出版者
日経BP社
雑誌
日経トップリーダー
巻号頁・発行日
no.371, pp.26-29, 2015-08

子供の育て方経営者の家族関係を良好に保つには、伴侶の役割が大きいと分かった。次に、子供の育て方を考えたい。子育てでも同族企業ならではの留意点がある。重要なのは、事業継続を一族の使命とし、全員で次の世代を育てることだ。
著者
樋渡 啓祐 伊藤 暢人
出版者
日経BP社
雑誌
日経トップリーダー
巻号頁・発行日
no.373, pp.42-45, 2015-10

人口5万人の九州の小都市、武雄市の改革派前市長が新しい事業に取り組む。高齢者を対象にしたスマートフォン事業で地方創生を実現するというのが狙い。民間と行政で新たなビジネスモデルを作り上げ「地方の可能性」を示そうと意欲を燃やす。
出版者
日経BP社
雑誌
日経トップリーダー
巻号頁・発行日
no.397, pp.17-22, 2017-10

福井県あわら市にある温泉旅館「グランディア芳泉(ほうせん)」の改革ドキュメント。休日を30日増やして、給料はそのまま。残業は週に2時間程度。それでもサービスの質は落とさず、利益率は10%にアップ──。「休めない旅館」はいかにしてそんな離れ業を実現したのか。
著者
福島 哉香
出版者
日経BP社
雑誌
日経トップリーダー
巻号頁・発行日
no.394, pp.31-35, 2017-07

2016年12月の記者会見でのこと。東京オリンピック・パラリンピックの会場の見直しが小規模に終わり、「大山鳴動して鼠一匹ではないか」と指摘された小池都知事。すると経費削減の成果を強調したうえでこう反論した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経トップリーダー
巻号頁・発行日
no.312, pp.40-43, 2010-09

事業が拡大し拠点が増えれば、社長1人では全体を管理できなくなる。社員に任せるしかないが、彼らに経営者と同じ意気込みで働いてもらうことは難しい──。 起業した誰もが悩むこの古典的な問題に丹社長が直面したのは、今から22年前。丹社長は、会社の中に2つの仕組みをつくることで、この問題をクリアしようとした。 1つは、「任せるからには、とことん任せる仕組み」だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経トップリーダー
巻号頁・発行日
no.350, pp.40-43, 2013-11

競争が激しい外食業界にあって、5年で売上高を4・5倍に拡大。東証マザーズ上場からわずか1年で東証一部へ異例ともいえる市場変更を果たし、破竹の勢いを見せる企業がある。 その名はエー・ピーカンパニー。
著者
渡邉 美樹
出版者
日経BP社
雑誌
日経トップリーダー
巻号頁・発行日
no.304, pp.14-17, 2010-01

──渡邉会長は会社経営で最も大事なものとして、東洋思想研究家の安岡正篤氏が唱えた「思考の三原則」を挙げられていますね。 安岡さんの本を20歳のころに読んだときから、自分にとって一番大事な考え方としています。安岡さんもいろんなことを言っているけど、あの言葉を見たときにピカーンときました。学生時代にきたんだから大したもんですよね(笑)。
著者
金子 梅吉 荻島 央江
出版者
日経BP社
雑誌
日経トップリーダー
巻号頁・発行日
no.339, pp.76-80, 2012-12

私は本当に幸せ者で、せがれ夫婦や娘夫婦、孫までもうちの会社で働いてくれています。こんなにうれしいことはない。娘が社長で経営全般を、その兄である長男が製造部門、娘の夫は営業部門、長男の嫁は会計の担当です。 よく「なぜ娘を社長に据えたのか」と聞かれますが、それは私に一番性格が似ている気がしたから。
著者
竹中 平蔵
出版者
日経BP社
雑誌
日経トップリーダー
巻号頁・発行日
no.325, pp.8-10, 2011-10

菅直人さんが首相を務めた1年3カ月は、ガバナンスが利かない残念な期間になってしまった。特に最後の3カ月間は、菅さんが「辞める」と言いながら居座ったことで、すべてを止めてしまった。 このことは、阪神・淡路大震災と東日本大震災の復興予算の策定スケジュールを見ればはっきりする。初動の予算が成立するまでに、阪神・淡路では40日、東日本では50日と、そんなに変わらない。
著者
松沢 成文
出版者
日経BP社
雑誌
日経トップリーダー
巻号頁・発行日
no.325, pp.12-14, 2011-10

松下政経塾で、野田佳彦さんが第1期生で、私は第3期生。短い期間だったが、一緒に松下幸之助塾長の講話を聞いたり、寮で生活を送ったりした。 私の印象では、野田さんは目立つ方ではなかった。地味だけれども、仕事は着実にこなす。例えば、講演者に対して真っ先に手を上げて自分の持論を披露して質問するようなことはしない。常に3〜4番手で発言する。
著者
中沢 康彦
出版者
日経BP社
雑誌
日経トップリーダー
巻号頁・発行日
no.295, pp.76-81, 2009-04

「アルツ磐梯」は磐梯山の山麓にあり、猪苗代湖を望むリゾート施設である。施設内にはスキー場、ゴルフ場、ホテルなどを備えている。スキーシーズンは稼働率が高く、家族連れのスキー客、若いスノーボーダーでにぎわう。 このスキー場のお客様の大半が昼食を取るのが、ゲレンデに面したセルフサービス方式のレストランである。
著者
神農 将史
出版者
日経BP社
雑誌
日経トップリーダー
巻号頁・発行日
no.347, pp.78-80, 2013-08

プリコ飲食店の経営セミナーの講師も務めていた名物経営者。店舗を増やしたが、店長を任せられる人材の育成が追い付かなかった。多角化が裏目に出て弱ったタイミングで震災の影響が直撃した。
著者
吉岡 陽
出版者
日経BP社
雑誌
日経トップリーダー
巻号頁・発行日
no.334, pp.106-108, 2012-07

「15年足らずで産地を代表する大手がここまで力を失うとは……」一報を受けた取引先の担当者は、こう漏らした。眼鏡フレームの国内生産量の9割以上を占める福井県鯖江市。この地で名を馳せていた野尻眼鏡工業が3月30日、福井地裁に自己破産を申請した。 負債総額は約37億円で、2011年12月期の売上高は15億円ほど。
出版者
日経BP社
雑誌
日経トップリーダー
巻号頁・発行日
no.312, pp.37-39, 2010-09

17歳で上京し、職を転々としながら、業界トップ企業を築いた富士そばの丹道夫社長。独自の経営システムは、その波瀾万丈の人生と密接に関係している。知られざる異色企業家の半生を振り返る。 そば店業界は、バブル期には既に、市場の成熟が指摘されていた分野である。 製法が単純な上、開業資金が少なくて済むなど参入障壁が低いこともあって、戦後、業者が急増。
著者
大塚 久美子 磯山 友幸
出版者
日経BP社
雑誌
日経トップリーダー
巻号頁・発行日
no.378, pp.34-37, 2016-03

1年前、創業者で会長の父と社長の長女が経営権を巡って争った大塚家具。創業一族と会社の関係はどうあるべきなのか。次世代へのバトンタッチはどうするのか。大塚久美子社長に聞いた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経トップリーダー
巻号頁・発行日
no.387, pp.37-40, 2016-12

入場料に並んで現在のカープの屋台骨を支えているのは、オリジナルグッズの販売収入だ。かつては3億円にも満たなかった売り上げは、14年には25億円、15年には35億円に達し、リーグ優勝に加え、新井貴浩選手の2000本安打、今シーズン限りで引退した黒田博樹投手…
著者
堀場 厚 鈴木 信行
出版者
日経BP社
雑誌
日経トップリーダー
巻号頁・発行日
no.307, pp.58-63, 2010-04

会社の経営を引き継ぐうえで心がけたのは、「『会社のスピリット』は父からしっかり継承する。しかし、新しい環境変化に対応するため必要な改革は、自分自身の信念で実施する」ということでした。独創性の源になった"不謹慎"な社是 我が社のスピリットとは、社是の「おもしろおかしく」です。堀場製作所は、世の中にないモノを生み出す開発型企業として成長してきました。
著者
竹中 平蔵 高柳 正盛
出版者
日経BP社
雑誌
日経トップリーダー
巻号頁・発行日
no.310, pp.12-15, 2010-07

──鳩山由紀夫首相が辞任し、菅直人内閣が発足しました。菅首相とは郵政問題などを巡り議論を戦わせてきた竹中さんですが、日本の新しいリーダーをどう見ていますか。竹中 リーダーにはいろいろな能力が必要ですが、菅さんが長けているのは、「人事のうまさ」と「発信力の強さ」だと思います。
著者
小山 昇 吉田 浩一郎
出版者
日経BP社
雑誌
日経トップリーダー
巻号頁・発行日
no.369, pp.26-29, 2015-06

失敗対談 「日本一、失敗を経験した社長」を自認する武蔵野の小山昇社長に、上場間もないクラウドワークスの吉田浩一郎社長が対談を申し入れた。正しい組織のまとめ方について〝失敗王〟が本音でアドバイスする。──吉田社長はこれまで失敗続きだったそうで…
出版者
日経BP社
雑誌
日経トップリーダー
巻号頁・発行日
no.399, pp.42-47, 2017-12

パーソナルトレーニングジム「RIZAP(ライザップ)」を運営するRIZAPグループ。今年39歳の瀬戸健社長が2003年に創業した健康食品通販の健康コーポレーションが母体で、17年3月期の連結売上収益は952億円。営業利益は102億円。5期連続で増収、4期連続で増益を続ける。M&Aにも積極的だ。アパレルや出版、生活関連企業など数多くの企業を傘下に収め、業態を急拡大させている。瀬戸社長の独特な時短術を見ていこう。