著者
滝沢 文教
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.77, no.9, pp.613-614, 1971-09-15
著者
橋本 学
出版者
日本地質学会
雑誌
地質学論集 (ISSN:03858545)
巻号頁・発行日
no.51, pp.37-50, 1998-03-24
被引用文献数
1

兵庫県南部地震前後の測地データを解析し, 地殻変動を明らかにした。広域の変動としては, 震源の東西のGPS連続観測局が震源方向に, 南北のGPS観測局が震源と反対方向に移動したことが特徴的である。しかし, 震源域周辺のより稠密な測量の結果, 野島断層近傍の三角点の約1m南西への移動, 神戸側の各三角点の六甲断層系を境にした右横ずれ変位, 神戸市垂水区で須磨断層を境に西側に約19cmの隆起と東側に約7cmの沈降, 淡路島東岸で約20cmの隆起等が明らかになり, 複雑な断層運動が示唆される。これらの結果に基づき断層モデルを推定した結果, 野島断層, 明石海峡付近及び六甲山直下に1〜2.5mの右横ずれが卓越したすべりが推定された。"震災の帯"直下に断層を仮定したモデルは測地データを満足に説明できず, 測地データは"震災の帯"直下の断層運動を支持しない。
著者
長橋 良隆 里口 保文 吉川 周作
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.106, no.1, pp.51-69, 2000-01-15
被引用文献数
24 59

本州中央部の3層の鮮新-更新世火砕流堆積物と広域火山灰層の対比と噴出年代の推定は, それらの層位的関係, 層相, 古地磁気方位, 鉱物組成や火山ガラスおよび斜方輝石の屈折率・化学組成, 層序学的年代資料に基づいて行われた.穂高-Kd 39テフラは約1.76 Maに噴出し, 火砕流噴出に伴うco-ignimbrite ashを形成した.恵比須峠-福田テフラは約1.75 Maに噴出し, stage 1の水蒸気プリニー式噴火による降下火山灰の形成, stage 2(前期)の降下軽石・火砕流の噴出と降下火山灰の形成, stage 2(後期)の火砕流噴出に伴うco-ignimbrite ashの形成, stage 3の噴火活動終了後に再堆積した火山砕屑性堆積物に分けられる.大峰-SK 110テフラは約1.65 Maに噴出し, stage 1の火砕流噴出, stage 2の噴火活動の休止期, stage 3の火砕流噴出とその火砕流が新潟堆積盆に直接流入した火山砕屑性堆積物および火砕流噴出に伴うco-ignimbrite ashの形成に分けられる.
著者
小倉
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.19, no.226, 1912-07-20
著者
千木良 雅弘 田中 和弘
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.103, no.8, pp.781-793, 1997-08-15
参考文献数
25
被引用文献数
10 52
著者
小森 長生
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.103, no.3, 1997-03-15
著者
斎藤 眞 塚本 斉
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.99, no.2, pp.117-133, 1993-02-15
参考文献数
61
被引用文献数
2 4
著者
關 武夫
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.44, no.530, pp.1000-1008, 1937-11
著者
酒井 哲弥 斎藤 文紀 増田 富士雄
出版者
日本地質学会
雑誌
地質学論集 (ISSN:03858545)
巻号頁・発行日
vol.45, pp.1-14, 1995-08-10
参考文献数
23
被引用文献数
5

1980年代後半にエクソングループの手によってシーケンス層序学が確立された。ここではその概念について説明する。その中でも特に, シーケンス層序学で最も基本となるユニットであるシーケンスとそれを構成するユニットの特徴を説明し, ユースタシーが地層形成にどう影響するかについて議論する。
著者
鈴木 好一
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.42, no.497, 1935-02