著者
欅 惇志
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.63, no.9, pp.528-532, 2022-08-15

本記事では SIGIR Forumの2019年12月号に寄稿されたThe Neural Hype, Justified! A Recantationの解説記事である.解説にあたり,まず紹介記事の前日譚であるThe Neural Hype and Comparisons Against Weak Baselinesの内容について触れる.それを踏まえて紹介時期の内容を述べる.また,情報検索分野の研究のパラダイムと最先端研究の一部についても言及する.

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雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.1, 2015-12-15
著者
小杉 信
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.21, pp.269-281, 1972
被引用文献数
1
著者
奥村 貴史
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.61, no.10, pp.1012-1013, 2020-09-15
著者
魚住 惇
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.63, no.3, pp.125-131, 2022-02-15

Scrapboxにて教材を公開し,Scratchでプログラミング演習を行い,ロイロノートで提出を行うという,高等学校普通科の情報科目「情報の科学」の授業実践報告である.本実践により,生徒が自分のペースで演習を進められるようになり,個別最適化することができた.また,生徒らが互いに教え合うようになり,自然と協働学習が行われるようになった.そして,ロイロノートの提出箱という機能を利用することで,同じ課題を解いたプログラムであっても生徒によってブロックの組合せがまったく違ったものとなったことが共有できた.解答を共有することで,生徒同士の学び合いにつながった.新しく登場したツールを組み合わせることで,新しい授業の形態を模索した実践報告となっている.
著者
大泰司 章
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.61, no.7, pp.708-713, 2020-06-15

PPAP(【P】asswordつきzipファイルを送ります,【P】asswordを送ります,【A】n号化,【P】rotocol)とはなにか,その歴史をひもとく.また,ISMSやプライバシーマーク対策として流行したという都市伝説があるが,それが本当かどうかについても考察をする.どうすればPPAPをなくすことができるか,そのために今後起こしていくアクションについて述べる.
著者
小野 厚夫
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.46, no.4, pp.347-351, 2005-04-15

今日のキーワードとなっている情報という言葉は,日本で造られた言葉で,1976年出版の訳書「仏国歩兵陣中要務実地演習軌典」に最初の用例がある.原語はフランス語のrenseignementで,敵の「情状の報知」の意味で使われた.初期には情報と状報が併用されたが,情報に統一された.兵語として用いられていたが,次第に一般化し,日露戦争後には国語事典に収録されるようになった.戦後情報理論の導入に伴い,英語のinformationの日本語訳として用いられるようになった.これら130年に及ぶ情報という言葉の歴史について調べた内容を,用例を示しながた辿ってみた.
著者
渡部 有隆
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.56, no.10, pp.998-1005, 2015-09-15

近年,競技プログラミングが活発に行われるようになってきており,多くの学生やプログラマが競い合い,知識と技術力を高めている.競技プログラミング対策のトレーニングツールの1つとして,プログラムの自動採点を行うオンラインジャッジが用いられている.本記事では,数あるオンラインジャッジの中からAizu Online Judge(AOJ)について解説する.これまでの開発・運用で蓄積された知見を基に,その教育効果を伝えるとともに,システムの動作原理について解説する.特に,システムの実現に重要なジャッジキュー,プログラムの自動評価,結果を通知するブロードキャストシステムについて,それらの仕組みや実装方法を紹介する.
著者
鹿野 桂一郎
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.59, no.8, pp.678-682, 2018-07-15

電子書籍を短期間で書き上げて執筆者自身がコンテンツ直販サイトBOOTHで販売する「マッハ新書」について,2018年4月末の登場から5月にかけての動向と特徴および背景を整理する.さらに,これまで情報を商品として読者に届ける事業を営んできた従来の出版業界においてすでに起きている変化や,今後のあり方について,マッハ新書との比較から考察する.
著者
萩谷 昌己
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.59, no.9, pp.778-781, 2018-08-15

2018年6月の「第16回未来投資会議において示された大学入学共通テストに「情報I」の試験を入れる方針に賛同します」と題する本会の提言の意図に関して解説する.特に,この提言が決してIT産業のためだけではなくて,日本社会全体の発展を意図したものであることを述べる.そして,高等学校の情報科の現状について述べるとともに,大学入学共通テストに「情報I」を入れるためには,大学の多くの専門分野が情報科の素養を求める状況が不可欠であることを指摘する.最後に,一般情報教育および専門基礎教育の中の情報教育を体系化し,高校の情報科との連続性を明確にする必要性について説く.特に,応用情報学の体系化について述べる.
著者
前田 英作 南 泰浩 堂坂浩二
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.47, no.6, pp.624-640, 2006-06-15
被引用文献数
17

私たちの身近にいつも寄り添い,見守り,そっと支えてくれる存在,かつて私たちはそれを「妖精・妖怪」と呼んでいた.物質的な利便性より精神的な安定と豊かさを追うべきこれからの時代に,情報科学技術が取り組むべき課題はこの妖精・妖怪の復権である.本論文では,それを新しい「環境知能」と呼ぶ.復権すべき妖精・妖怪の世界とは何か,情報科学技術との接点は何か,それにより実現される生活様式は何かについて論じるとともに,環境知能の実現に向けて今後取り組むべき具体的課題を提起する.
著者
奥村 晴彦
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.3, pp.226-229, 2016-02-15

震災直後の『情報処理』2011年9月号「震災とソーシャルネットワーク」[1] では震災直後のSNSの様子を描いた.その後,「大震災で見えてきた情報教育の課題」[2],“The 3.11 Disaster and Data” [3]などで今回の震災を情報処理・情報教育の観点から論じた.本稿はそれらの現時点でのup-to-date版である.
著者
中野 幹生
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.62, no.10, pp.e1-e6, 2021-09-15

この10年,人間と自然言語で対話するシステム,すなわち,対話システムの技術を用いたさまざまなサービスや製品が提供・販売されるようになってきました.しかしながら,対話システムは,複数の分野の技術を総合してつくる必要があるため,全体像がつかみにくいのが現状である.本稿では,対話システムとは何か,および,対話システムの分類,一般的な構成,利点などを説明した後,今後の方向性について考察する.
著者
鈴木 裕介 小林 渉 林 伸善 橋本 和孝
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.43, no.3, pp.288-295, 2002-03-15
参考文献数
4

本稿では,H-II Aロケット用の搭載計算機である誘導制御計算機について,その役割,技術的特徴,開発経過等を,ロケットの誘導制御システムの概要とともに紹介する.また,これまでのH-I,H-IIロケット用の搭載計算機からの変遷についても併せて記述する.
著者
塚本 昌彦
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.9, pp.824-825, 2016-08-15

2016年7月に米国等で位置情報を扱うスマホゲーム「ポケモンGO」が公開された.公開から数日で膨大な数のダウンロードがあり,数多くのユーザがアウトドアでゲームをするという異様な風景が見られたと同時に,数多くの社会問題が発生し,メディア等で大きな騒ぎとなった.本稿ではこれらの状況について簡単な分析を行うと同時に,位置情報ゲームとしてのポケモンGOの特徴について述べる.さらに,今後のウェアラブルビジネスをはじめとするさまざまな業界への影響や展開の可能性について予想する.