著者
塩山 実章 三井 良之 木原 幹洋 高橋 光雄 中尾 雄三
出版者
近畿大学
雑誌
近畿大学医学雑誌 (ISSN:03858367)
巻号頁・発行日
vol.26, no.2, pp.101-104, 2001-10-25

症例は38歳女性.23歳で出産後左眼瞼下垂が出現し, 重症筋無力症(MG)と診断された.以後経過良好であったが, 36歳時重篤な呼吸困難を呈し(クリーゼ), 人工呼吸管理の上ステロイドパルス, 血漿交換療法が行われた.翌年感冒の後, 再度クリーゼとなり, 胸腺摘出術施行(胸腺組織は過形成像を呈していた).38歳時右眼視神経炎, 約半年後左眼視神経炎を発症.多発性硬化症(MS)の合併と診断した.MGとMSの合併率は各疾患ごとの統計学的な推定値より高いことが知られている.この理由として共通の免疫異常の他に, MGに対する胸腺摘出術, その他の治療がMSの発症経過に何らかの関与の可能性があるとする指摘もある.本例はMGとMSの発症の原因や治療方針を考える意味で示唆に富む症例と考えられた.
著者
山本 正樹
出版者
近畿大学
雑誌
近畿大學法學 (ISSN:09164537)
巻号頁・発行日
vol.53, no.3, pp.1-25, 2006-03-30

[目次] はじめに, 一.現住建造物の意義 (1)現住建造物の範囲 (2)現住性の意義 (3)平成九年最高裁決定 (4)まとめ, 二.具体的危険犯の放火罪における「公共の危険」の意義 (1)判例・学説 (2)平成一五年最高裁決定 (3)まとめ本文データは, CiNiiから複写したものである。
著者
小森 健太郎
出版者
近畿大学
雑誌
文学・芸術・文化 : 近畿大学文芸学部論集 (ISSN:13445146)
巻号頁・発行日
vol.16, no.1, pp.141-154, 2005-02-25

本文データはCiNiiより複製したものである
著者
白川 泰旭
出版者
近畿大学
雑誌
近畿大学語学教育部紀要 (ISSN:13469134)
巻号頁・発行日
vol.7, no.2, pp.87-101, 2007

W.フォークナーは1930年7月、彼自身としては初めてのインディアンに纏わる物語「紅葉」を『サタデイ・イブニング・ポスト』誌に送付し、10月発行の同誌に掲載される。その後、章の構成に改訂が加えられて、フォークナーにとっての最初の短編集『これら13編』(1931)に、続いて十数年の年月を経てマルカム・カウリー編纂の『ポータブル・フォークナー』(1946)、そして最終的に『ウィリアム・フォークナー短編集』(1950)に収録されることになる。さらに、フォークナーはその数章を改訂し、短編集『大森林』(1955)の中の一つの物語「昔の人々」の序章として組み込んでいる。フォークナーの短編作品で、雑誌に掲載された後にあらためて短編集などに再録されたものはかなりの数にのぼる。しかし、「紅葉」が以上のように繰り返し収録された跡をたどると、この作品がフォークナーの数多くの短編作品の中でもきわめて重要な意味を持っていることが窺える。また、批評家J.ファーガソンがこの作品に含まれているさまざまな要素を挙げて、「フォークナーの最もすぐれた短編作品の一つ」と評しているのも十分首肯できる。「紅葉」は、チカソー族の酋長イセティッベハの死に伴い、部族のしきたりに則って彼とともに生きたまま埋葬されるはずの「側仕え」の黒人奴隷が、イセティッベハの死ぬ直前に逃げ出したために、部族の者たちが彼を追跡し、捕えるまでの6日間の様子を描いた物語で、展開されるストーリー自体は単純である。しかし、物語の焦点は追跡それ自体ではなく、その背後に横たわっているこのインディアン部族が抱えるさまざまな問題、言い換えればこの部族の過去および現在の「暗部」に当てられている。ドゥームからイセティッベハへ、そしてモケチュッベへと親子三代にわたって酋長の座が引き継がれていく間に、部族を取り巻く状況はますます悪くなっていくのであるが、その背景には、ドゥームが酋長の座を手に入れた経緯、ドゥームの死後、酋長の座を引き継いだイセティッベハの行動、さらにはその息子モケテュッベとの「赤い踵の上靴」をめぐる父子の相剋などが複雑に絡み合っている。しかし、こうした「暗部」の核心や部族の歴史に暗い影を投げかける隠された事実については曖昧さを残したままである。一方、そのようなインディアンの世界を呈示しながら、それと並行して、逃亡する黒人に焦点が当てられ、彼の生命力にあふれた姿も描き出される。彼は死と向かい合った自分を突き放して冷笑的に見ながら、ただ死から逃れようと走り続けるうちに、生きることに必死だった過去の自分を思い出し、自分の中に生きたいという気持ちが湧き起こってくるのに気づく。その描写は生き生きとして、インディアンたちの姿を描くときの語りとは明らかに異なる。このように、読者はこの物語の中に2つの世界を見ることになるのであるが、それぞれの世界が描かれた章は明確に区別され、章によって視点も変わるために、読者は異なった人物の「目」を通してそれらを見ることになる。逃亡奴隷の追捕という、軸となるストーリーそのものの単純さにもかかわらず、この作品が多くの批評家によって高く評価されているのは、この作品の整った章構成と語りの妙ゆえであろう。本論では、この語りの技法と構成を考察し、物語におけるその効果を分析することを目的とする。
著者
外島 健司
出版者
近畿大学
雑誌
生駒経済論叢 (ISSN:13488686)
巻号頁・発行日
vol.4, no.2, pp.299-310, 2006-12-20

近年,わが国の株式市場において,株式併合を実施する企業が増加しつつあり,同時にその理由も多様化しつつある。本稿では,まず株式併合の目的の整理を行い,株式併合が株式市場にどのような影響を与えるかを,減資を伴う企業とそうでない企業に分け検証を行った。その結果,株式併合は公表日・実施日及びその直後,減資を伴う,伴わないに関わらず,一時的とはいえ株価は下落し,売買高は株式併合実施後,しばらくして緩やかに増加していることが分かった。株式併合は再建企業が実施するものというイメージが投資家にまだ強いが,今後,減資を伴わない株式併合が増加すれば,このイメージは払拭されることと思われる。
著者
寺下 隆夫 河野 又四
出版者
近畿大学
雑誌
近畿大学農学部紀要 (ISSN:04538889)
巻号頁・発行日
vol.9, pp.37-44, 1976-03-15

[Author abstract]A simple method for separation and determination of synthetic water-soluble colors was investigated by means of agar column chromatography. (1) Qualitative examination: An agar powder was swollen with a Mcllvaine's buffer solution (pH 5.0), and poured into a chromatographic glass tube (400×7mm.) up to a height of about 250mm.. After the column was thoroughly washed with the Mcllvaine's buffer solution, a solution of 0.2 mg. of a color in water was applied to the top of hte column bed. The color was then developed with a Mcllvaine's buffer solution (pH 5.0), and the R-value of the color was determined which was expressed as the ratio of two distances, namely, the traveled distance of the color band and that of eluant surface. It proved possible to qualitatively analyze synthetic water-soluble colors by means of determining their R-values only if their protein and sodium chloride contents were not more than 0.1%. (2) Quantitative examination: A mixture of 12 colors, containing 0.2 or 0.5mg. of each color, was applied to the top of the column bed, and the colors were developed with McIlvaine's buffer solutions (pH 4.4 and pH 5.0). The column was cut to fractions including each color, when the fastest one reached the bottom of the column,,and the recovery percentages were determined by measuring the absorbances of the extracted colors from each fraction. As the results, the recovery percentages of not less than 90% were obtained for all colors except for Blue No. 2 and Red No. 106. (3) Assay of officially permitted synthetic food colors in the presence or absence of sucrose, citric acid and sodium chloride was studied, and these substances proved inert on the assay results.[著者抄録]寒天カラムクロマトグラフィーにより、水溶性タール色素の分離分析を試みた。1.定性試験は0.7×40cmのガラス管カラムへ、マクイルパインクエン酸緩衝液に膨潤させた寒天を充塡し、同緩衝液で洗浄後、カラム頂部に色素を吸着させ、同緩衝液で各色素を展開する。展開液が約10cm移動したときのR値を測定して定性を行なった結果、色素液中、タンパク質、食塩濃度が0.1%以内であれば、本法での定性が可能であった。2.定量試験は、カラムベッド70cmのカラムに、タール色素1種を試料として吸着させた後、定性試験の場合と同様に操作し、色素を抽出後、吸光度測定より、回収率を求めた結果、青色2号、赤色106号を除いては、90%以上の回収率を示した。3.共存物質の影響を見るために、各色素液にショ糖とクエン酸の混合溶液および5%食塩水を添加したもののクロマトグラフィーを行ない、吸光度より回収率の検討を行なったが、なんらの影響も認められなかった。
著者
堀口 良一
出版者
近畿大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2009

戦前期日本の安全運動の誕生・発展の過程で中心的役割を果たした蒲生俊文(1883~1966)に関する大量の資料-その多くが未出版、未公開の状態にある-についての綿密な調査を踏まえて、本研究では、蒲生の生涯が1914年から亡くなるまでの間、一貫して安全運動に捧げられていたことを、一次資料に基づく史料を駆使しながら示した。とくに、その成果として重要ものに、履歴書各種、著作目録(全461点)および伝記がある。
著者
河田 圭司
出版者
近畿大学
雑誌
近畿大学医学雑誌 (ISSN:03858367)
巻号頁・発行日
vol.28, no.1, pp.9-15, 2003-07-25

中枢性血圧調節にはアミノ酸系神経伝達物質の関与が重要であると考えられているが,高血圧発症への関与には不明な点が多い.本研究では脳卒中易発症性高血圧自然発症ラットと正常血圧ラットであるWistar-Kyotoラットの脳脊髄液中アミノ酸濃度の加齢による推移を比較することにより,高血圧症発症へのアミノ酸系神経伝達物質の関与について検討した.8週から22週まで隔週齢のラットの血圧測定と脳脊髄液の採取を行った.アミノ酸濃度の定量は電気化学検出器を用いた高速液体クロマトグラフィーで行い,アスパラギン酸,グルタミン酸,γ-アミノ酪酸,グリシン,アルギニン,タウリンの6種について分析した.測定した全週齢で脳卒中易発症性高血圧自然発症ラットがWistar-Kyotoラットより高値を示したアミノ酸は,グルタミン酸とアルギニンで,グルタミン酸濃度は若齢期においてとくに高値を示し,アルギニン濃度はほぼ一定であった.タウリン濃度は全週齢でWistar-Kyotoラットが脳卒中易発症性高血圧自然発症ラットより高値であった.γ-アミノ酪酸,グリシン,アスパラギン酸では有意な差を認めなかった.興奮性アミノ酸の週齢変化は遺伝性高血圧の発症過程における中枢性交感神経活動の亢進状態に関与し,抑制性アミノ酸であるγ-アミノ酪酸あるいはタウリンによる抑制効果は大きくないと考えられた.
著者
杉野 守 芦田 馨
出版者
近畿大学
雑誌
近畿大学農学部紀要 (ISSN:04538889)
巻号頁・発行日
vol.17, pp.1-11, 1984-03-15

大阪平野の東部に位置する河内地方では生駒山系に接する植く限られた地区の湿田にオオアカウキクサ,Azolla japonica,が残存し,夏季その周辺の水田に他の浮草類と共に繁殖するのが観察されている.そこで八尾市東部地区の水田において7月中旬Azollaの分布を調べたところ,本植物はウキクサ(Spirodela)やアオウキクサ(Lemna)と混生しておよそ20%の水田に分布していた.またこの地区の水田では,これら浮草の中でApirodelaがもっとも広面積に,次いでLemna,Azollaの順に水田表面を覆っていた.3種の浮草をそれぞれポット内の水耕液(市販ミネラップ液)で約1ケ月培養し,それらの葉状体の生長(増殖)速度を見るとLemna>Spirodela>Azollaの関係でそれぞれ3〜4倍の差があった.このような生長・増殖速度の差は葉状体の薄さの差を反映しているが,反面これらの浮草類が接触して増殖する競り合いにおいては,分厚い葉状体をもち密なマット状群落をつくるAzollaがもっとも優位で,次いでSpirodela>Lemnaの順と思われる.Azollaはロングアシュトンの無窒素培養液で他の窒素源を含む場合よりもその初期増殖速度は大であった.この培養実験での最大成長速度植から倍量増加時間を求めると5.3日となったが,この値はなお培養条件の改善で小となることが予想される.Azollaはミネラップ培養液のpH4〜7の範囲で盛んに増殖したが,その至適pHは6前後と思われ,また繁殖期の水田のpHは6.5前後であった.わが国の今日の農業にAzollaを直接的に利用することは現実的に期し難い,しかし,本植物の窒素固定能以外に水溶液からの富栄養物質(例えば,リン酸)吸収能,水面被覆能および周年生育性等に基いて,これを休耕田や輪作,転換作付体系の中の湛水田で"栽培"して,化学肥料や農薬多投を軽減し,水系の水質の浄化への利用も考えられる.
著者
中林 純 中島 賢太郎 川合 慶
出版者
近畿大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2014-04-01

2000年代前半に国土交通省が全国で発注した公共工事で大規模な入札談合が行われていた可能性についての存在を推定する方法について検討を行った。公共工事等の入札で予定価格を全員が超過した場合に行われる「再度入札」に着目し、談合によって業者が入札する予定の金額を事前に打ち合わせしていた可能性を示した。さらに再度入札に参加した業者の入札行動を分析したところ、期間中に談合を繰り返した可能性が高い業者が約1,000社、またそれらの業者が落札した工事は当該期間中だけで約8,000件、予算規模で約9,000億円にも及ぶことがわかった。
著者
占部 裕典
出版者
近畿大学
雑誌
近畿大學法學 (ISSN:09164537)
巻号頁・発行日
vol.50, no.2, pp.368-326, 2003-01-30
著者
河野 又四 吉田 靖彦 板谷 恭史 下坊 和也 吉川 賢太郎 寺下 隆夫 獅山 慈孝
出版者
近畿大学
雑誌
近畿大学農学部紀要 (ISSN:04538889)
巻号頁・発行日
vol.28, pp.11-19, 1995-03-15

Allyl isothiocyanate (AIT)および数種香辛料精油成分のAsp. oryzae No. 508, Sacch. cerevisiae IFO 0231およびBac. subtilis IFO 3009に対する抗菌性をろ紙円盤拡散法によって調べた結果,AITが最も優れた効果を示し,carvacrol (CAR), salicylaldehyde(SAL)がこれに次いで有効であった。また,これらの変異原性をS. typhimuriumを用いAmes testで調べたところ,TA98とTA100の両菌ともS-9 mixの添加によっても有意の変異原性を示さなかった。ショウジョウバエ,Drosophyla melanogasterのBINSC型とOregon-R型を用い精油成分の濃度による毒性(仮死または致死到着時間)を比較したところ,AITとSALの毒性が大であった。さらにハエの短毛についてspot testを行ったところ変異翅毛(炎毛)がOregon-R型において0.18ppmAITの処理10日後の供試虫10%に認められた。ミジンコ,Daphnia pulexに対する毒性を調べたところ,形態の変化は認められなかったが,環境悪化の時に出現する有殼卵(有性生殖で抵抗性が強い冬卵)の発現が0.04と0.06ppm AIT処理区の10日後のミジンコ5%に認められた。現在,AITによる発がん性は否定されているが,低濃度での血液,組織,器官などには影響があるので注意する必要がある。AITのガス接触による食品保存料が開発されているが,この場合の量は少なく濃度も低いので安全であると考えられるが,低濃度での多頻度使用の場合には,なお問題があるのではないかと考えられるので今後さらに検討する必要があろう。
著者
上田 健 本田 浩章
出版者
近畿大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2014-04-01

ポリコーム複合体PRC2 (Polycomb repressive complex 2)は、ヒストンH3の27番目のリジン残基 (H3K27)をメチル化して転写抑制に寄与するとされるタンパク質複合体である。私達は、以前に骨髄異形成症候群において、PRC2の構成因子のひとつであるEEDの遺伝子変異を同定した。本研究では、疾患関連EED Ile363Met変異を有するノックインマウスを用いて変異の機能を個体レベルで解析した。その結果、変異マウスでは、H3K27トリメチル化のピークから周辺への伝播障害を伴い、造血細胞の自律的増殖と造血器腫瘍発生率の増加を呈することが明らかとなった。
著者
嶽間沢 秀孝 児島 忠倫
出版者
近畿大学
雑誌
近畿大学工学部研究報告 (ISSN:0386491X)
巻号頁・発行日
vol.39, pp.179-184, 2005-12-20

It is important to clarify evaporation characteristic of liquid fuel such as gasoline and diesel fuel. This study was conducted on evaporation phenomena of a fuel droplet on a hot wall. Several kinds of liquid normal-paraffin such as n-pentane, n-hexane, n-heptane, n-octane, n-nonane and n-decane and constitutional isomers were used as the test. The influence molecular structure of fuel affect evaporation lifetime was investigated in detail.
著者
岡田 正道
出版者
近畿大学
雑誌
近畿大学医学雑誌 (ISSN:03858367)
巻号頁・発行日
vol.26, no.1, pp.43-50, 2001-04-25

骨の成長は骨端軟骨板の閉鎖により停止するが, そのメカニズムについては不明であったが, 最近この閉鎖に骨端軟骨細胞のアポトーシスが関与することが明らかにされた.本研究では骨端軟骨細胞のアポトーシスに対するエストロゲンとテストステロンの影響について検討した.在来種の白色家兎の成長軟骨板を組織培養し, これら性ホルモンを作用させ, 休止・増殖・肥大軟骨層におけるアポトーシス細胞の発現を組織化学的に検索した.その結果, 肥大・休止層ではエストロゲンおよびテストステロンによってアポトーシス細胞の発現率が増加された.同様にエストロゲンを家兎に腹腔内投与すると, 成長軟骨板におけるアポトーシス細胞の誘導が認められた.また抗ニトロタイロシン抗体を用いてパーオキシナイトライトの発現を免疫組織化学的に検索したところ, エストロゲン刺激で肥大・休止層にパーオキシナイトライトの染色性の増強を認めた.細胞培養系で骨端軟骨板由来の軟骨細胞にエストロゲンを添加し, 一酸化窒素の誘導を検討したところ細胞のアポトーシスと一酸化窒素の誘導を認めた.以上の事象より, 骨端軟骨板閉鎖のアポトーシス死にエストロゲンも関与し, 機序として骨端軟骨板のフリーラジカル産生を誘導し, 間接的にアポトーシスに関与していることが考えられる.