.62, no.3, pp.267-270, 2010-05-01 (Released:2010-09-22)
参考文献数
5
被引用文献数
3

本研究では,自動車運転時の乗員の筋電位を自動車の運動性能の評価指標として用いる可能性を調べるために,乗員の筋電位と車両の横加速度との相関を調べている.筋電位は,頭部を支える役割を持つ頚部左右の胸鎖乳突筋に対して計測を行った.実験では,被験者を後部座席に乗車させ,市販車とその剛性を改良した改造車でスラロームコースの走行を行った.結果は,加速度が生じる方向とは逆側の筋肉の筋電位が大きくなることが分かった.加えて,車両内部に生じる横加速度の小さい改造車に乗車した時の方が,筋電位のRMS値が小さくなる傾向がみられた.
著者
戸矢 理衣奈
出版者
東京大学生産技術研究所
雑誌
生産研究 (ISSN:0037105X)
巻号頁・発行日
vol.72, no.5, pp.337-339, 2020-09-01 (Released:2020-10-13)

2019 年7 月より東大EMP 修了生有志に生産技術研究所が協力する形で「文化×工学研究会」を実施してきた.この場での議論が生研でも文化と工学を考えるうえでの好機となり,積極的な活動への機運が高まり2020 年4 月に当グループの発足に至った.今回の特集にあたり,冒頭にグループの概要と展望について主に以下の三点,すなわち1)「文化」を軸とした領域横断的展開の実践2)実務家の参加の促進 3)「文理融合」の常態化と独自プロジェクトの展開,を軸に紹介する.
著者
寳来 俊介 合原 一究 合原 一幸
出版者
東京大学生産技術研究所
雑誌
生産研究 (ISSN:0037105X)
巻号頁・発行日
vol.59, no.2, pp.106-109, 2007 (Released:2007-03-29)
参考文献数
11
被引用文献数
1

2匹のオスのニホンアマガエル(Hyla japonica)が鳴き声を介して相互作用する発声行動において観測された音声データに関して,音声編集ソフトウェアAudacityを用いた時系列解析を行なった.特に,2匹のカエルの鳴き声を記録した単一の時系列データから,それぞれのカエルに対応する発声データを抽出し,2匹の発声の時間間隔および相互の発声の関係性について定量的に解析を行った.今回の解析により,2匹のカエルが位相差1.11πというほぼ位相が反転した状態で同期して交互に鳴いていることが明らかになった.[本要旨はPDFには含まれない]
著者
川添 善行
出版者
東京大学生産技術研究所
雑誌
生産研究 (ISSN:0037105X)
巻号頁・発行日
vol.72, no.5, pp.355-357, 2020

<p>従来,建築分野で語られてきた「美」と比較し,「かっこいい」という言葉には,既存の体系に対する異議申してとしての意味が含まれている.「かっこいい」をめぐる建築理論として,形の定量化と感覚の定量化をあげ,その後者から新しい建築理論の構築を目指す.さらに「かっこいい」の定量化の目的として,1)デザインの価値の創造的発見,2)万人がデザインについて語れる共通言語,3) 建築理論なき時代の理論,という3 つの可能性を指摘した.</p>
著者
福元 和真 川崎 洋 小野 晋太郎 子安 大士 前川 仁 池内 克史
出版者
東京大学生産技術研究所
雑誌
生産研究 (ISSN:0037105X)
巻号頁・発行日
vol.65, no.2, pp.169-174, 2013

近年,車載カメラの普及に伴い動画サイトへの車載動画の投稿が普及し始めている.これらの映像を利用し,日常的に自由走行しながら撮影された様々なカメラ映像をつなぎ合わせることで,より広範囲にわたる地域で高い頻度での更新が実現できるが,位置情報の無い映像をプローブカーなどで得られた情報つき映像と対応付ける必要がある.そこで本手法では,まず時系列画像をから建物の相対的な高さ情報を保持するTemporal Height Image(THI) を作成し,それに対してAffine SIFT によりロバストな特徴を取り出す.得られた特徴をBag of Feature で表現し,効率のよいマッチングを実現する.実際に市街を撮影したデータで検証した.[本要旨はPDFには含まれない]
著者
桑野 玲子 桑野 二郎 井原 務 瀬良 良子
出版者
東京大学生産技術研究所
雑誌
生産研究 (ISSN:0037105X)
巻号頁・発行日
vol.72, no.4, pp.319-322, 2020-07-01 (Released:2020-08-20)
参考文献数
7

道路下の空洞は,都市の成熟と共に様々な要因で生成し,場合によっては道路陥没を引き起こす.陥没防止のためには,地中レーダ探査によって路面下空洞を探知し,補修などの対策を施すことが,対症療法として効果的であるが,その費用は空洞生成の主要因であるインフラ老朽化や近年の気象の激甚化に伴い今後さらなる増大が予想され,効率的かつ合理的な陥没対策の構築が喫緊の課題である.本研究では,これまでの室内試験や既存データの分析による陥没危険度評価方法の検証とともに,舗装構造を考慮した評価方法を開発するために,人工空洞を設置した実物大試験道路を埼玉大学構内に構築した.本報では試験道路の構築および路面陥没の限界耐力の計測のために実施した空洞載荷試験の概要を報告する.
著者
加藤 孝明 塩崎 由人
出版者
東京大学生産技術研究所
雑誌
生産研究 (ISSN:0037105X)
巻号頁・発行日
vol.72, no.4, pp.283-287, 2020-07-01 (Released:2020-08-20)
参考文献数
4

2019 年7 月,東京都葛飾区から「浸水対応型市街地構想」1)が公表された.この構想は,東京の海抜ゼロメートル地帯の広域高密市街地での大規模水害への備えという意味だけではなく,気候変動への市街地の適応という意味でも画期的な構想である.著者らのグループは,2004 年頃から民・学・官が協働した大規模水害に備えるまちづくり活動をすすめ,「広域ゼロメートル市街地」における大規模水害への備え,気候変動への適応について議論を重ねてきた.本稿では,葛飾区構想のもととなった考え方を解説するとともに,その実現に向けた課題を列挙する.

1 0 0 0 IR 住宅地の計画

著者
高山 英華
出版者
誠文堂新光社
雑誌
生産研究 (ISSN:0037105X)
巻号頁・発行日
vol.4, no.11, pp.414-418, 1952-11
著者
本間 千尋 本間 裕大
出版者
Institute of Industrial Science The University of Tokyo
雑誌
生産研究 (ISSN:0037105X)
巻号頁・発行日
vol.68, no.4, pp.293-296, 2016-07-01 (Released:2016-07-29)
参考文献数
4

明治期に日本に移入された西欧モダンのピアノ文化は,戦後はライフスタイルの都市化に伴い全国的に浸透した.日本では子どもに楽器の演奏技術を学ばせる際にはピアノを選ぶ場合が多く,我々は自国の伝統楽器よりも西欧の楽器であるピアノの方に親しみを感じる.また現在の日本では,ピアノの経験者や国際コンクールの参加者は本場西欧を凌ぐ程になり,日本におけるピアノ文化は成熟期を迎えていると言えるだろう.このように戦後日本の都市化と不可分の関係にあり,多くの人々が趣味やレッスンで経験するようになったピアノ文化であるが,日本においてピアノ文化に関する研究は多くはない.そこで,本研究では,高度経済成長期が終焉した1980 年代以降のピアノ文化の受容を,質的調査を用いて検討し,それを踏まえた上でコンペティションデータを用い数理的解析から明らかにする.こうした視点からピアノ文化を検討することは,ピアノ文化の分析に新たな知見をもたらしてくれることが期待でき,また高度経済成長期終焉以降の日本社会の特質を垣間見ることにもなるだろう.