著者
鈴木 崇文 高橋 正樹
出版者
自動制御連合講演会
雑誌
自動制御連合講演会講演論文集 第52回自動制御連合講演会
巻号頁・発行日
pp.203, 2009 (Released:2010-01-22)

本研究では,幅・奥行きの異なる自律全方位移動ロボットのサイズを考慮し,並進運動と回転運動を同時に制御可能なファジィポテンシャル法に基づく障害物回避アルゴリズムを提案する.ロボット形状を考慮し,環境に応じて回転速度を決定することにより,効率的な移動および回避が可能となる.横幅のある自律全方位移動ロボットを対象としたシミュレーションによりその有効性を検証する.
著者
塚本 潤 岩井 大輔 加嶋 健司
出版者
自動制御連合講演会
雑誌
自動制御連合講演会講演論文集 第57回自動制御連合講演会
巻号頁・発行日
pp.2093-2094, 2014 (Released:2016-03-02)

本発表では,複数台のプロジェクタとカメラからなる投影システムにおいて,動的な環境でも協調的に機能するアルゴリズムを構築し,実験によりその有効性を検証する.
著者
川端 悠一郎 古賀 雅伸 津村 祐司 矢野 健太郎
出版者
自動制御連合講演会
雑誌
自動制御連合講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.57, pp.2101-2107, 2014

本研究では, 数学的表現に近い形でプログラムを記述できる数値計算言語MaTXをAndroid搭載のスマートデバイスで利用可能な数値計算ツールを開発した.このツールを利用することで,座る場所がない様なPCを用いた作業が困難な現場での制御系設計などの計算結果の確認や調整が可能である.さらに,スマートデバイスのタッチ機能等を利用したUIの開発やAndroid Wear搭載のウェアラブルデバイスとの連携を図ることで利便性を向上させた.
著者
石野 裕二 水野 毅
出版者
自動制御連合講演会
雑誌
自動制御連合講演会講演論文集 第54回自動制御連合講演会
巻号頁・発行日
pp.323, 2011 (Released:2012-03-09)

磁気浮上制御系の一つに,ゼロパワー磁気浮上系がある.一方,最近では太陽光発電は安価で数十~百数十Wh/m2と効率がよいものが市販され,さらに小型で大容量のコンデンサが容易に手に入るようになった.これらの技術とゼロパワー磁気浮上系を用いると,一般商用電源からの電力供給なしに,重力環境下でも十分磁気浮上が可能である.そこで太陽電池を電源としたゼロパワー磁気浮上装置の開発を行う.
著者
辻澤 隆彦 日野 裕也
出版者
自動制御連合講演会
雑誌
自動制御連合講演会講演論文集 第47回自動制御連合講演会
巻号頁・発行日
pp.83, 2004 (Released:2005-01-11)

本論文は、定在波を用いて測定距離を算出するレーダについて、データを微分処理することによる簡便な計測手法を提案するものである。微分処理により定在波データの位相は変化するが、定在波の節間の距離は定常状態において一定となることを利用することで、定常状態における節間距離を計測することが本手法の特徴である。
著者
小山 司 水野 直樹
出版者
自動制御連合講演会
雑誌
自動制御連合講演会講演論文集 第54回自動制御連合講演会
巻号頁・発行日
pp.74, 2011 (Released:2012-03-09)

豊橋技術科学大学と名古屋工業大学は、東海地区交流ロボットコンテストをを開催した。これは、地域的な規模の大学同士の交流であり、経済的な面も配慮しながらお互いの技術の向上・補完および競争を目的として立ち上げられたものである。ここには、第1回ロボットコンテストの概要と今後の展望が与えられている。
著者
大倉 典子 後藤 さやか 肥後 亜沙美 青砥 哲朗
出版者
自動制御連合講演会
雑誌
自動制御連合講演会講演論文集 第52回自動制御連合講演会
巻号頁・発行日
pp.126, 2009 (Released:2010-01-22)

「かわいい」という感じ方に差のある人工物の画像をバーチャル環境で被験者に提示して、それをかわいいと感じた場合とそうでない場合の被験者の生体信号を比較した。 その結果、かわいいと感じた場合とそうでない場合とで、心拍やMidα波に差のあることがわかった。
著者
山田 皓大 李鹿 輝 中野 政身
出版者
自動制御連合講演会
雑誌
自動制御連合講演会講演論文集 第51回自動制御連合講演会
巻号頁・発行日
pp.63, 2008 (Released:2009-04-14)

アメンボ類は特性長さが1cm、特性体重が10 dyne の昆虫で、池や川、外洋の水面に生息している。アメンボの体重は、自由表面が湾曲して生じた表面張力によって支えられており、水をはじく左右の中足を漕ぐように動かして進む。これまでの研究からは、アメンボの流体力学的な推進力は、漕ぐ脚が発する半球状の渦と表面張力波によって、下にある流体に運動量を輸送していることが明らかになった。本研究の目的はアメンボが素早く足を動かす瞬間にアメンボと流体との運動量の交換を定量化することである。デジタル粒子画像計測法(DPIV)技術を用いて水の流れを可視化した。アメンボの脚の素早い瞬間の動きが水の運動量に与える影響を定量化し、その結果アメンボの推進効率を算出する。
著者
任 之家 堀田 良和 鈴木 智 野波 健蔵 安田 憲太 平林 大輔 古屋 光啓
出版者
自動制御連合講演会
雑誌
自動制御連合講演会講演論文集 第50回自動制御連合講演会
巻号頁・発行日
pp.92, 2007 (Released:2008-12-11)

QTWは科学観測等での利用を目的として開発中の無人航空機で、プロペラ付翼のティルト角を変更することにより、ヘリコプタモードからエアプレンモードへと連続的に飛行することが可能である。ヘリコプタモードの姿勢ダイナミクスをシステム同定手法により分析し、LQIコントローラを設計した。また、任意のティルト角でのマニュアル飛行を可能にする装置(PFCS)と自律制御器を組み合わせ、オペレータ支援用自律制御システムを設計し、有効性を検討した。
著者
城戸 淳二
出版者
自動制御連合講演会
雑誌
自動制御連合講演会講演論文集 第51回自動制御連合講演会
巻号頁・発行日
pp.324, 2008 (Released:2009-04-14)

Organic light-emitting devices (OLEDs) are expected to be the next generation flat panel displays and have been commercialized for mobile phones and car audios. In addition, the performance of white-light-emitting OLEDs have been steadily improved and, today, they are considered to be the light source of the next generation. In this talk, the recent development of high performance OLEDs will be discussed.
著者
小池 雄史 横山 誠
出版者
自動制御連合講演会
雑誌
自動制御連合講演会講演論文集 第48回自動制御連合講演会
巻号頁・発行日
pp.144, 2005 (Released:2006-01-01)

4ローター小型ヘリコプターは4つのローターの回転数操作のみで姿勢制御が可能なため,現在主流の2ローター小型ヘリコプターよりも数学モデルの構築・制御器設計が容易だと考えられる.本論文では,制御対象の数学モデルを示し,剛体の姿勢運動が有する非線形性や風外乱などに対してロバストなスライディングモード制御理論を応用した制御器を提案する.