著者
安藤 正史
出版者
近畿大学
雑誌
クロマグロ等の魚類養殖産業支援型研究拠点 : 21世紀COEプログラム 2003~2004(平成15~16)年度 中間成果報告書
巻号頁・発行日
pp.171-174, 2005-03-01

[注記]クロマグロ等の魚類養殖産業支援型研究拠点(飼料・食品安全性・加工グループ)
著者
田結荘 哲治
出版者
近畿大学
雑誌
人権問題研究資料
巻号頁・発行日
vol.14, pp.1-15, 1998-03-31
著者
瀬尾 友樹
出版者
近畿大学
雑誌
博士学位論文/本文(平成30年度授与)
巻号頁・発行日
pp.1-115, 2019-03-19

学位の種類:農学 学位授与年月日:平成31年3月19日 主査:松本,光朗 教授 報告番号:甲第1426号 学内授与番号:農第239号 Seo, T., Yashima, Y. & Tanangonan, JB. 2018. DNA barcoding of the freshwater mussel, genus Inversiunio and Pronodularia japanensis (Bivalvia, Unionidae)and exploration for new diagnostic characters based on soft body morphology. Biogeography 20: 55–61. 掲載
著者
谷内 正往
出版者
近畿大学
雑誌
博士学位論文/内容の要旨および審査結果の要旨(平成28年度授与)
巻号頁・発行日
pp.1-5, 2017-05-01

学位の種類:商学 学位授与年月日:平成29年3月21日 主査:山田,雄久 教授 報告番号:乙第687号 学内授与番号:商第18号
著者
松田 一彦 尾添 嘉久 岡島 俊英 山下 敦子
出版者
近畿大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2009

イベルメクチン(IVM)やミルベマイシン(MLM)等のマクロライド系化合物による抑制性グルタミン酸受容体(GluCl)の活性化機構解明するため、化合物の結合部位の解明に有用な光反応性試薬を開発した。また、カイコGluClの結晶化に必須の大量発現方法を確立した。さらに捻転胃虫GluClに対するMLM-A_4の活性発現に重要なアミノ酸を同定し、本化合物の結合部位が2か所存在する可能性を見出した。
著者
神崎 真哉
出版者
近畿大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2013-04-01

本研究は、マンゴーの花成制御因子とされるMiFTの発現様式を解析し、環境要因や樹体要因がMiFTの発現と花芽形成に及ぼす影響を調査するとともに、MiFT以外の花成関連遺伝子を単離して解析することを目的として行った。その結果、MiFTの発現増加には15℃以下の低温に約130時間遭遇すれば十分であることが示された。また、葉齢によってMiFTの発現量が異なることも明らかとなった。一方、MiFT以外の花成関連遺伝子として、低温遭遇前後で発現量が変動する候補遺伝子をいくつか得ることができ、現在解析を進めている。
著者
藤井 芳郎 磯貝 典孝 黒住 望 上石 弘 久山 健
出版者
近畿大学
雑誌
近畿大学医学雑誌 (ISSN:03858367)
巻号頁・発行日
vol.11, no.3, pp.367-377, 1986-09-25

It is quite important to fully comprehend the peripheral blood circulation after transferring flaps and making anastomoses with microsurgical techniques in the field of plastic and reconstructive surgery. Many methods have been developed to assess the peripheral blood circulation. The Laser Doppler flowmeter, which was first utilized in the field of mechanical engineering, is beginning to play a major role in measuring the peripheral circulation in many fields of medicine. The detection of doppler spectral broadening as light is reflected against the moving blood cells in the capillaries. Single-beam and crossed dual-beam velocimetries have been used, and introduction of a microscope into the optics has facilitated the measurment of blood flow in microvessels. The laser beam may be brought into contact with the flaps and related areas by using fiberoptics. The method detects fluctuations in flow occurring in the capillaries within 1.5mm depth of the surface of the skin. In this study, we would like to present the usefulness of this important apparatus, showing the case of a cross-leg flap and the case of replanted fingers with the technique of microsurgery. The Laser Doppler flowmeter showed that delay of the flap was clearly effective through its increased level of peripheral blood flow, so that the cross-leg flap could be released safely. The waveform of the Laser Doppler flowmeter for replanted fingers were consistent with their visual conditions. The apparatus to be a reliable postoperative monitor for measuring flap transfer and replantation of amputated fingers easily, rapidly, noninvasively and continuously, including those without a visual surface. It has advantages over any other instruments in that it facilitates the observation of actual red cell movement at the dermal capillaries. Further development is, however, required for Laser Doppler flowmeter to provide more absolute volume per unit time.
著者
渋江 唯司 大政 光史
出版者
近畿大学
雑誌
近畿大学生物理工学部紀要 = Memoirs of the School of Biology-Oriented Science and Technology of Kinki University (ISSN:13427202)
巻号頁・発行日
vol.14, pp.77-84, 2004-09-30

むち打ち症は交通事故によって引き起こされる最も一般的な障害である。最近、アクティブ・ヘッドレスト・システムのようないくつかのアイディアが、むち打ち症の発生を減少させるために自動車に導入されてきた。むち打ち症の発生メカニズムを知ることは非常に重要である。首に生じる力は、むち打ち症の発生と深く関係のあるように見える。ここでは、非線形のFEM手法に基づいた、自動車の運転手の首に発生する力の大きさを定性的に推定するための、単純なFEMモデルを示す。このモデルは人体、座席および3点式シート・ベルトを表わし、それらの問の相互作用を垂直な2次元断面内で考慮している。発生する力に及ぼす座席の剛性や座席と車体の間の結合剛性の影響を、提案したモデルで推定する。
著者
中山 隆志 松尾 一彦
出版者
近畿大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2014-04-01

これまでに研究代表者は和漢薬ライブラリーを用いて細胞遊走阻害活性を指標としたケモカインアンタゴニストの探索を行ってきた。本研究において、麻黄エキスがケモカイン受容体CCR3、CCR4、およびCCR8特異的なアンタゴニスト活性を示し、そのアンタゴニスト活性が麻黄エキスの酢酸エチル非可溶性分画に存在することを明らかとした。また、このアンタゴニスト成分による阻害活性にリガンド特異性はなく、受容体を直接阻害することが示唆された。CCR3、CCR4、およびCCR8は、いずれもTh2細胞あるいは好酸球や好塩基球に選択的に発現することから、アレルギー性疾患において重要な役割を果たすと考えられる。
著者
石橋 明浩
出版者
近畿大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2015-04-01

本年度は、まず、超弦理論のような高次元理論のコンパクト化から導かれる様々な有質量ボソン場のブラックホール時空上のダイナミクスの理解、特に有質量ベクトル場やテンソル場が回転ブラックホールとの相互作用で引き起こす超放射不安定性の理解を目指し、その第一段階として、静的臨界ブラックホール上での有質量ベクトル場の波動方程式の簡略化を行った。本研究の大きな特徴は、(1)最大荷電(臨界)ブラックホールのホライズン近傍領域がスケール変換により拡大された対称性を持つこと、(2)スケール変換のパラメーターを摂動パラメーターと見なして、力学自由度を摂動展開すること、の2点に着目したことである。一般に、波動方程式を扱い易い常微分方程式系へと帰着するための課題は、(A)変数分離、(B)力学自由度の脱結合、である。本研究では、静的ブラックホールの場合を扱うことで、(A)については自明に遂行し、(B)の問題点は上述の(1)(2)の組み合わせにより解決できることを示した。最大荷電静的ブラックホールは、その厳密解として多体系を形成することができる。ブラックホール連星合体からの重力波を理解する動機のもと、ブラックホール連星のスナップショットとも見なせる最大荷電静的ブラックホール多体系における測地線の振舞いを調べた。また、量子重力の文脈で最近研究されている、量子的光的エネルギー条件(QNEC)の成立条件について、AdS-CFT対応を応用して議論した。特にQNECが破れるようなワームホール時空の例を構成して見せた。この研究結果の興味深い点として、ワームホール時空上でのエンタングルメントエントロピーを評価するさいに取る正則化として、紫外発散とともに赤外発散の正則化の仕方が、QNECの評価と関係することが分かった。
著者
岡田 幾太郎
出版者
近畿大学
雑誌
近畿大学九州工学部研究報告 (ISSN:13459430)
巻号頁・発行日
vol.28, pp.89-97, 2000-03-01

The polar triangle for a hyperbolic triangle is constructed, and a sort of duality between them just like one in the case of the spherical geometry is found. Also, it is found that some formulas which are foundamental in the hyperbolic trigonometry correspond one another in the duality.
著者
西村 栄治
出版者
近畿大学
雑誌
商経学叢 (ISSN:04502825)
巻号頁・発行日
vol.51, no.3, pp.377-394, 2005-03

わが国のスーパーマーケットが何時から出現したかということはいろいろ議論のあるところであるが,日本のスーパーマーケットの端緒は,丸和フードセンターである。丸和フードセンターは,主婦の店運動というボランタリー・チェーン運動を起こすのである。主婦の店運動は反生協対策としての中小小売商の対抗運動である。中小小売商運動は,生協問題を解決していくが,自ら生み出したスーパーマーケットに影響を受けるという自己矛盾に陥るのである。このような中小小売商運動のパラドックスが日本のスーパーマーケットを生み出したのである。
著者
安藤 正史
出版者
近畿大学
雑誌
奨励研究(A)
巻号頁・発行日
1995

【目的】コラーゲン分子の大部分は3重らせん構造をとっており,さらに分子間は架橋構造により結合・安定化されている。代表的な成熟架橋成分としてはピリジノリンの存在が報告されており,生体の加齢によりその量が増加するなど,分子あるいは組織の安定化にピリジノリンが大きく関与していると考えられている。しかしながら従来の研究は哺乳類が中心となっており,魚類コラーゲンのピリジノリンに関する研究例は少ない。そこで本研究では,魚類コラーゲン中のピリジノリン量を魚種間で定量・比較し,コラーゲンの安定性との相関性について考察した。【方法】佐藤らの方法に基づき,0.1N NaOHを用いてハマチ・マダイの活魚の筋肉および表皮より粗コラーゲン画分を抽出した。凍結乾燥後,約100mgのコラーゲンを6N塩酸で加水分解し,塩酸を蒸発乾固した。次にn-ブタノール:酢酸:水=4:1:1の混合液で平衡化したCF-11カラムに試料を添加・吸着させた後,蒸留水で溶出した。蒸発乾固した試料に0.02N塩酸を加えて溶解し,日立アミノ酸分析計(L-8500)を用いて蛍光検出器(ex. 295nm, em. 395nm)によりピリジノリンを検出・定量した。【結果】試料をCF-11カラムに吸着させることで効果的に他のアミノ酸を除去することができた。またニンヒドリン発色の場合と比較することにより,蛍光によって検出されたピークは生体構成アミノ酸ではないことが確認された。ピリジノリン含量はマダイにおいてハマチの2〜2.5倍となったが,表皮と筋肉とで比較した場合には、両魚種の間で顕著な違いは認められなかった。筋肉の死後変化において,マダイのコラーゲンはハマチよりも構造的に安定であるが,このことにピリジノリン量の違いが影響している可能性が考えられた。
著者
山根 承子 林 良平
出版者
近畿大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2015-04-01

本研究課題では、チーム全体の生産性を高めるにはどのようにすればよいかを、個人が他者から受ける影響(ピア効果)から明らかにすることを目的としていた。新しくスイミングチームに加わった人の属性によって、そのチームに元々いた選手の成長がどのように変化するのかを明らかにした。優れた選手が来た場合と、平均以下の選手が来た場合で、受けるピア効果が異なっていることがわかった。新しい選手がチームに加わることで、元々いた選手のパフォーマンスが向上していた。特に、新しく来た人が優れていると、この効果がより大きくなることがわかった。