著者
五十嵐 一
出版者
筑波大学
雑誌
言語文化論集 (ISSN:03867765)
巻号頁・発行日
no.28, pp.p162-147, 1989
著者
五十嵐 一
出版者
筑波大学
雑誌
言語文化論集 (ISSN:03867765)
巻号頁・発行日
no.29, pp.p154-141, 1989
著者
浅井 真理子
出版者
筑波大学
巻号頁・発行日
2009

identifier:http://hdl.handle.net/2241/106086
著者
青山 弘
出版者
筑波大学
雑誌
一般研究(C)
巻号頁・発行日
1986

窒素上にエチル基,プロピル基またはイソブチル基を有するピペラジンテトラオンをアセトニトリル中で高圧水銀灯を用いて光照射するとγ水素引き抜きを経由して分子内酸化還元生成物および環化生成物が得られた。この結果より、この複素環化合物のカルボニル基はケトンやイミドのカルボニル基と同様の光反応性を示す事が明らかになった。また上記の環化反応は炭素と酸素の間の結合生成をともなう環化反応であり、これまでに例のない新しい型の環化反応である。窒素上に二個のアルキル基を持つイミダゾリジントリオンを種々のオレフィン存在下、ベンゼン中で光照射したところ、いずれの場合もオレフィンとの2+2付加物(オキセタン)が主生成物として得られた。イミダゾリジントリオンはスチルベンに対しても光付加してオキセタンを与えるが、この反応においては吸光係数から考えてイミダゾリジントリオンではなくスチルベンが光を吸収していると考えられる。このように、オレフィンの励起によるオキセタン生成はきわめて例が少なく、興味深い結果である。
著者
圦本 尚義
出版者
筑波大学
巻号頁・発行日
1985

identifier:http://hdl.handle.net/2241/4807
著者
風間 計博
出版者
筑波大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2005

日本のカツオ一本釣り漁船に出稼ぎに来ているキリバス人乗組員は、言葉さえ通じ難い異文化環境下において、時間感覚や所有観念の差異に根ざした人間関係の悪化、飲酒に起因する問題行動により、頻繁に解雇されてきた。雇用されるにあたり、キリバス人にとって、船上の労働における技能や専門知識の習得以前に、文化的・認識論的な差異が大きな問題である。そしてこの差異は、ホスト社会の人々と太平洋島嶼部から来た出稼ぎ者との間に、容易には越え難い深い溝として存在している。
著者
清登 典子 深沢 了子
出版者
筑波大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2018-04-01

昨年度決定した各メンバーの担当事項に基づき、各自が『夜半亭蕪村句集』のデータベース構築のための調査検討を進めた。その結果、昨年度達成すべき目標としていた『夜半亭蕪村句集』春部全468句についてはデータとする①から⑨までの九項目の調査をほぼ終えることができた。ただし、⑦蕪村関係俳書への入集状況調査のうちの同時代俳書の調査検討、⑧作句年次の推定、⑨入集俳書における句形変化、という三点については、調査検討が不十分な点があるために、さらに今後も調査検討を続けていき新しい調査結果が入り次第データに補足していくこととなった。今年度の目標としていた夏部全465句についてもメンバー全員で調査検討を進め、データとする九項目のすべてについて一応の調査を行うことができた。しかし、春部の発句の場合と同様に⑦同時代俳書における入集状況、⑧作句年次推定、⑨入集俳書ごとの句形変化、の三点については不十分な点があるため、今後も調査検討を継続していくこととなった。研究代表者(清登典子)、研究分担者(深澤了子)、研究協力者(金田房子・牧藍子・真島望)の5名全員による研究会を開催し、データ構築の進捗状況や問題点について話し合いを重ねた結果、データ九項目の配列として、③『夜半亭蕪村句集』の四季別入集順番号を冒頭に持ってきたほうがよいという結論に至り、データの配列の変更を行った。研究代表者が、『夜半亭蕪村句集』の出現によって、『蕪村自筆句帳』の欠落箇所の発句配列を推定することができるのではないかとの考えに立って検討した結果を研究論文として発表したほか、研究分担者、研究協力者も蕪村俳諧および蕪村につながる俳諧文学にかかわる研究の成果を発表することができた。
著者
戸田 あきら
出版者
筑波大学
巻号頁・発行日
2008

identifier:http://hdl.handle.net/2241/103661
著者
立石 拓也
出版者
筑波大学
巻号頁・発行日
2002

identifier:http://hdl.handle.net/2241/6689
著者
小川 園子 Ogawa Sonoko
出版者
筑波大学
雑誌
筑波フォーラム (ISSN:03851850)
巻号頁・発行日
no.71, pp.121-125, 2005-11

自分では意識していないが、私の話は前置きなしに始まることが多いらしい。が、ここでは、本論のテーマにも直接関係する私の研究者としての略歴を中心に少々長い前置きを述べる。私の経歴は、①人間学類1期生として筑波大学に入学、 ...
著者
富田 隆
出版者
筑波大学
雑誌
奨励研究
巻号頁・発行日
2008

【目的】非定型抗精神病薬や抗てんかん薬を服用すると、肥満や糖尿病などの副作用を発症することが知られている。これらの副作用は、コンプライアンスの不良を招くなど、治療上の大きな問題になっている。特に、肥満は深刻な副作用であるにもかかわらず、その発症メカニズムは不明な点が多く、予防法も確立されていない。そこで、肥満病態との関連が示唆されているアディポネクチンに着目し、以下検討した。【方法】マウス3T3-L1細胞を刺激して分化させた8日目の脂肪細胞を対象とした。まず、脂肪細胞に非定型抗精神病薬であるオランザピンとアリピプラゾール、抗てんかん薬であるバルプロ酸を作用(12時間、24時間)させ、アディポネクチンの発現に及ぼす効果を検討した。その効果は、ウエスタンブロット法あるいはReal Time-PCR法で評価した。次に、脂肪細胞にタウリンを作用させ、アディポネクチンの発現が促進するか否かを検討した。その効果は、ウエスタンブロット法で評価した。【結果】オランザピンとアリピプラゾールは、アディポネクチンの発現に影響しないことを明らかにした。また、すでに報告されているように、バルプロ酸でアディポネクチンの発現が抑制されることを確認した。新たに、タウリンでアディポネクチンの分泌が一過性に促進されることを見出した。【考察】非定型抗精神病薬や抗てんかん薬を服用すると、血清中のアディポネクチン濃度が低下する可能性がある。本研究の結果から、脂肪細胞におけるアディポネクチンの発現抑制はこれらの薬物の短期作用ではなく、長期作用により引き起こされると考えている。現在、長期作用の影響を検討している。一方、タウリンでアディポネクチンの分泌が促進されたことから、非定型抗精神病薬や抗てんかん薬を服用している患者にタウリンを投与することで肥満などの副作用が予防できる可能性が示唆された。
著者
渋谷 和子 岩間 厚志
出版者
筑波大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2002

最近の研究により関節リウマチにおいて、Th1細胞とTh2細胞の不均衡が病態に密接に関与していることが明らかになってきた。Th1細胞とTh2細胞はともに同一のCD4陽性ナイーブT細胞から分化するため、Th1/Th2分化メカニズムの解明とその人為的制御法の検討は、関節リウマチの新しい治療法開発への基礎となる。CD4陽性ナイーブT細胞からTh1もしくはTh2細胞への分化の開始には、CD4陽性ナイーブT細胞が抗原提示細胞から抗原刺激を受けることが必須である。私達は、この時ナイーブT細胞と抗原提示細胞が接着することに着目し、ナイーブT細胞上に発現する接着分子からのシグナルとTh1/Th2分化との関係について検討した。その結果、私達はナイーブT細胞上に発現する接着分子LFA-1からの刺激によってTh1細胞が分化誘導されることを見いだした。これは、IL-12非依存性の新しいTh1分化誘導経路であった。以前に、私達はCD226分子がT細胞上のLFA-1と複合体を形成すること、LFA-1からの刺激でCD226の細胞内チロシンがリン酸化することを報告した。そこで、今回私達は野生型および細胞内チロシンをフェニルアラニンに置換した変異型CD226をレンチウイルスベクターにてナイーブT細胞に遺伝子導入し、LFA-1によるTh1分化誘導を検討した。その結果、変異型CD226を導入したナイーブT細胞では、LFA-1シグナルによるTh1分化誘導が著しく抑制された。このことより、LFA-1によるIL-12非依存性の新しいTh1分化誘導シグナル経路にCD226が重要な役割を担っていることが明らかになった。これらの結果をふまえて今後は、LFA-1/CD226複合体シグナルと生体内Th1/Th2バランス、関節リウマチ病態の関係を、疾患モデルマウスを用いて個体レベルで検討していく方針である。
著者
佐藤 暢
出版者
筑波大学
巻号頁・発行日
1998

identifier:http://hdl.handle.net/2241/5386
著者
興野 純 一柳 光平
出版者
筑波大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2017-04-01

太陽系の初期段階では,小天体同士の衝突集積現象が多く生じていたことが知られており,惑星進化を理解するには衝突による高温高圧下における諸性質が重要となる.本課題では,衝撃圧縮下での構造変化過程をその場観察し,衝撃高温高圧下での物質の変化を結晶構造レベルで解明していくことを目指している.本課題では高強度レーザーによって発生させた衝撃圧縮下での構造変化ダイナミクスを観察する実験を進めているが,該当年度は共同研究者と協力して高エネルギー加速器研究機構の放射光施設PF-ARの衝撃波発生用レーザーの改善を大きく進めた.レーザーの空間プロファイルは発生する衝撃波の空間プロファイルに直接影響するため本実験を行なう上で大変重要となる.該当年度以前はレーザープロファイルが良くなく,衝撃波が分布をもってしまっていた.そのため,構造変化を平均して観察してしまう本手法では,単一現象として解析することが困難であり,衝撃下でのダイナミクスを時間軸に沿って理解することが出来なかった.しかし,上述のレーザーの空間プロファイル改善により,衝撃圧縮から解放まで連続的に現象を追いかけて観察することが出来るようになった.本レーザーを用いて衝撃下時間分解X線回折測定をアルミニウム,ジルコニアセラミックス試料に対して行なった.アルミニウム試料に対する実験からは,結晶格子面の圧縮率の変化,二次元X線回折像の同心円方向への回折強度分布の変化から見積もられる結晶方向の観察を行ない,衝撃下での多結晶体の応答例のデータを得た.ジルコニア試料に対する実験からは破壊過程におけるX線回折測定結果を得ることができ,これまで直接観察されることなく議論されてきた正方晶安定化ジルコニアの変態強化機構を初めて直接観察することに成功した.これらのデータを一つ一つの得ることで,衝撃下での構造ダイナミクスの理解を深められつつある.
著者
田島 直樹
出版者
筑波大学
巻号頁・発行日
2012

identifier:http://hdl.handle.net/2241/117919
著者
吉田 正人
出版者
筑波大学
巻号頁・発行日
2012

identifier:http://hdl.handle.net/2241/120572
著者
田宮 菜奈子 森山 葉子 山岡 祐衣 本澤 巳代子 高橋 秀人 阿部 智一 泉田 信行 Moody Sandra Y. 宮田 澄子 鈴木 敦子 Mayers Thomas Sandoval Felipe 伊藤 智子 関根 龍一 Medeiros Kate de 金 雪瑩 柏木 聖代 大河内 二郎 川村 顕 植嶋 大晃 野口 晴子 永田 功 内田 雅俊 Gallagher Joshua 小竹 理奈 谷口 雄大
出版者
筑波大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2014-07-18

誰もが満足できる人生の幕引きができるシステム作りのための、介護医療における実証研究およびそれに基づく提言を目的とした。まず、内外のガイドライン等レビューを行い、次に、我が国における医療・介護における実態・分析として、①看取り医療の実態と予後の検証(医療の視点)を救急病院での実態やレセプト分析により、②老人保健施設における看取りの実態(介護の視点)を、介護老人保健施設における調査から実施した。実態把握から根拠を蓄積し、本人の納得のいく決定を家族を含めて支援し、その後は、適切な医療は追求しつつも生活の質を一義としたケアのあり方を議論し、工夫実行していくことが重要であると考える。