著者
久保村 千明 桜井 友子 亀田 弘之
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. TL, 思考と言語
巻号頁・発行日
vol.96, no.271, pp.21-30, 1996-09-27
被引用文献数
17

高度な自然言語処理システムは、新語(以下、未知語)を自動的に獲得する能カを備え持つことが不可欠である。このような観点から、未知語獲得能力を有するパーザのプロトタイプシステムを作成した。本稿では、そのシステムにおける3種類の未知語に対する3種類の未知語獲得アルゴリズムを評価するために行った実験とその結果について述べる。新聞・書籍・雑誌・辞書から評価用言語資料を収集し、それを素材としてアルゴリズムを評価したところ、本アルゴリズムの基本的妥当性が確認された。
著者
徳久 雅人 村上 仁一 池原 悟
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. TL, 思考と言語 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.50, pp.41-46, 2008-05-16
被引用文献数
2

本稿では,テキスト対話から情緒を推定するための言語知識べースの構築を目指して,発話対と情緒の関係についての分析を行う.日本語の文末表現に情緒が表されやすいと言われているが,文末表現のみでは情緒を断定し難い.そこで,対話の状況を考慮に入れて情緒を推定する方法が考えられる.本稿では,対話の状況を発話対でとらえて情緒推定を行うことを目指す.その推定方式を検討するために,テキスト対話コーパスから,情緒タグ,対話行為タグ,および,文末表現パターンを発話対として抽出し,これらの共起関係を分析する.本コーパスから発話対を抽出したところ2.7万対が得られ,対話行為と文末表現の組に対して聞き手の情緒の傾向が確認できた.
著者
前田 浩佑 徳久 雅人 村上 仁一 池原 悟
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. TL, 思考と言語 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.353, pp.19-24, 2008-12-06

本稿では,情緒傾向値の付けられた文末表現パターン辞書を用いることで,メール文章の口調のきつさを判定することを試みる.本辞書のパターンが文にマッチすることで,その文から解釈される情緒の傾向が解析される.そこで,口調(やわらかい・中立・きつい)を変えた3種類のメール文章を32名に作成してもらい,それらの各文章に対する情緒の傾向を,本辞書を用いて解析した.その結果,「やわらかい」および「中立」の口調で作成された文章と,「きつい」口調で作成された文章との間に,情緒傾向値の違いが見られ,それは,人間により口調の違いを識別する精度と同様の傾向であることが,実験的に確認された.こうして,本辞書を用いて,文章の口調のきつさを判定することの可能性が確認できた.
著者
唐澤 信司 池田 千里 具 龍曾 〓 俊憲
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. TL, 思考と言語
巻号頁・発行日
vol.97, no.567, pp.9-16, 1998-02-23
被引用文献数
5

本文は言語を認識したり、あるいは言語を出力する機能のモデルを検討したものである。情報は記号であり、知能は解読器によって実現する。自律神経系の活動や随意運動あるいは言語機能も解読器を要素として実現できる。特に行動の制御や言語の知能は体験に依存し、その経験依存性が個性と共通性をもたらす。さまざまな解読器がオーバーラップして形成されるので、それらの概念の間には部分的に属性を共通したり、物理的な関係あるいは従属関係などを持つ。また、シリアルである言語表現機能と関係することが、解読器が次々と活動して信号が伝播すること(思考)を可能にする。
著者
キャンベル ニック
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. TL, 思考と言語
巻号頁・発行日
vol.99, no.487, pp.61-67, 1999-12-03

声によるコンピュータ情報へのアクセスは、平等なコミュニケーションの方法として有効であろう。情報化社会の進化が生み出したコンピュータのキーボードを自由に操り、自由に情報をアクセスできる人と、コンピュータを使えないがために情報化社会から取り残された人との差を縮めるだろう。社会の国際化や情報化によって、多言語コミュニケーションはより一般的かつ身近なものになったが、今だ言葉の壁は大きい。本報告で紹介する音声合成とそのデータベース作成技術により、親しみやすい、聞き取りやすい、個人性をもつ合成音声が可能になりました。しかし、この音声合成技術の高品質化に伴い、新たな問題が生まれた。つまり合成された音声があまりに人間の声に近いことによって生じた著作権(声の権利)と、翻訳された結果や声で伝えるニュアンスの相違など内容に対する責任の問題である。
著者
杉本 明子 柏崎 秀子
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. TL, 思考と言語 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.102, no.92, pp.13-18, 2002-05-20

本研究では、日本語学習者が電子メールを利用して行ったコミュニケーションにおいて、どのような発話の機能や構造が見られるのかを質的に分析し、発話機能と発話ぺアの構造の闘系、議論における立場表明の表現方法、議論の構成要素の観点から、日本語学習者の議論が対人配慮の点でどのような特徴を持っているのかについて考察した。その結果、相手の意見に賛成する場合には、メールの最初で明示的な表現で賛成の意見表明をするのに対して、反対する場合には、まず根拠を記述してから暗示的な表現で反対意見を述べる傾向があるということが見出された。日本語学習者の議論形式は、対人関係の配慮から、自分の意見の明確な表明や相手への明示的な批判は回避するという日本人特有の議論形式に類似しているということが示唆された。
著者
沢 恒雄
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. TL, 思考と言語
巻号頁・発行日
vol.99, no.353, pp.43-50, 1999-10-15

最適工業化社会から知識社会への遷移の過程にある、知識社会における市場での主役は、知識、知恵や知謀自体とそれらを内包した業務モデル、戦略計画モデルや製品である。組織活動の知的資産として管理されねばならないものは、それら創製、開発、精錬や編集した成果物である。知識資源であるモデル開発、計画、実行、分析、評価や編集などの「場」での集団意思決定のあるべき姿としてGMAISを使用した支援環境についてのべる。
著者
向後 英二 亀田 弘之
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. TL, 思考と言語 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.99, no.691, pp.17-24, 2000-03-16

矛盾は知識の不備を発見するための有用な手掛かりの一つであるという考えに基づき矛盾の処理に関する基礎的考察, すなわち, 矛盾の分類と, 分類した中の論理的矛盾の分析, 論理的矛盾の解消方法について考察し, その結果について報告する.具体的には, まず矛盾を論理的矛盾, 感情的矛盾, その他の矛盾の3つに分類した.つぎに論理的矛盾について, まず論理的矛盾の発生原因について分析し, つぎに論理的矛盾の対処方法を考案・検討した.この際, 知識の根拠, 根拠の頑強度, 根拠空間という新たな概念を設定した.論理的矛盾解消の際に生じる知識体系の変化を考察し, その結果と新たに設定した上述の諸概念とを用いて論理的矛盾を解消する方法を提案した.
著者
黒田 英憲 小澤 朋之 亀田 弘之
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. TL, 思考と言語 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.387, pp.19-24, 2007-12-07
被引用文献数
1

近年,Webページや書籍などにおけるデザインに注目が集まっている.本稿ではデザインのイメージを決定付ける主要な要因の1つである「配色」と「レイアウト」に着目し,近年さまざまに研究が進められている印象語からWebページデザインを決定する新たなシステムの提案・構築をおこなう.印象語は人が受ける印象やイメージを言葉にしたもので,色彩に対する印象表現に最適であり,印象語から色彩を扱うことができれば,配色デザインの作業が軽減できる利点がある.そこで本システムでは,さまざまな研究においてその有効性が示されている日本カラーデザイン研究所が構築したカラーイメージスケールを基にした配色をもちいた.また,レイアウトでは現在Webページにおいて使用される代表的な5種類のレイアウトをもちいた.これらの配色とレイアウトを取り入れ,印象を明確に伝えるWebページ作成システムを提案した.以上の提案をプロトタイプシステムに実装し,これをもちいた評価実験の方法を述べる.
著者
三苫 寛人 内田 誠一 迫江 博昭
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. TL, 思考と言語 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.657, pp.13-18, 2004-02-13
被引用文献数
1

DPマッチングなど,いわゆる弾性マッチングに基づくオンライン文字認識においては,合わせ過ぎによる誤認識が発生する.例えば入力パターンが「1」であっても,マッチングによって水平部が非線形伸縮された結果,「7」に誤認識される場合がある.本報告では,こうした誤認識の低減手法を提案する.合わせ過ぎの発生原因には,弾性マッチングが本来そのカテゴリでは起こりえないような変形も吸収の対象としていることが挙げられる.そこで本手法では,あらかじめ各カテゴリに生じ易い変形(固有変形)を統計的手法により求めておき,認識の際のマッチングの結果が,その固有変形からどれぐらい逸脱しているかを評価する.その逸脱量が大きければ,そのマッチングにより合わせ過ぎが起きていると判断できる。オンライン数字データを用いた認識実験により,本手法の有効性を確認した.
著者
金子 拓也 石崎 俊
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. TL, 思考と言語 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.100, no.187, pp.17-24, 2000-07-07
被引用文献数
1

(社)日本電子工業振興協会対話理解技術専門委員会は、広い意味での対話処理の研究開発に資するため、対話データの収集と構造化を実施し、その成果であるタグ付き対話コーパスを公開するとともに、その収集および構造化の方法に関する提言を発信することを目的として活動している。今年度は昨年度までに作成したマルチモーダル対話コーパスの配布を進めるとともに、このデータに対するタグ付け作業をほぼ完了し、2000年6月にタグ付きコーパスを部分公開する予定である。本報告ではマルチモーダルデータ構造化の諸相という観点から、人間の言語行動における複数モダリティー(統語構造・共参照、対話構造、韻律、表情)の構造化技法と構造化データの性質について報告する。
著者
徳久 良子 徳久 雅人 乾 健太郎 岡田 直之
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. TL, 思考と言語 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.99, no.237, pp.13-20, 1999-07-26
被引用文献数
7

対話中に変化する相手 (ユーザ) の情緒を推定し, システムの応答プランニングに利用する技術の研究開発は, ヒューマンフレンドリな対話システムを構築するための有効なアプローチの一つと考えられる. このようなアプローチについてはすでに萌芽的な研究がいくつか見られるものの, ユーザの情緒の推定に必要な機構や情緒推定と応答プランニングの相互作用についてはまだほとんど明らかになっていない. そこで我々は, これらの問題を解明する手段の一つとして, 情緒タグつき対話コーパスの構築を検討している. 本稿では, 情緒タグつき対話コーパスを構築することの現実性について, 我々がこれまでに行った予備調査の結果を報告し, その中で明らかになった問題点について議論する.
著者
目良 和也
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. TL, 思考と言語 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.99, no.76, pp.9-16, 1999-05-21
被引用文献数
3

以前, 我々は相手の発話内容から情緒を生起するための計算式を提案した. しかし従来の手法は, 事象が自分にとって快であるか不快であるかのみを判定していた. 本研究では, Elliottが提唱している感情誘発条件理論に従来の情緒生起手法を適用することで, 状況に応じた多様な情緒を生起させる. 感情誘発条件理論では, 扱う事象が望ましいか望ましくないかというのが条件判断の基本となる。この事象が望ましいか否かという判断に, 従来の情緒生起手法の快/不快を適用する. さらに, 他者の好感度, 事象に付随する様相情報なども用いて, 条件判定を行なう. 実験を行なった結果, 318文で述べ156個の情緒が生起した.
著者
唐澤 信司
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. TL, 思考と言語
巻号頁・発行日
vol.98, no.179, pp.33-40, 1998-07-17
被引用文献数
4

解読器は行動を記憶でき、その行動を駆動することもできる。データとマッチングした解読器がレジスタを駆動して、解読器を稼働させる。言語の処理では概念の表象として解読器を用い、文章から単語、単語から形態素などと解読器の解読作業を階層的分担構造で形成させる。会話翻訳装置は発話者の意図する階層的分担構造の解読器群に近い解読器のモジュールを聞き手側で想起できるように音声を別の言語の音声に変換する。
著者
黄瀬 浩一 大町 真一郎 内田 誠一 岩村 雅一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. TL, 思考と言語 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.104, no.740, pp.85-90, 2005-03-11
被引用文献数
2

デジタルカメラの小型化, 高解像度化, 一般化に伴い, これを入力手段として用いた文字認識・文書画像解析への期待が高まりつつある.本稿では, デジタルカメラを用いた文字認識・文書画像解析について現在の代表的な技術を俯瞰するとともに, バーコードなどの関連技術との比較によって, 文字認識, 文書画像解析の立場や将来への課題を浮き彫りにする.また, 将来に向けた試みの一つとして, 著者らが「バーコードリーダ並みに手軽で高精度な文字認識」を目指して行っている研究「複比を用いた文字への情報埋め込み」の一端についても紹介する.
著者
劉 成林 丸川 勝美
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. TL, 思考と言語 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.657, pp.7-12, 2004-02-13

我々はこれまで、切り出しと文字識別の統合型認識をベースに、単体文字識別と非文字の学習等の研究を進め、手書き数字列認識の精度を向上させてきた。本報告は、数字列認識で更なる精度向上を実現するため、文字列レベルでの識別器(パラメータ)の学習方法を実験的に評価検討したものである。学習処理では、文字列画像を動的に切出して文字識別を行い、パターンネットワーク上でパス探索を行うことで、パターン列候補を生成する。次にMCE(Minimum Classification Error)基準に基づき、切出したパターン列候補から文字列レベルで識別器を学習する。文字列レベルの識別器の学習効果を測定するため、幾つかの識別器に対して、NIST Special Database 19を用いて実験を行った。その結果、文字列レベルの学習により数字列の切出しミス低減を確認した。また、単体文字レベルで学習された識別器と文字列レベルで学習された識別器の適切な組合せにより数字列認識精度をさらに精度向上することができた。
著者
米田 祐司 永瀬 宏 千石 靖 堀 有行 黒田 尚宏 川上 雄貴 小清水 佑樹
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. TL, 思考と言語 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.433, pp.59-64, 2008-01-18

患者が受付をしてからお金を支払うまでの一連のステップをUMLを用いて記述し,医療機関内での患者の動きに合わせてアクセス権の変更を動的に行うシステムを提案する.電子カルテの処理ステートをチェックし,その状態と一般的な処理手順の順序情報を元に電子カルテの閲覧や書き込みのアクセス権の設定変更を行うことにより,その患者に関係しない医療従事者に対して,適切に個人情報を保護することができる.
著者
山野邉 教雄 亀田 弘之
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. TL, 思考と言語 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.387, pp.55-59, 2007-12-07

近年のロボット技術の発展によって,人間と機械とがコミュニケーションを取ることが可能となりつつある.そこで人間と機械とが円滑なコミュニケーションを取るためには,人間の言葉の意味を理解することが大事であると考える.本研究では対話システムを試作し,その問題点を検討・考察することで対話の制度を向上させることを目的とする.
著者
難波 創 亀田 弘之
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. TL, 思考と言語 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.387, pp.61-65, 2007-12-07

ロボットが人間と共生するためには,ロボットが人間のような心を持つ必要がある.しかし心の構造は解明されておらず,人間と同等の心をプログラムにより再現することは不可能である.心は知情意からなるとされており,知を情報のデータベース,情をパラメータと捉えるならば,意(意識)の実現こそが心の実現といえる.本研究では「意識とは注意の連続である」と定義し,人工無脳を使い,人工無脳が自己の発言に対して発言する機能と,対話機能の高度化により,人間に人工無脳の人工意識を見せかけ,今後の人工知能研究に生かすことができるか検討する.
著者
西本 一志 角 康之 間瀬 健二
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. TL, 思考と言語
巻号頁・発行日
vol.96, no.361, pp.1-12, 1996-11-15
被引用文献数
5

本稿では, 現在構築中の対話支援環境AIDEの特長の一つである対話活性化エージェントについて説明する. AIDEは特に日常的対話の創造的側面の支援を目指しているが, 日常対話は制約を嫌うため, 既存の多くの発想/議論支援システムの支援手法は馴染まない. そこで我々は, 通常の参加者として対話に参加し, 発言を通して対話を活性化する対話活性化エージェントを提案する. このエージェントは対話中の各発話を統計処理して新たな話題の展開が可能な方向を見出し, 話題膠着時にその方向にある情報を新たな話題の種として提供して対話の新展開を促す. 試用実験の結果, エージェントの提供する情報が新たな話題を導入する可能性があることがわかった.